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『夢の中』 シーズン2 第97話 回想(5)

第97話 回想(5)

どうせまたあいつが来たんでしょ。まったくしつこい奴だよ。あんなに言ったはずなのに……もう来なくていいわって。
 
すると後ろからいきなり声がしたのだ。
「あなたは……?」
「え?う、うそぉ……あなたって……。なんで……。そんな、なんで……」
そこには見覚えのある人物が立っていた。あ、あれ?いない?確かにここにいたはずですのに。一体どこに行ってしまったのでしょうか。不思議ですね。でもきっとそのうち会えることでしょう。

わたし達は再び出会う運命だからです。
ん?なんか騒がしいぞ。なんだ一体。喧嘩でもあったのかな。少し気になったので再びあの部屋に行ってみた。
 
するとそこにいたのは。
「どうしてあなた達がいるんですか。どうして二人が。嫌。どうして、そんな」
わたしが目にしたのは信じたくない光景だった。それは二人ともお互いの手を繋いで幸せそうな顔をしながら眠っていたのだ。二人はとても気持ちよさそうに寝息を立てていた。まるで恋人のように。
 
それを見た瞬間、心の奥底から得体の知れない感情が込み上げてきたのを感じた。嘘だ。こんなの、何かの間違い。何かの間違いですっ!こんなの夢です。お願い、夢なら早く覚めて。もう、こんな悪夢なんてもうたくさんですよ。

□ □ □
 
どうやら眠っていたみたいだ。それにしてもまた懐かしい記憶を見ていた気がする。確か僕と彼女が一緒に遊んでいる記憶だ。そうだ、彼女とは昔一度だけ公園で出会ったことがあるんだ。そこで彼女は僕のことを思い出してくれたのだろうか。そんなことどうだっていい。それよりも僕は。

そんなことを考えていると突然誰かの声がした。どうやら起きたらしい。
 
「おはよう」
「おはよう?」
 
ん?おかしいな。まだ寝ぼけているのかもしれないな。とりあえずおはようとだけ言っておくか。
「お、お兄ちゃんおはようございます」
「お兄ちゃんだと?誰に向かってそんなこと言ってるんだよ」
「ごめんなさい、ごめんなさぃ」
「ふふ、かわいい。お前は相変わらず素直じゃないねぇ。ほーら。もっとよく見てごらん。お前にはお姉さまがついていてあげないとダメだもんねぇ」
「お前は本当にかわいい子だよ。よしよし」
  
「おねえさまぁ……はぁ……好きぃ……」
「ああぁぁぁぁ!」
「ん、何だ今の音。変な音がしたけど……」
「お、お姉さん!お、落ち着いてください!そいつをなんとかして下さい!」
「な、なんですかこれぇ……ど、どうして部屋にナイフが……」
「きゃっ!血が!お兄ちゃん……?」
「大丈夫か?痛むか?」
「ひぅぅ……いたい……」
「泣くなってば!」
「おにいちゃんのばか! お兄ちゃんのせいで怪我しちゃったじゃんか!」
「もう知らない!」
「怖いよう……帰りたいよぉ……お家にかえりたいよぅ」
「ひっ。や、やめてください……。も、もう……帰らせて……くだ……さい……。おねがいしま……す。あ、あやまりますから……ゆるして……」
「ははっ!冗談に決まっているだろう。まさか本気にしちゃったのかい?まったく、お前は本当にバカだね……可愛い奴だよ全く。
よし。じゃあそろそろ行くとするかな」
「ええっ……もう行っちゃうんですか……お、お兄さん」
「あぁ、残念だが用事があってな」
「そうですか……。また遊びに来てくれるのを待ってます。おやすみなさい」
「ははっ、お前が俺に命令するなんて珍しいな。わかったよ、またな」
「あ、あのっ……」
「なんだい。まさか、私に何か言いたいんじゃないのかね。遠慮しなくていいよ、どうせまたあの男絡みなんでしょ。さっさと終わらせてあげるよ」
「あの、わたし……」
「なんだい、はっきり言ってくれて構わないぞ」
「わたくし、やっぱりあなたの事が嫌いですわっ!」
「ほう、いきなり大声で怒鳴ってくるものだから驚いたじゃないか。それに私が嫌いとはまた物騒なことを言い出したね。理由があるのなら教えてくれないか?……黙っているようならこちらにも考えがあるぞ?」



続く……


<編集後記>

最初の「夢の中」(シーズン1と仮に命名)は299話で話が中断してしまいました。AIのべりすとが意味不明のテキストを出力し続けたためです。

2023年1月3日にプレミアム会員「ボイジャー会員」に登録したことを機に、過去に遡って再度AIのべりすとにテキストを生成させてみました。

AIのべりすとによる一貫したテキスト生成がいつまで続くかは定かではありませんが、続く限り継続していきます。

言い換えれば、意味不明なテキストを生成し始めた場合には、一旦中断し、再度遡りテキストを生成させるか、新たな小説に挑戦するか決定します。


🔴お知らせ


2022/11/19 23:00頃に突然AIのべりすとのサイトに接続できなくなりました。
しばらく様子を見ることにしました。
20分程経った後、AIのべりすとのサイトに接続できました。
よく見ましたら、言語モデルがバージョンアップしていました。
使用中の言語モデル: とりんさま6.8B beta V2  とりんさま7.3B V3
2022/11/19 23:25頃

接続が切れた時、もうこれで終わりかと一瞬思いました。

AIのべりすとが旧言語モデル(とりんさま6.8B beta V2)でテキストを生成していた時、バージョンアップが行われたため接続できなくなったことが分かりました。

言語モデルは (とりんさま7.3B V3) から とりんさま7.3B V5 (3WAY)(2023/01/03)に変更しました。


「AIのべりすと」の設定


「AIのべりすと」の言語モデルは下記のものです。
2023年1月3日にプレミアム会員の1つの「ボイジャー会員」(970円+税/月)に登録しました。
プレミアム会員の詳細については「AIのべりすと プレミアム」をご覧ください。

使用中の言語モデル: とりんさま7.3B V3(2022/11/19 バージョンアップ) → とりんさま7.3B V5 (3WAY)(2023/01/03)

このモデルを使い、テキストを生成してもらうのですが、3種類の設定のどれかを選ぶとあとは自動的に生成します。文章が途切れることがあるので加筆修正が必要です

1. デフォルト  AIに好きに書かせます
2. セリフ    台詞を優先
3. ナラティブ  地の文を優先

この3つの設定の中から一つを選び、AIにテキストを生成させます。
設定を変更することは任意です。

いつでも変更はできますが、ストーリーがつながらなくなる恐れがあります。その際には、修正が必要になります。
「2. セリフ  台詞を優先」から
「3. ナラティブ  地の文を優先」に変更しました。

✅文章を単調化させないために、2023年2月17日から「2. セリフ  台詞を優先」と「3. ナラティブ  地の文を優先」を併用することにしました。

⭐解説がやたらに長く、いつ終わるのかさっぱり分かりませんでしたが、どうやらこの長い解説の後で、「本編」に戻るというくだりがあるので、これからさらに長いストーリーが続くことになりそうです。

登場人物が多く、解説を読んでも人間関係がなかなか頭に入ってきません。
まあ、AIのべりすとが生成したテキストですので、大目に見てやってください。

使用したAI

AIのべりすと



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