舞華のいなくなった夏　第58話　引きこもり

◆ それから数日が経過しました。
あれからというもの、舞華はずっと部屋に引きこもりっぱなしになっています。

食事など必要な時以外は、全くと言っていいほど出て来ません。
おそらく、私が和人さんとの話を盗み聞きしていたことに勘付いていたのでしょう。

そして、私が彼女の行動に嫌悪感を抱いていることも。
だからこそ、彼女は私を避けるようにしているのだと思います。

ですが、このままではいけません。今の彼女を放っておけば、きっと取り返しのつかないことになってしまうでしょう。
それだけは何としても避けなくてはなりません。

私は意を決して彼女に話しかけることにしました。
そして、彼女が引きこもっている部屋の扉を叩き、中に入る許可を求めます。

すると、しばらくして中から小さく、
「どうぞ」
という声が聞こえてきたので、私はゆっくりとドアノブに手をかけ、開けて中に入りました。

室内に入ると、舞華がベッドの上で膝を抱えながら座っていました。その表情はとても暗く、見るからに沈んでいる様子です。私はそんな彼女を安心させるように努めて明るく振る舞いながら、話し掛けました。

「もう大丈夫だよ。和人さんのところへ行こう」
「ねえ、舞華。私はね、きみがどんな気持ちで和人さんのことを好きになったのか分からないし、知りたくもないよ。
 だけどね、これだけは言わせてもらえるかな？ 私はきみの夫だよ？ きみにとっては物足りない存在かも知れないが」

私は舞華の肩を抱き寄せ、優しく頭を撫でながら語りかけました。
「だからさ、もし和人さんのことで何か困ったことがあったら私に相談してくれないか？ 
私達は夫婦なんだ。辛い時は支え合うのが当たり前だろう？ だから、遠慮しないで頼ってくれ。私にできることなら何でもやるつもりだ。だから、お願いだから一人で抱え込まないでほしい」
「本当ですか？」
「ああ、約束しよう。だから、いつでも相談してくれ」
「ありがとうございます」
「水くさいぞ」

すると、舞華は少しだけ元気を取り戻してくれたようで、ほんの僅かに微笑んでくれたような気がします。
それを見て、ホッと胸をなで下ろしたのも束の間。

次の瞬間、私は自分の身に何が起きたのか理解できませんでした。
ただ、背中に痛みを感じたと思った時には、既に床に押し倒されていました。そして、気付けば私の上に覆い被さるように、舞華が乗っかっていたのです。

突然の事態に混乱しながらも、私は慌てて舞華から離れようと抵抗を試みました。ですが、舞華はそれを許そうとはせず、逆に私の両腕を押さえつけてきました。しかも、それだけではありません。
なんと彼女は自らの唇で私の口を塞いできたのです。
それは紛れもなくキスでした。

当然、私は激しく抵抗しました。
しかし、舞華の力は思いの外強く、振り払うことができません。
そのまま数分以上に渡って口内を蹂躙された挙句、ようやく解放された頃には、すっかり息も絶え絶えの状態になってしまいました。

そして、そんな状態の私に追い打ちをかけるように、舞華はさらなる暴挙に出ました。

何と、あろうことか私の首筋に噛みついてきたのです。それも甘噛などではなく、本気で歯を立てて。あまりの激痛に思わず悲鳴を上げてしまいましたが、それでも舞華は止めようとはしませんでした。

私は苦痛に悶え苦しむことになりました。
それからどれくらい経ったでしょうか。
不意に舞華の動きが止まったと思うと、今度は一転して優しく抱きしめてきました。
その瞳にはうっすらと涙が浮かんでいます。

そこで初めて、私は舞華の様子がおかしいことに気付きました。
「ごめんなさい、翔太。私、おかしくなっていたんです。でも、もう大丈夫です。あなたのおかげで正気に戻れました」
「本当に？ 無理していないかい？」
「はい。だって、私はあなたの妻ですから。旦那様を支えるのは妻の役目ですもの」
「そうか。うん、そうだね。じゃあ、これからもよろしく頼むよ」

こうして、舞華は元に戻りました。
いえ、正確には以前よりもより一層献身的になる一方で、より一層彼に執着するようになりました。

それからというもの、私は舞華の監視を続けています。
いつまた彼女が暴走してしまうかも分からないからです。



続く＿＿＿

＜編集後記＞

最初の「夢の中」（シーズン1と仮に命名）は299話で話が中断してしまいました。AIのべりすとが意味不明のテキストを出力し続けたためです。

2023年1月3日にプレミアム会員「ボイジャー会員」に登録したことを機に、過去に遡って再度AIのべりすとにテキストを生成させてみました。

AIのべりすとによる一貫したテキスト生成がいつまで続くかは定かではありませんが、続く限り継続していきます。

言い換えれば、意味不明なテキストを生成し始めた場合には、一旦中断し、再度遡りテキストを生成させるか、新たな小説に挑戦するか決定します。

🔴お知らせ

2022/11/19　23：00頃に突然AIのべりすとのサイトに接続できなくなりました。
しばらく様子を見ることにしました。
20分程経った後、AIのべりすとのサイトに接続できました。
よく見ましたら、言語モデルがバージョンアップしていました。
使用中の言語モデル：　とりんさま6.8B beta V2　→　とりんさま7.3B V3
2022/11/19　23：25頃
接続が切れた時、もうこれで終わりかと一瞬思いました。

AIのべりすとが旧言語モデル（とりんさま6.8B beta V2）でテキストを生成していた時、バージョンアップが行われたため接続できなくなったことが分かりました。

言語モデルは　（とりんさま7.3B V3）　から　とりんさま7.3B V5 (3WAY)（2023/01/03）に変更しました。

✅「AIのべりすと」の設定

「AIのべりすと」の言語モデルは下記のものです。
2023年1月３日にプレミアム会員の１つの「ボイジャー会員」（970円+税／月）に登録しました。
プレミアム会員の詳細については「AIのべりすと　プレミアム」をご覧ください。

使用中の言語モデル：　とりんさま7.3B V3（2022/11/19　バージョンアップ）　→　とりんさま7.3B V5 (3WAY)（2023/01/03）

このモデルを使い、テキストを生成してもらうのですが、３種類の設定のどれかを選ぶとあとは自動的に生成します。文章が途切れることがあるので加筆修正が必要です。

１.　デフォルト　　AIに好きに書かせます
２.　セリフ　　　　台詞を優先
３.　ナラティブ　　地の文を優先

この３つの設定の中から一つを選び、AIにテキストを生成させます。
設定を変更することは任意です。

いつでも変更はできますが、ストーリーがつながらなくなる恐れがあります。その際には、修正が必要になります。
「２.　セリフ　　台詞を優先」から
「３.　ナラティブ　　地の文を優先」に変更しました。

✅文章を単調化させないために、2023年2月17日から「２.　セリフ　　台詞を優先」と「３.　ナラティブ　　地の文を優先」を併用することにしました。

⭐解説がやたらに長く、いつ終わるのかさっぱり分かりませんでしたが、どうやらこの長い解説の後で、「本編」に戻るというくだりがあるので、これからさらに長いストーリーが続くことになりそうです。
登場人物が多く、解説を読んでも人間関係がなかなか頭に入ってきません。
まあ、AIのべりすとが生成したテキストですので、大目に見てやってください。

使用したAI

AIのべりすと

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