今週の、いちばん。1(2014年)

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ノート

今週の、いちばん。第20回/「最強のタイトル」づくりに、必要なもの。

ことわざって、面白い。
「三人寄れば文殊の知恵」ということわざもある一方、「船頭多くして船山に登る」ということわざもある。
これはきっと、どちらも真実なのだろう。
何か妙案を考えるときに、人の知恵を借りるのはいい。ただ、最後は誰かが責任を負って決めないといけない。

本のタイトルを決めるというのは、まさにそういうことだと僕は思う。
1人でウンウン考えても、思い入れが強すぎて(対象読者が)狭くなるこ

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今週の、いちばん。第19回/女友達と話すのは、なぜ楽しいのか?

人には「自分と同じ意見を聞いて安心したい」という気持ちと、「自分と違う意見を聞いて刺激を受けたい」という気持ちの2つがあると思う。
もしかしたら、つねに前者の気持ちが強い人もいるかもしれないし、逆にずっと後者のタイプだという人もいるかもしれない。
僕は、少なくとも今は、後者の気持ちがより強い。

だから(とつなげるのは、ちょっと無理やりかもしれないけど)、僕は「女友達」と話すのが好きだ。
なぜなら

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今週の、いちばん。第18回/仕事はもっと、楽しくできる。

「仕事なんて基本、楽しくないものだ。だからこそ、我慢して働くことでお金をもらえるんだ」
そんな言葉を、インタビューなどでしばしば見かけることがある。
一理はある、と思う。でも、それはあくまで一理にすぎないんじゃないか。
そう考えるきっかけが、今週あった。

昨日、友達に誘われ、初めて「情熱大陸 SPECIAL LIVE」に行ってきた。
バイオリニストの葉加瀬太郎がプロデュースする、「大人のためのフ

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今週の、いちばん。第17回/ニセモノの言葉でも、ホンモノの感動を生めるのか?

「her」は、「言葉」の映画だった。
こうまとめるのは、すごく乱暴なことだろう。
でも、編集者である僕がこの映画を見たあと考え続けたのは、やはり「言葉」のことだった。

(*以下、多少のネタバレを含むので「これから見る」方は十分ご注意を)

個人的には、いまだ「ビースティのPVとかを撮った人」の印象が強いスパイク・ジョーンズ監督の最新作、「her」。
この映画の主人公セオドアは、ラブレターやお礼状

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