夏に向かうこの時期になると　
ティナ・ラッツが出てた1977年の資生堂のCMを思い出す。
私のスクラップブックに、そのCMの写真が貼ってある。

資生堂の小冊子「花椿」から切り取ったもので、その当時、母の友人が薬局＆化粧品のお店をやっていて、母は毎月「花椿」をもらっていたようだ。
「花椿」はなかなかおもしろくて　私は楽しみにしていた。
いろんな人がちょっとしたものを「花椿」に書いていて
ルネッサンス時代　女の人を窓で見初めた貴族の純愛の話とか印象に残ってるのだが、あれは塩野七生が書いていたのかしら？

ティナ・ラッツは、私の青春時代に活躍したモデルで、そのCMは　ハワイのロケでいろんな服を着て生き生きとしたティナ・ラッツが描かれていた。

そのCMに触発されて、私も　白いサンドレスや青のタオル地のビキニなどを作ったのだった。
確か「装苑」に載ってたビキニの型紙を参考に、自分で作った青いタオル地のクッションをほどいて、古い水着の金具をはずしてつけて作ったっけ。

そういえば、あのころ　化粧品メーカーがサマーローションとかいう水色系のローションを売っていて、その色がとても好きで毎年夏に買うのが楽しみだった。

あのころは、夏が楽しみだったなぁ。

このCMソングはダウンタウンブギウギバンド「サクセス」だった。
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