今週の、いちばん。1(2014年)

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ノート

今週の、いちばん。第7回/「必勝法」を作ったときから、勝てなくなる。

コルクという会社に柿内芳文という男がいる。簡単に言うと「出版界の宝」だと僕は思っている。
彼の経歴は、このwikiの記述に譲るが、こんなやつが僕と同じ1978年生まれの編集者だということを、誇りに思うときもあれば、プレッシャーに思うときもある。

先日、そんな彼の編集論を久しぶりに聞く機会があった。

著者の木暮太一さんが主催したあるセミナーで、彼はそのタイトルづけに法則はないのか、聞かれていた。

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今週の、いちばん。第6回/「ない」んじゃなくて、「見えてない」だけ。

神楽坂に住んで10年以上たつのだけど、いまだにこんな建物があったんだ、と驚くときがある。中には、この数年でできたものもあるかもしれないけれど、きっとそれだけではない。
普段の通勤の間などで、僕がそれらの建物を見ようとしてこなかっただけだ。

世の中には、いま見えてなくても、たしかに存在するものがある。それらは、ふと立ち止まったり、あるいは人にその存在を示唆されることで、初めて気づく。

僕にとって

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今週の、いちばん。第5回/いくつになっても、「初めて」がいっぱい。

いきなり年齢の話をするのもなんですが、僕、今年、年男なんです。現在35歳で、もう半年もしたら36歳になっちゃいます。ようは、結構いい歳だという話。

とはいえ、この歳になっても、「初めて」のことはいっぱいあって。むしろ、年を重ねれば重ねるほど、自分が体験していないことが世の中にはたくさんあるんだなと気づかされっぱなしです。

で、今日も、新たな「初めて」を体験してきました。人生初めてのマグロ解体シ

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今週の、いちばん。第4回/カワイイは、そう簡単にはつくれない。​

「カワイイは、つくれる」というキャッチコピーは、すごいなと思う。なぜなら(少なくとも僕にとって)、そのコピーが何の商品を形容したものかはとうの昔に忘れ去っても、言葉自体が今でも独り歩きして、一定の説得力を持っているから。それこそ、女性のメイク動画のビフォアアフターを見たりすると、カワイサというものは、「人工物」なんだなと思ってた。

けれど、今週、女性歌手やガールズバンドだけが集まる「NAONのY

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