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今週の、いちばん。1(2014年)

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その1週間で、僕がいちばん心が動かされたことをふりかえる、週刊連載的読み物です(2014年4月から年末分までを収録)
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2014年6月の記事一覧

今週の、いちばん。第12回/何があっても、「お祝いごと」に行く理由。

今週の、いちばん。第12回/何があっても、「お祝いごと」に行く理由。

最近、飲み会の「仕分け」に力を入れている。
年々、知り合う人が増えるにつれ、お誘いも増えて、大変なことになっているからだ。

何も考えないで「参加」の返事をしていると、1月に20日はすぐに飲み会でうまってしまう。
なので、絶対行きたいもの以外は、ときには保留、ときには延期、ときには断り、どうにか月の半分程度に収めるようにしている。

ただ、そんな状況でも、極力参加するようにしているのが、「お祝いご

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今週の、いちばん。第11回/文章は、「始める」よりも「終わらせる」ほうが難しい。

今週の、いちばん。第11回/文章は、「始める」よりも「終わらせる」ほうが難しい。

じつは、パーティの類があまり得意ではない。
毎日のように飲み会には行っていても、基本僕は、人見知りなのだ。
さすがにビジネス書著者が集う会などは慣れたけど、それ以外のジャンルの方が多いと、いまだに緊張する。

先日お邪魔した、小説家・真山仁さんのデビュー10周年を祝う会は、まさに「アウェイ」感漂うパーティだった。
経済モノの小説を多く書かれているとはいえ、普段は会う機会がほぼない「作家」さんが主役

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今週の、いちばん。第10回/「直球」を投げられない編集者は、いらない。

今週の、いちばん。第10回/「直球」を投げられない編集者は、いらない。

今日これから書く話は、ある意味「内輪話」です。だから今でも、会社のパソコンの前で、この話を書くべきかどうか迷っていたりします。
けれど、今週はどうしてもこの話がしたいとも思っていました。
なので、誰かを嫌な気持ちにさせるかもしれませんが、書きます。

今週の火曜日、約半年前に出版された担当作『「やめる」習慣』の実績が好調だったため、会社から企画賞を受賞しました。
以下は、そのときにした受賞スピーチ

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今週の、いちばん。第9回/酒のツマミは、結局「人」だ。

今週の、いちばん。第9回/酒のツマミは、結局「人」だ。

今週は、なかばに大きな仕事を1つ終え、そのあとは結構飲んでいた一週間だった。
色々な人と、色々な飲み屋に行ったのだけど、その中で、ここはすごいな、という場所があった。
西武新宿駅近くのビルの屋上にある「新宿アジア横丁」だ。

昼から友達と飲みたいなと思ってここに来たのだけど、こんなにチープでゴミゴミした酒場は久しぶりで。
2時間2000円で飲み放題は確かに安いけど、ツマミで出てきた油ベトベトのえび

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今週の、いちばん。第8回/たった5分で、人を幸せにする仕事。

今週の、いちばん。第8回/たった5分で、人を幸せにする仕事。

日曜日に1週間を振り返ってnoteを書くようになってしばらくたつが、正直に言えば、毎日毎日いいことばかりだったという週はない。
ときには大変なこともあるし、辛いこともあるし、後悔することもあるし、そういうことを書こうと思えば書けなくもない。
でも今日は、今週一番楽しかったこと、「お笑い」について書こうと思う。

火曜日、友人の誘いで「~K-PRO 10th BEST LIVE~『行列の先頭25 i

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