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気持ち一つで自分を変えられるのなら

病は気からとはよく言ったもんで。


「ストレスは血流を悪くする。」って言葉で書くと。

なんとなくイメージは湧くし、理解できる話なんだけれども
メンタル要素と身体要素が因果関係にある事そのものが
なんだかイマイチしっくり来ない様な気がしませんか。

わかるけど、なんかわからない、みたいな。
なんで気持ちと血液が直接関係するの??みたいな。

でも手順というか流れ、順序なんかを考えていけば
ちゃんと筋の通った話になったりするから
人の体っていうのは本当に面白い。


まず人がストレスや緊張を感じると体に何が起こるのか。

呼吸が早くなり、心拍数が上がり、血圧も上がる。
集中力も上がり、全体的な能力が少しブーストした状態になる。

それはなぜかと言うと、人間が、というよりも
動物の体の仕組みとしていつどんな敵が襲いかかって来ても
どんな危険な状況に晒されても瞬時に対応できるように
体をスタンバイ状態に保つためだったりする。

だからストレスを感じたり緊張したりする時ってのは
「非日常」の一部だったりするのです。

そんな非日常が習慣的に続いてしまうとどうなるかと言うと、
体がずっとブーストしっぱなしになってしまって、
単純に疲れが溜まりやすくなっちゃう。

しかもブースト状態が長くなればなるとそれに慣れてしまって
ブーストが日常と勘違いしてスイッチをオフにしにくくなる。

オフにしたくても、体が狂っちゃってオフに出来ない事もある。
そうなると体を休める事ができなくなっちゃう。

どんどん体が休まらずに疲れていってしまうのです。

そんな調子で血流が悪くなると血栓や動脈硬化などのリスクが増える。
慢性的な高血圧になると脳卒中や心筋梗塞などのリスクが増える。

まぁ簡単に言うと、日常的に緊張しまくっていると
体にいいことなんて一つもないという事でございます。

食べ物とか生活習慣を気をつけて
身体的な健康を保つって事ももちろん大事だけれども、
それらと同じくらい精神的な健康、気持ちの健康も大事だったりする。

なにか身近な例えでわかりやすい例を出すとすると、
「イチイチ腹を立ててたら自分が損する」って物。

「短期は損気」ってうまい事言うよなぁ。

なにかされた、意図しない事が起こった、馬鹿にされた、
文句を言われた、被害を被った、騙された、傷つけられた。

まぁ生きていると色んな人と接する訳で色んな出来事があるけど、
腹を立てても仕方ない事まで律儀に腹を立てたら
そのうち立てる腹も在庫切れになって余計にストレスになっちゃう。

自分がコントロール出来ること、出来ないこと、
選んだこと、選べないこと、選ばされること。

それらをしっかり把握して。
仕方ない事は仕方ない。
諦める時は諦める。
望めない事は望まない。
余計な事は期待しない。
過去は不必要に振り返らない。

とりあえず受け止める。
とりあえず理解してみる。
とりあえず話を聞いてみる。
とりあえず行動をしてみる。

気持ち一つで色んな事が違った景色を持ったりする。

気持ち一つで自分ってのは結構変えられる物だと思う。


きょーおとー、ゆーうーひはー。


おやすみなさい。


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