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音楽をやっている意味

いつだか巡業の時に飛行機に乗っていたら
隣の男性が投資関係の雑紙を読んでたんです。

その時はビットコインが話題絶頂。
大きく見出しの書かれたビットコイン特集を
男性が食い入るように見ていました。

自分の周りにも少なからずビットコインをやっている人がいて、
「結構良い感じに儲かるからやってみない??」と
何回か誘われたけれども僕の答えはいつもNo。

僕はビットコインを始め、株、FX、外貨投資、
まったく興味が無いんです。

競馬とかパチンコも全く興味がありません。

なんでかなぁと、いつも思っていたのですが、
機内でビットコイン特集を読みあさる男性を見て
ふと、ピンと糸が一つに繋がりました。

自分が何かをして何かを得た時に、
誰かが幸せになってくれてないとつまらない。

端的に言えば仕事をしてお金を得た時に、
誰かが「よかった。」と思ってくれてないとつまらない。

「お金だけじゃなく名声も欲しいのか!!」とか
穿った見方をすれば思われてしまうかも知れませんが、
そもそもお金のためにこんな仕事をしている訳ではないんです。

お金のために仕事をするならば絶対に音楽を選ばずに、
確実に不動産か金融をやっています。

今自分がもっている材料を使って、誰かに喜んで欲しい。

つまり「やりがい」が最優先なんです。

人それぞれの「やりがい」があると思いますが、
僕のやりがいは「誰かに喜んでもらう事」。

喜んでくれなかったらいくらお金があっても
僕にとっては意味がないんです。


今、関西地方に訪れている台風21号。

建物が倒壊したり飛行機が全便欠航したり、
停電や断水、浸水などと大変みたいですね。

色んなニュースやツイッターで見かけて
「こりゃ大惨事や。」と驚くばかりです。

そんな中で僕がみなさんに出来る事と言ったら。


僕は人が好きなんですよ。

音楽は自己表現の手段というよりも
どれだけみんなとハッピーになれるツールに出来るのか、
そこに情熱をかけている様な気がします。

北海道から沖縄までもう何度も何度も回って、
今となっては何千人というレベルで色んな人に会って、
また会いたいと思う人が全国各地に沢山います。

そんなまた会いたいと思える様な人達が困った時に、
音楽で少しでもお手伝いが出来ればなと思うのです。


暴風雨の中でも無事に暮らせている人、
出先で傘を2~3本バキバキに折った人、
車が風に揺らされビビった人に、自転車がすっ飛んでた人。

窓ガラスが割れて恐怖を感じた人、建物が倒壊して呆然とした人、
停電や断水で絶望した人、室内に閉じ込められ唖然とした人、
まだ家に辿り着けず不安に苛まれている人。

もしよければ音楽を聞いてください。

音楽ってすんごくて、一瞬で空気を変えたり気持ちを変えたり、
気持ちのストレスを解消したり、心が落ち着いたりします。

そして、僕がみなさんのために書いた曲も是非聞いてください。


もし携帯電話が無事に使えて、電源や電波も問題無く使えるなら
また会いたい人を思い浮かべて聞いてください。

元々は「みなさんとの出会いを感謝する歌」ではありますが、
「大切な人にまた会うための歌」でもあります。

踏ん張りましょう。何があっても。

とりあえず10月に関西行くから、
ちゃんと待っててね。

この声はあなたとわたしを
ずっとずっと繋ぐものになる

もしお気に召して頂けましたら投げ銭などはいかがでしょうか。1000円貯まると僕がサイゼリアでベルデッキオを注文出来る様になります。飲ませて下さい、ベルデッキオ。