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45・レイ・ブラッドベリの「霧笛」~芸術も娯楽も


ピーター・ポール&マリーの「パフ」を聴いてたら、
レイ・ブラッドベリの「霧笛」という短篇を思い出した。

もう処分してしまった本なので、はっきり思い出せないが(ほんと、本ってあんまり処分するもんじゃないよね)、絶滅した恐竜の最後の一頭が、灯台の霧笛の音を聴いて仲間だと思い込み、深海から気圧に体を慣らしながら上がってくるというような話だ。
恐竜の孤独といったものが描かれていて 胸を打つ文章だった。
最近 小説を読むのが疲れるが、こういう作品は読みたい。

私は、作り物よりリアルなものが好きだと思っていたが、最近はドラマなどにも心癒される。もちろんハードなサスペンスのようなものじゃなく抒情的なのがいいのだが、作り物などと侮れない。
その作り物に心癒され、明日への活力が湧いてくる。

同じように、You tubeで清塚信也のピアノを聴いただけでも心が元気になっていく。

芸術的なもの(娯楽も含む)に触れるって大事だよなぁと、改めて思うのだった。


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