気分はずっと、「入社3年目」。/今週の、いちばん。87

「仕事の報酬は、仕事」
名言集を開くと、しばしばそんな言葉が載っているが、これはなかなか罪な言葉だと思う。
いま、会社員としても個人事業主としても、まさに報酬代わりの仕事がどんどん舞い込み、華金だというのに飲む予定も入れられない。
加えて、(自分が選んだことだけど)先週から、電通の阿部広太郎さんがモデレーターをしている「企画でメシを食っていく」(企画メシ)という講座にも通いだした。

「企画メシ」には、30人の参加者がいて、第1回の講義の際、自己紹介タイムがあった。
各自、「企画書とは何か」をプレゼンしつつ、年齢・職業・趣味・特技についても話す。
そこで気づいたのが、じつは、「37歳」の僕が、最年長の参加者だ(全員に年齢を聞いていないので、「多分」だけど)。
平均年齢は27歳。そして、やたらと「25歳」の参加者が多い。
それは、偶然ではなく、意味があることなのだろう。

「入社3年目」は、特別なタイミングだ。
同じ仕事を続けているのなら、その仕事のことも会社のことも、なんとなく「見えた」気になる時期だろう。
そして「見えた」という思いから、「これまでの延長でいいのか」という疑問も生まれてくる。
どう動いていいのかわからないけど、動かなきゃ、なんて考えたり。
そんな彼らと、みなとみらいで、半年間、講座を受ける。

「企画メシ」では最年長の僕だけど、似たような思いは抱えている。
ただ、<仕事とは、「永遠にクリアできないゲーム」である。>に書いたように、年を経ることでその奥深さを知り、「見えた」という気は全くない。
むしろ、仕事とは何か、年々迷いも出る。
その中で「動かなきゃ」という焦りがあり、「変わりたい」という思いもある。

同じ肩書で15年以上働いてきたけど、「考えないベテラン」にはなりたくない。
経験はある。でも、その経験をコピペして働いた先には、僕が望むものはない。
25歳のような体力はない。フットワークでも(きっと)負ける。
でも、気分はずっと「入社3年目」。
これでいいのか、という思いを持ち続けて、前に進んできた。
その意味で、「同級生」たちに負けずに、半年間、頑張りたいと思った。

今週のいちばん、「負けられないな」と思った瞬間。それは5月7日、みなとみらいのBUKATSUDOで、「企画メシ」に出席した瞬間です。

*「今週の、いちばん。」は、その1週間で僕がいちばん、心が動かされたことをふりかえる連載です
(最近は「書かないよりは、まし。」をよく更新しています)

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滝啓輔

今週の、いちばん。3(2016年)

その1週間で、僕がいちばん心が動かされたことをふりかえる、週刊連載的読み物です(収録してるのは2016年分です)
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