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舞華のいなくなった夏 第28話 俺達の冒険

舞華のいなくなった夏 第28話 俺達の冒険

駆け寄ると唯花は嬉しそうに微笑む。
「……ふふふ、やっぱり来てくれたね♪」
「ったく、当たり前だって言ったろ」
「……ふふ、そうだったね♪」
唯花は楽しそうに笑う。
「それで、今日は何をするんだ?」
俺が訊ねると、唯花は目を輝かせながら答えた。
 
「あのね、翔太に見せたいものがあるの! ついて来て!」
唯花は俺の手を握るなり駆け出した。
連れていかれたのは街の外だった。
街を出てすぐの場所に大きな木が生えている。
その根本に座り込む人影があった。誰だろう。近づいてみると、その人物はフードを被っており顔がよく見えなかった。

「こんにちは。何をしているの?」
唯花が話しかけると、その人物が振り向いた。
「――あ、ごめんなさい。邪魔するつもりはなかったの。ただちょっと気になっただけなのよ」
「――いえ、大丈夫ですよ。……それより何か御用ですか?」
「えっと、特に用はないんだけど、ここで何をしているのかなと思って」
「ああ、これは私の趣味のようなものですね」
「――趣味?」
「はい、私、絵を描くのが好きなんですよ」
「そうなんだ! 凄いわ!……ねえ、見せてもらってもいいかしら?」
「はい、構いませんよ」

唯花のお願いを聞いて、その人物はフードを取った。
「あっ!」
思わず驚きの声を上げる。なぜならそこに立っていたのは昨日出会ったばかりの少女だったからだ。
「あれ、君、どうしてここにいるの……?」
呆然と呟くと、彼女は悪戯っぽい笑みを浮かべた。
 
「あら、私がどこに居ようと貴方には関係ないのではなくて?」「そっか、そうだよね。……うん、わかった。じゃあまた明日、学校で」
「ええ、さようなら」
彼女が立ち去った後、俺は唯花に向き直る。
 
「唯花、知っていたのか……?」
「うん、まあね。だってこの子、うちのクラスに転校してきたもの」
「でも意外だなあ。唯花が他人に興味を持つなんて」
「そんなことないわ。あたしはいつも通りよ」
「そうか? ならいいけどさ。……ちなみにどんな絵を描いているんだろうな。興味あるな」
「あ、それはダメ。見ちゃだめだからね。絶対だよ」
「そこまで言われると見たくなってきたな」
「だーめー。ほら、もう行くよ」
「ちぇっ、分かったよ」
こうして俺達はその場を後にした。

それから俺達の冒険が始まった。俺が前衛で唯花が後衛。
モンスターを倒しつつレベルを上げていく。
「やった! レベルが上がったわ!」
唯花が無邪気に喜ぶ。
「俺も上がったぞ。えへへ、嬉しいね♪ よし、じゃあそろそろ帰ろうか」
「ええ~? まだ帰りたくない!」
「わがまま言うなって。暗くならないうちに家に帰らないと怒られるんだから」
「ぶー。翔太のケチ」
「しょうがないなあ」
「それじゃあ最後に記念撮影しましょう!」
「お、良いな。撮るか」
「じゃあ翔太、そこに立って」

唯花はカメラを構えると、俺に向けてシャッターを押した。
「はい、チーズ!」
「ありがとうな、唯花」
「うふふ、どういたしまして。さあ、早く行きましょ」
「ああ、行こう」
 
そして俺達の冒険が終わった。
「楽しかったわね。また一緒に遊んでくれる?」
「もちろん」
「約束よ」
「また明日」
「またな」
「ばいばい」



続く。


<編集後記>

ミステリー小説のようなイメージで、AIのべりすとにテキストを生成してもらいました。

AIのべりすとによる一貫したテキスト生成がいつまで続くかは定かではありませんが、続く限り継続していきます。

言い換えれば、意味不明なテキストを生成し始めた場合には、一旦中断し、再度遡りテキストを生成させるか、新たな小説に挑戦するか決定します。


🔴お知らせ

2022/11/19 23:00頃に突然AIのべりすとのサイトに接続できなくなりました。
しばらく様子を見ることにしました。

20分程経った後、AIのべりすとのサイトに接続できました。
よく見ましたら、言語モデルがバージョンアップしていました。

使用中の言語モデル: とりんさま6.8B beta V2  とりんさま7.3B V3
2022/11/19 23:25頃

接続が切れた時、もうこれで終わりかと一瞬思いました。

AIのべりすとが旧言語モデル(とりんさま6.8B beta V2)でテキストを生成していた時、バージョンアップが行われたため接続できなくなったことが分かりました。

言語モデルは (とりんさま7.3B V3) から とりんさま7.3B V5 (3WAY)(2023/01/03)に変更しました。


「AIのべりすと」の設定


「AIのべりすと」の言語モデルは下記のものです。
2023年1月3日にプレミアム会員の1つの「ボイジャー会員」(970円+税/月)に登録しました。
プレミアム会員の詳細については「AIのべりすと プレミアム」をご覧ください。

使用中の言語モデル: とりんさま7.3B V3(2022/11/19 バージョンアップ) → とりんさま7.3B V5 (3WAY)(2023/01/03)

このモデルを使い、テキストを生成してもらうのですが、3種類の設定のどれかを選ぶとあとは自動的に生成します。

テキストが途切れたり、辻褄が合わなくなることがあるので、その際には加筆修正が必要です

1. デフォルト  AIに好きに書かせます
2. セリフ    台詞を優先
3. ナラティブ  地の文を優先

この3つの設定の中から一つを選び、AIにテキストを生成させます。
設定を変更することは任意です。

いつでも変更はできますが、ストーリーがつながらなくなる恐れがあります。その際には、修正が必要になります。

適宜、「2. セリフ  台詞を優先」 にしたり、 「3. ナラティブ  地の文を優先」 にします。 各話が単調にならないようにするためです。

使用したAI

AIのべりすと



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