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【ブラッドベリ1000日チャレンジ】#0022

■短編小説  マネー・エイジ/星新一 ジャッジ:○
全てのことを金貨に換算して暮らす生活の話。
最初は、子供のご褒美にお小遣いをあげてる話かと思いきや、全ての行動がお金に換算される世界。お金で何でも解決する世界なので、ある意味分かりやすいって考えもあるけど、何とも言えない世界。
さすがにこの世界に住みたくない。
全く人間味がないし、人として冷たすぎる。
これならロボットで十分。

■詩・俳句・短歌・歌詞 幸福論/中島みゆきジャッジ:△
少し難しい詩。
人の内面をえぐる詩。
プラスマイナス他人の悲しみをそっと喜んでないか・・・。
他人の笑顔が悔しい 笑顔になるなら 見えないところにいてよ
幸福論とは対極な詩とも読み取れる。

■論考 寛容について/森本哲郎ジャッジ:○
反対の理屈を持たぬ理屈は存在しない。
この一文で始まる。
ピュロンの言葉であるが、この言葉を取り上げたのは、何よりもデモクラシーの根底にこの精神ががなければならないと考えるからである。
そして、この言葉をつねに反対の意見にも耳を傾けるという寛容の精神として解釈したいと思うという著者の考えは本当にそうだな~って思う、
相手の意見もしっかり聞き、いろんな意見があることを認めることが民主主義であり、それが寛容につながる。
しかも、今の時代にはもっとも寛容が必要であることは、みんな気づいてると思う。

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