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自分を実験動物として捉えやる気について語ってみた話

先日、社員さんからこんなことを言われた。
社員「コール数40回でお客さんの接続数4回、合計通話時間3分って何?💢」

これは、僕がコールセンターで4時間労働していた時に言われた言葉。

僕「すいません、、、、」
社員「あのね、もうすぐ会社辞めるからといってこんな数字で、、。君の真面目さを買っていたのにこれは流石にないよ💢。普通、、。」
僕「(俺はお前に真面目さを売った覚えはねぇんだよ!)」

地雷化したフリーターの僕。
言い訳させて!100%僕が悪いけど言い訳させて。

「辞める!」といってからやる気というかなんで自分がここで働いているのか?マジでわからなくなるの。頑張る居場所というか目的、軸?がなくなる感じ。

入社した時のやる気と時間経過で、、

入社した当初は8時間労働で300コール回して、バリバリ1日で3アポイントお客様からいただくぞ!という気持ちでやっていた。

で、気づいたらやる気所か自分の頑張る軸がなくなっているんだよね。
そもそも、コールセンターを志望した理由が、長期で地盤を固めて働きたいと「コールセンターなんか面白そう!」という理由だったはず。

後は、将来起業するなら電話営業必須だなということと人と多く喋れる環境に身を置こうだったと思う。それが、最初の思い。

今はどうだろうか?
8時間労働でも100コール行くか行かないかのラインで停滞し切ったまま。

挙げ句の果てに地雷化した問題アルバイターだ。
マジで何やってんだと思う。

しかしながら、不思議なことに社員さんに注意や怒られても何も感じない所まで来ている。人間ってほんと面白い生き物だなと。

やる気を引き出す要素

なぜ、こんなにもやる気や気力、頑張る意志というものが急に喪失してしまったんだろう?本気で悩んだ。(また同じことを繰り返すんじゃないか?)
脳裏によぎる。

そうなると僕は自分の成長や人生の基準値が上がらないと焦った。(こういう部分はなんで焦るんだよ!)


僕はその原因や心理を本で調べるために図書館に行った。
そしたら面白いことが判明した。

実際、説明させてもらうために参考文献として紹介させてもらうが気になる方は買うか図書館で借りに行くことをオススメする。

ケリー・マクゴニガルさんの『スタンフォードの心理学講義 人生がうまくいくシンプルなルール』から抜粋して考察する。

人がモチベーションを生み出すには3つの要素がある。

  • 主体性(自分の考えを用いて行動できている)

  • 関係性(人との関係、目標・目的を持っている)

  • 成熟(自身の成長や人に貢献できている実感がある)

この3つの要素が併せ持ったときに人は仕事や人生に意義を感じるそうだ。

ここで、僕のコールセンターに振り返ってみる。
まず、主体性(自分の考えを用いて行動できている)。
トークスクリプトを変えてお客様にお話することは可能なのでここはクリアしている。ただ、それ以外は業務の効率化やチームビルディングなどの提案などはできない。よってトークのみに主体性が許されているという状況。

次に、関係性(人との関係、目標・目的を持っている)。
人間関係や目的・目標を持って取り組んでいるかということだがこれは僕が完全に悪い。まず、人間関係だが仲のいい人を作っていないのと職場に来ても自分から雑談などせずただ仕事をこなすようなサイクルである。そりゃ、孤独感を感じたり気分転換がしにくいためつまらなさが出るなと感じた。改めて女性のすぐに誰かとコミニュケーションをとって仲良くなる力には尊敬すら感じる。

そして、目標・目的だが僕の場合すでに何も思いつかない。昔はアポを3件とってやろうと考えていた。なぜそんなことを考えていたかというと、取れば時給に発生するからだ。しかし、現実はあまりアポを上げれない自分に気分が落ち込んでいった。後、実は取ってもそれが本当に人のためになっているのか分からなくて面白みがなかった。

今はバイトをバックれないように辛くても行くという目標だけが残った(これはこれで問題だ)。だからこそ、次の仕事には私生活やなんでもいいので仕事を頑張る理由に自分の夢や欲しいもの、今年の目標などをこじつけて一貫した方がいいなと感じた。目標も結果重視ではなく過程とポジティブな未来を重視する目標の方向で3ヶ月置きにでだ。

最後に、成熟(自身の成長や人に貢献できている実感がある)
自分の成長や他者に貢献している実感があるかということだが全くない。(もう終わりだよ!(自分が))コールセンターでいくと数字として可視化されているのはアポ数という結果だけが見える化されている。それ以外は何もわからない状況だ。僕の週間データを見れるのは社員さんだけで、言えば見してくれるがデータはくれない。直すポイント(過程)を知るのに相手の許可が必要。ただ自分を分析することと他者比較でうまくいっている人の両方のデータをくれないので主体的に分析が難しい。後、許可をとる肯定がめんどくさい。
また、お客様のアポをあげた時も本当にそれを喜んでもらっているかがわからない。

つまり、過程やその後が見える化していないということがわかった。これは大きな発見だった。これは、全てに言えることで見える化することこそが組織やモチベーション、人間関係までスムーズに行かせるものではないかと気づいた。

しかし、ここまでモチベーションを上げる3要素について語ったが一つだけ言っておきたいことがある。

環境も人間関係も仕事も含めて全ては自分の責任であること

今回、僕がやる気がどうとか言っているがそんなもの最初から入る前に決めておけ!ということだ。今にかえって思う。今回の件からいうと会社が悪いのではなくその場所での自分の在り方にこの1年失敗したのだ。ただ、そのおかげで見えてきたものもある。そう思うといい勉強になった。

ということで以上でシェアを終わる。また2024年3月31日でコールセンターの仕事を卒業するのでそちらの記事も見ててね。




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