日経ビジネスのインタビュー バックナンバー Vol.071 2012.11.05 ~ 2012.11.26
ここに掲載している内容は、管理人・藤巻隆が携帯サイトで運営していた当時のコンテンツです。
2007年1月8日号からスタートしています。1カ月分毎にまとめてあります。
途中、数件記事が抜けている個所があります。データを消失してしまったため再現できません。
日経ビジネスのインタビュー バックナンバー Vol.071 2012.11.05 ~ 2012.11.26
✪ 2012.11.05 (No.1)<294>
ローカライズはしない
角田 秋生(つのだ・あきお)氏
[公文教育研究会社長]
✪ 2012.11.12 (No.2)<295>
カネのために働くのではない
吉原 毅(よしはら・つよし)氏
[城南信用金庫理事長]
✪ 2012.11.19 (No.3)<296>
創業魂を取り戻す
山田 義仁(やまだ・よしひと)氏
[オムロン社長]
✪ 2012.11.26 (No.4)<297>
ラーメン界の「マック」に
新井田 傳(にいだ・つたえ)氏
[幸楽苑社長]
🔷 編集後記
この元記事をアメブロに投稿したのは、9年前のことです(2014-02-05 10:35:36)。そして、オリジナル記事は11年前のものです。
読み直してみますと、「こんなことも書いていたのだな」「この個所に関心があったのだな」ということが思い出され、当時の自分の心境に思いを馳せています。
それだけ歳をとったのだと実感しています。
編集長インタビューの記事を読み返してみると、当時の経営者の心意気・信念・余裕・揺るぎない自信といったものが伝わってきます。
月日が経ち、自分だけでなく身の回りにも、環境にも変化があります。
しかし、経営に限らず、物事の本質は変わらないものです。
今回のインタビューの中から興味深い言葉を拾い出してみます。
山田 義仁(やまだ・よしひと)氏
[オムロン社長]
の言葉から。
🔴「グローバルで戦い勝ち抜くためにはもっと強くならなければならない。オムロンは『誠実でいい会社』だと評価を頂いていますが、もっと強い会社に変えていかなくてはなりません」
オムロンは「誠実でいい会社」という評価だけではグローバルで戦い抜くことはできない。「もっと強い会社」に変えなくてはいけない。
この固い信念に基づいて経営してきた結果、現在があると思います。
オムロンの企業業績を見てみましょう。株探のデータを引用します。
2020/03期~2023/03期まで業績は順調に推移しています。
特に、2023/03期は売上高・営業利益・経常利益・修正後1株利益は過去最高を記録しています。
ところが、その反動なのか、あるいは他の要因なのか現時点では定かではありませんが、2024/03期の予想では営業利益・経常利益・最終利益・修正後1株利益が大きく減少しそうです。
前期比で見ると、それぞれ -55.3% -54.3% -75.6% -75.4%と激減です。
2024年3月期 第2四半期決算短信〔米国基準〕(連結)を見ると、業績悪化の概要が分かります。
オムロン【6645】2023年10月27日 開示情報 - 2024年3月期 第2四半期決算短信〔米国基準〕(連結) (kabutan.jp)
7ページの「セグメント別業績予想」を見ると、どのセグメントの落ち込みが大きいのか一目でわかります。
特に落ち込みが大きいセグメントは、① IAB: インダストリアルオートメーションビジネス(制御機器事業)、②DMB: デバイス&モジュールソリューションズビジネス(電子部品事業)③連結の3セグメントです。
さらに詳しく見るために探してみますと、17ページに[所在地別売上高]があります。
これら3つのセグメントが落ち込んだ要因は、米州(米国・カナダ・ブラジル)と中華圏(中国・香港・台湾)の業績が振るわなかったことにありそうです。とりわけ中国圏の成長鈍化が響いていると言えそうです。
市況の悪化に負けずに、オムロンに頑張ってもらいたいですね。
1回の投稿ごとに1カ月分にまとめたインタビューの概要を掲載します。
2007年1月8日号からスタートし、2013年7月までの6年7カ月分のバックナンバーだけで79件あります。
途中、数件記事が抜けている個所があります。
データを消失してしまったため現時点では再現できませんが、日経ビジネス電子版では「2011年10月から最新号まで」のバックナンバーが閲覧できるようですので、抜けている個所に該当する部分が見つかれば、追記します。
⭐ 『日経ビジネス』の電子版セット(雑誌+電子版)を「らくらく購読コース」で2022年9月12日号 No.2157 から定期購読をスタートしました。
⭐「日経ビジネス 電子版使い方ガイド」(全24ページ)を見ると
「雑誌『日経ビジネス』のバックナンバーの閲覧について」で、
閲覧できるのは2011年10月から最新号と書かれています。
そのため、2008年8月18日、25日分の記事は確認できません。
しかも紙の雑誌は、はるか昔に処分しています。
『日経ビジネス』の記事を再投稿することにした経緯
再編集して再投稿することにした理由は、次のとおりです。
自分が当時どんな記事に興味があり、どのような考え方をしていたのかを知りたいと思ったからです。
当時の自分を振り返ることで、当時と現在で考え方は変わったか否か、あるいは成長しているかを確認したいと思いました。
記事データは当然古くなっていますが、本質的な部分は必ずあるはずで、しかも普遍性があります。その個所を再度学んでみたかったのです。
さらに言えば、『日経ビジネス』のバックナンバーをご紹介することで、この記事に目を通していただいたあなたに何らかの有益なヒントを提供することができるかもしれない、と考えたからです。
「私にとって、noteは大切なアーカイブ(記録保管場所)です。人生の一部と言い換えても良いもの」だからでもあります。
(プロフィールから)
(3,892文字)
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