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『夢の中』 シーズン2 第84話 ネタバレ(8)

第84話 ネタバレ(8)

オヤシロさまの祟りの真実。古手梨花の秘密。この世界に起きている不可思議な事件を解明するため、自分の持つすべての知力を尽くして立ち向かったのでした。
 
そう考えると、オヤシロさまの祟りは古手梨花が受けるべき呪いのはずだったのに、詩音が自分の中に取り込んだことによって、古手梨花の肉体と完全に一体化し、その結果、古手梨花の運命を大きく変えてしまうことになりました。
 
詩音は自分の目的のために、結果的に古手梨花の命を間接的に奪う結果になってしまったのです。

しかし、梨花は死ぬことをまったく恐がりませんでした。梨花は詩音のしたことをすべて知って受け入れたうえで、詩音を守るために、自らの命を投げ出すような行動をとることになるのです。古手家の人たちはみんな良い人たちばかりでしたよ。本当に、素敵な人ばかりだった……。(^_^;

鬼ヶ淵村の人々。彼らは詩音の良き相談相手であり理解者でした。
彼らのことは本当に好きでした。彼らもきっと詩音を好いてはくれたことでしょうけど、同時に恐怖も感じていたのかもしれませんね。
 
雛見沢に住まう者はオヤシロさまの怒りを畏れなければなりません。オヤシロさまの怒りが降りかかる雛見沢の住人もまた恐怖の対象でしかないのでした。オヤシロさまの怒りを畏れる気持ちは私もよくわかりますよ。オヤシロさまの怒りに振り回された人生でしたからねぇ。

オヤシロさまは実在する。でもそれは鬼ヶ淵村の人間たちの心の内にのみ存在する、信仰という名の概念にすぎません。オヤシロさまなど実在しない。鬼隠し編の登場人物は、全てこの世界で確かに生きている実在の人間でしかない。でも、その存在を信じてしまえばオヤシロさまは怒るかもしれない。

だから人々は心の中でしかオヤシロさまを信じることができず、オヤシロさまのいない場所でオヤシロさまの話をすることにも禁忌感を感じている。
そんな状況だからこそ、オヤシロさまの怒りを恐れて鬼隠しが起こる。

だから祟りだと騒ぎ立てず静かに暮らさなければいけないのですね。
でも、本当は違うんですよ。祟りなんてものは存在しないし、鬼隠しだって起こるはずのない事件でした。

鬼隠し編の舞台となるダム戦争の時代はもう過去のものです。オヤシロさまの存在すら忘れられかけている、今の時代に祟り、祟りと騒ぐなんてばかげています。ましてオヤシロさまの祟りなどという言葉を持ち出して、村人たちを怖がらせるなんて論外。
 
オヤシロさまの怒りになんか誰も興味はないんです。この物語の本当の主人公は詩音。古手梨花の人格を持つ、園崎魅音なのです。
 
祟りがあると思い込んでいれば、オヤシロさまへの畏敬の心が生まれます。それが人々の暮らしの中に根強く残り続けるでしょう。だから、それでいい。詩音がやったのはその程度のことに過ぎないんです。
 
でもその程度で充分だったんです。村人たちは、自分たちが崇めてきた"オヤシロさま"を裏切るわけにはいきませんでした。だから、詩音には村人たちにオヤシロさまの存在を再確認させ続けなければならない理由があったわけです。
 
鬼隠しとは"オヤシロさま"の加護を受けた者たちを神隠しで殺すというお話なんですよ。祟りによって鬼隠しが起こったのではなく、オヤシロさまの祟りで祟りが起きているフリをしているだけ。
 
つまり詩音こそが祟りそのものなんです。祟りはオヤシロさまのご意思などではなく、オヤシロさまを貶めようとした人間たちの起こした悲劇なんです。
 
そしてオヤシロさまの怒りの権化として詩音が選んだ標的こそ、古手梨花という生贄でした。
 
そうです、古手梨花。彼女はオヤシロさまの化身。古手神社の祭具殿にある、御三階の存在を知る者です。でも、それは単なる象徴にすぎないんですよ。御簾に隠された奥の間を見て、その真の姿を知る者がいますか? いないでしょう? それはそういうもの。その真なる姿を見たものは祟りにあって殺されるのだから。

詩音にとって古手梨花とは、自分の身を守るためだけのものでしかなかったはずでした。だから彼女の身に起きるすべての事件は、詩音自身の身に降りかかるはずの災厄でもあったのです。

だから私は古手梨花を徹底的に虐めてみました。古手梨花を徹底的にいじめ抜いてやれば、彼女の肉体を我が物にするだけで祟りを免れることができると思えたからです。
 
でもそれだけでは足りません。詩音は古手梨花を完全に取り込まなければならなかった。なぜなら詩音と古手梨花は表と裏の人格だったからです。

だから古手梨花を殺すことで古手梨花に死をもたらし、同時に自分が古手梨花になるという二重の意味での死を迎えなくてはならないのでした。



続く……


<編集後記>

最初の「夢の中」(シーズン1と仮に命名)は299話で話が中断してしまいました。AIのべりすとが意味不明のテキストを出力し続けたためです。

2023年1月3日にプレミアム会員「ボイジャー会員」に登録したことを機に、過去に遡って再度AIのべりすとにテキストを生成させてみました。

AIのべりすとによる一貫したテキスト生成がいつまで続くかは定かではありませんが、続く限り継続していきます。

言い換えれば、意味不明なテキストを生成し始めた場合には、一旦中断し、再度遡りテキストを生成させるか、新たな小説に挑戦するか決定します。


🔴お知らせ


2022/11/19 23:00頃に突然AIのべりすとのサイトに接続できなくなりました。
しばらく様子を見ることにしました。
20分程経った後、AIのべりすとのサイトに接続できました。
よく見ましたら、言語モデルがバージョンアップしていました。
使用中の言語モデル: とりんさま6.8B beta V2  とりんさま7.3B V3
2022/11/19 23:25頃

接続が切れた時、もうこれで終わりかと一瞬思いました。

AIのべりすとが旧言語モデル(とりんさま6.8B beta V2)でテキストを生成していた時、バージョンアップが行われたため接続できなくなったことが分かりました。

言語モデルは (とりんさま7.3B V3) から とりんさま7.3B V5 (3WAY)(2023/01/03)に変更しました。


「AIのべりすと」の設定


「AIのべりすと」の言語モデルは下記のものです。
2023年1月3日にプレミアム会員の1つの「ボイジャー会員」(970円+税/月)に登録しました。
プレミアム会員の詳細については「AIのべりすと プレミアム」をご覧ください。

使用中の言語モデル: とりんさま7.3B V3(2022/11/19 バージョンアップ) → とりんさま7.3B V5 (3WAY)(2023/01/03)

このモデルを使い、テキストを生成してもらうのですが、3種類の設定のどれかを選ぶとあとは自動的に生成します。文章が途切れることがあるので加筆修正が必要です

1. デフォルト  AIに好きに書かせます
2. セリフ    台詞を優先
3. ナラティブ  地の文を優先

この3つの設定の中から一つを選び、AIにテキストを生成させます。
設定を変更することは任意です。

いつでも変更はできますが、ストーリーがつながらなくなる恐れがあります。その際には、修正が必要になります。
「2. セリフ  台詞を優先」から
「3. ナラティブ  地の文を優先」に変更しました。

✅文章を単調化させないために、2023年2月17日から「2. セリフ  台詞を優先」と「3. ナラティブ  地の文を優先」を併用することにしました。

⭐解説がやたらに長く、いつ終わるのかさっぱり分かりませんでしたが、どうやらこの長い解説の後で、「本編」に戻るというくだりがあるので、これからさらに長いストーリーが続くことになりそうです。

登場人物が多く、解説を読んでも人間関係がなかなか頭に入ってきません。
まあ、AIのべりすとが生成したテキストですので、大目に見てやってください。

使用したAI

AIのべりすと



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