竹子

今週の、いちばん。第32回/僕は、「竹子」みたいになりたい。

「神楽坂のほうに住んでいる」と言うと、たまに行きつけのお店を聞かれることがある。
こんなとき、オシャレなフレンチや、知る人ぞ知る料亭などを答えられたらと思うのだけど、実際によく行っているのは「竹子」という居酒屋だ。
このお店は、上の写真のように門構えこそ立派だが、中はバリバリの大衆居酒屋である。
ビールは基本180円で、それ以外の料理も手ごろな値段。
よほど飲み過ぎなければ、ひとり3000円でもお釣りがくるくらいだ。

今週(正確には先週だが)も、木曜、金曜とこの店を訪れた。
しかも、どちらも予約せずに、ふらっと入った。
特に金曜日は19時過ぎの混みそうな時間帯に8人で。それでも、余裕で入れるのが、じつは3階までフロアがあるこのお店のいいところだ。
珍しく「お席は2時間制ですよ」と言われたが、2時間後には少々すいていて、結局23時近くまで居座った。

変な想像だけど、もしも「竹子」が人間だったら、かなりいいヤツだと思う。

・一見、敷居は高いけど、じつはとても気さくな人柄
・急な無茶ブリにも、顔色変えず対応してくれる
・いつでも無休で、元気がいい

だから、ついつい入り浸ってしまう。

その一方で僕は、社会人になってから何かと忙しくなって、予定も結構前から合わせないといけない日が多くなって。
敷居だけは低いけど、ちょっと気取った「高級店」みたいに最近なってないか、反省する。
だから僕は、「竹子」みたいになりたい。
それが今の自分には、なかなか叶わない望みだとしても。

今週のいちばん行きつけの良さを再認識した瞬間。それは11月13日・14日、竹子で一杯目のビールを飲み干した瞬間です。

*ちなみに、あなたのお店にも「竹子」の姉妹店はあるかもしれません。ぜひこちらをチェックしてみてください

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滝啓輔💰講談社「マネー現代/現代ビジネス」編集部

#編集者 / #編集ライター養成講座 東京18期 / #企画メシ 2期 / #さとなおオープンラボ 十期 / 現在「 #ウェブの面白い文章 」をシェアする #1000日チャレンジ 中 / フリーランス / 講談社「 #現代ビジネス 」編集部にも所属。「 #マネー現代 」メイン担当

今週の、いちばん。1(2014年)

その1週間で、僕がいちばん心が動かされたことをふりかえる、週刊連載的読み物です(2014年4月から年末分までを収録)
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