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「一人で伸ばせるもの」には、きっと限界がある。/書かないよりは、まし。13

カラダのことを何も考えていないようで、たまには考える。
がむしゃらに働き続けるだけでは突っ走りきれない年だと思うし、そもそも疲れだってたまってくる。
なので、今日、仕事をする前に、家の最寄りの「Dr.ストレッチ」に行ってみた。
キャンペーン中で30分は無料体験。延長して60分にしてもらった(その分は割引価格だ)。

噂には聞いてたけど、なかなか痛い。
太ももの裏辺りを伸ばされ「いてててて」と悲鳴を上げていると、「筋肉が固くなっている人はどうしても痛くなるんですよね」とトレーナーに言われて、少々恥ずかしくなる。
個人差もあるだろうが、もともとカラダのあちこちが固く、姿勢も悪かった僕は、施術後、だいぶ肩のあたりが楽になった。

帰る前に、タオルを使うセルフストレッチの仕方を少し教えてくれた。
なるほど、筋肉を伸ばすために、一人でもやれることはあるようだ。
ただ、実際トレーナーにやってもらうと、普段伸ばせないところまで伸ばせるということを強く実感する。

ふと、仕事もストレッチに似ているなと思った。
仕事をするにあたって、一人で伸ばせる部分はたしかにある。
編集者なんて、あるていど経験を積んだら、ほぼ個人事業主みたいなものだから、油断をすると「一人で伸ばせる」力だけに頼って、日々の仕事をこなしていきがちだ。
でも、やはり、人と一緒に仕事をしたり、フィードバックを受けることでしか、伸ばせないものもあるように思う。

今月アタマから「企画メシ」という講座に通いだしたのには、きっとそれへの危機感もある。
まだ2回しか出席していないけど、講師、モデレーター、他の生徒から僕の「こり固まったアタマ」を伸ばしてもらっているように思う。

カラダと一緒で、1、2回伸ばしただけでは、また元に戻ってしまうんだろうけど、やっぱり、いまの僕にはアタマのストレッチが必要で。
日々、大量の仕事と難しい課題と格闘しながら、次のストレッチを楽しみにしている。

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