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今週の、いちばん。第12回/何があっても、「お祝いごと」に行く理由。

最近、飲み会の「仕分け」に力を入れている。
年々、知り合う人が増えるにつれ、お誘いも増えて、大変なことになっているからだ。

何も考えないで「参加」の返事をしていると、1月に20日はすぐに飲み会でうまってしまう。
なので、絶対行きたいもの以外は、ときには保留、ときには延期、ときには断り、どうにか月の半分程度に収めるようにしている。

ただ、そんな状況でも、極力参加するようにしているのが、「お祝いごと」だ。
結婚式でも出版記念パーティーでもレストランの開店祝いでも、できるだけ都合をつけて行くようにしている。
(もっとも、新刊を出版するたびにパーティをする人もいて、それは「仕分け」対象だが)

お祝いごとを優先して参加する理由はいくつかあるが、1つは「毎回はお誘いに応えられないので、せめてめでたい席だけでもお邪魔したいから」。
先述したように、年々お誘いが増えているので、よほど親しい人でないかぎりは、何度も続けて同じ人の会には行けない。だからこそ、お祝いごとの席だけでも駆けつけるようにしている。

そして、もう1つは「お祝いごとに参加すると、こちらまで幸せな気分になるから」だ。
祝いの理由は何であれ、幸せそうな主役の顔を見ていると、こちらまでいいことがあったような気分になる。

じつは、今週から3週連続で知人の結婚祝いが続く。
参加の調整は結構大変だったのだけど、そのぶん、幸せのおすそ分けをいただくことになるのだろう。
早く自分がその立場になりたいと思いつつも、思いっきり祝いたい。

今週の、いちばんニンマリした瞬間。それは、6月28日、永田町のレストランで山村さんのアツアツぶりを目にした瞬間です。

*「今週の、いちばん。」は、その1週間で僕がいちばん、心が動かされたことをふりかえる連載です(下の「このマガジンに含まれています」のリンクから全部の記事が読めます)

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