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今週の、いちばん。2(2015年)

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その1週間で、僕がいちばん心が動かされたことをふりかえる、週刊連載的読み物です(収録してるのは2015年分です)
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2015年1月の記事一覧

世界をどう「切り取る」かは、あなた次第。/今週の、いちばん。41

世界をどう「切り取る」かは、あなた次第。/今週の、いちばん。41

小さいときから、写真を撮られるのが苦手だ。
と、キーボードを打ってみて思ったけど、これはウソかもしれない。
小学校くらいまでは、それほど苦手ではなかったように思う。
ただ、年を重ねて、自分の見た目を意識するようになり、得意ではなくなった。
いまも記念撮影などで笑顔を要求されると、うまく笑えない。

そんな僕が、プロのカメラマンの方に何枚も写真を撮られることになった。
もちろん、仕事がらみである。

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あなたが、私にくれたもの。/今週の、いちばん。40

あなたが、私にくれたもの。/今週の、いちばん。40

飲み会で、若いころによく聞いていた曲の話をするのが、難しくなった。
というのも、僕は結構年下の人と飲むことが多いので、なかなか話が通じないのだ。
「あなたが私にくれたもの キリンがさかだちしたピアス」
という詞で始まる、JITTERIN'JINNの「プレゼント」。
少年時代に大好きだった曲だけど、僕の若き友人たちは、知らない人がほとんどだろう。

人は生まれてきた家庭によって、親から色々なものをも

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「誰と組むか」で、けっきょく決まる。/今週の、いちばん。39

「誰と組むか」で、けっきょく決まる。/今週の、いちばん。39

芸人さんなどを見ていると、よく練られた台本を演じてウケるタイプと、アドリブで爆笑をとるタイプと、両方いるように思います。
これ、他の仕事でも似たようなことが言えると思うんですよね。
ようは、準備や段取りをどこまでするか、どこまで守るか。
で、僕の場合は、「仕事のアドリブ」がちょっと苦手で。
できるだけ段取りを組み、つつがなく進めて、そこで生まれた余裕をさらなるブラッシュアップに使いたいんです。

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「話を聞いてくれる友」がいることは、しあわせだ。/今週の、いちばん。38

「話を聞いてくれる友」がいることは、しあわせだ。/今週の、いちばん。38

このnoteを書くとき、結構な割合で悩むことがあります。
それは「何を、どこまで書くか」ということ。
僕が決めた、その週(実際には前の週の話題が多いですが)で、自分が「いちばん」心が動かされたことを書くというルール。
それを忠実に守ろうとすると、どうしても書きづらいことが出てきます。

じつは正月早々、けっこう大変な目に遭いました。
本当、ここ何年かでいちばん、肝を冷やした「事件」かもしれません。

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