夢の中

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（そうさのぅ・・・お前さん、今まで色々な魔法を使ったことがあるか？）

（魔法って言われてもな・・・一応使えたと思うんだけど、俺がこの異世界に来て使えるようになった魔法の種類って回復とか結界ぐらいだから）

（・・・ふぉっふぉふ、やはり予想通りに使えなかったか）

（なんだよ・・・やっぱりって、一体何の話をしているんだよ）

そう言って彼女に文句を言いかけたその時だった。目の前にいる見知った顔をした女性からとんでもない言葉が出てきたのである ── あなたにはこの世界にはびこる邪悪な魔物たちを討伐して頂きたいのです！ と、目の前の女性から告げられたのだ。
 
だが・・・俺は目の前の状況を受け入れられなかった。

（えっと・・・ごめん、ちょっと聞き間違えたかもしんない）

だから確認を取るためにもう一度聞こうとしたのだが・・・彼女はなぜか俺の言葉を無視して喋り出したのであった。

（お前さんの疑問はよく分かるぞぃ。わしも同じ反応をした事があるからのう）

（そ、そうなのか？でも今はそれよりも大事なことがあるんだ）

（そうじゃのう・・・お前さんに頼みたいことが二点ほどあるんじゃよ）

それから彼女は一つ目の要件を伝えて来たのであった。

（まあこれはお前さんにも悪い話ではないからのう）

（そうなんだ。それじゃあ早く話してくれ）

（ふむ、では一つ目としてこの世界に散らばっているはずの魔剣を全て集めて欲しいんじゃよ）

（は？　魔剣を集めて欲しいって、いきなり何言っているんだよ。そんな物騒なもの持ってたら捕まるに決まっているだろ）

（そこが狙いでもあるのさ）

そう言い放った彼女の瞳を見て思わず息を飲む。彼女の真剣さが嫌という程伝わってきたからである。

（まず最初に伝えておくが、魔族の奴らが使う武器には魔力を吸収する効果があるのじゃよ）

（え、そうなのか？）

（ああそうじゃよ。奴らの持っている剣には、わしの張った強力な結界を破壊する為に必要な魔力があるんじゃ）

（いや、待ってくれ。俺はその魔剣とやらを見たこともないんだけど・・・）

（そりゃ当然じゃろうよ。この世界の魔族が扱う魔剣はどれも強力過ぎるせいで、人間では触れることもままならん代物のはずじゃからな）

（マジで・・・そういえば魔族の中には人の形をした魔族もいるらしいけど、そいつらもそうやって魔剣を使っていたりするのか？）

（んーそうじゃな。魔族の中には特殊な力を持った者もおるし、そいつもまた特別な武器を使う可能性もあり得るからのう）

（それってかなりマズイじゃないか・・・ということはあんた達の目的を果たす為にも、その強力な魔剣が必要になってくるわけなんだな？）

（その通りじゃ。だからこそお前さんにはその魔剣を集める旅に出てもらいたいんじゃよ）

（その目的についてはわかったよ。それで・・・なんでそれが二つ目の条件になるんだ？）

（うむ。それはのぅ、その強力な魔剣とやらを奴らから奪えばいいのじゃよ）

（え、それって大丈夫なのか？）

（心配いらぬよ。その為にこそ、わしはお前さんに協力を惜しまんよ）

（協力って、何かしてくれるっていうのか？）

（ふぉっふぉふ、わしに任せておけば必ず何とかなるわい。だから安心するがよい）

（いやいや、いくらあんたが凄い神様だからといって、そこまで信用出来るわけないだろ）

（はて？　わしはそんなこと言ったかのう？）

（確かに俺の前では何も言っていないぞ）

その一言を聞いて思わず笑みを浮かべてしまった。そして彼女が俺のことを知っているのなら、こっちだって知っているはずだと思いそれを尋ねてみると、

（いや・・・すまぬがそのことについて詳しく話すことは出来ん。今言えることはそれだけじゃ）

（・・・やっぱりそういう感じですか。まあいいですよ、別に気にしてないし）

だって俺にとって彼女はあくまで敵であって、それ以上でもそれ以下でもないからな。

（すまんのう。だが、いずれ時が来た時にはわしの力が必要になる筈じゃ。だからお前さんにはこれから起こることを良く見ていてくれ）

（それって俺に予言しているってことで良いんだよな？）

（まぁ・・・そのようなもんじゃな）

なんだろう・・・なんか引っかかるような言い方をするな。

＜編集後記＞

「魔剣を奪え」とは物騒な話ですね。
うまいことを言って騙しているのか？
自分の代わりに利用しているだけなのか？

次回以降にはっきりしてくるでしょう。
多分、命を奪われることはないでしょう。

「AIのべりすと」の設定について書きます。

「AIのべりすと」の言語モデルは下記のものです。

使用中の言語モデル：　とりんさま6.8B beta V2

このモデルを使い、小説を生成してもらうのですが、３種類の設定のどれかを選ぶとあとは自動的に生成します。

１.　デフォルト　　AIに好きに書かせます
２.　セリフ　　　　台詞を優先
３.　ナラティブ　　地の文を優先

この３つの設定の中から一つを選び、AIに文章を生成させます。
設定を変更することは任意です。

いつでも変更はできますが、ストーリーがつながらなくなる恐れがあります。その際には、修正が必要になります。

３.　ナラティブ　　地の文を優先の設定を継続します。




⭐　実際に出力された画面

使用したAI

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