ザ・バーズの過去の曲を今ごろ知って「なかなかいいじゃん」と聴いてたら夫が「オレはこの曲をリアルタイムで聴いていた」と言う。
さすが都会人は違うねえ　と文化的にはずっと遅れてた田舎者の私は思う。

そして、そのころ夫たちが作ったバンドの名前も、バーズから取ってバーディにしたのだそうだ。
お義母さんがよく「ギターをガンガラガンガラ弾いていた」と言ってたが、どうも友達のギターを借りていたらしい。
私「朝夕刊の新聞配達で暇がないはずなのに　よくバンドなんてやれたね」夫「たいした活動もしなかったし、勉強しないから暇はあんだよ」
なるほど。息子の青春時代とかぶる。

息子もちっとも勉強しなかったから　自由な時間がいっぱいあった。
働く時間、遊ぶ時間、スポーツする時間、友達と過ごす時間、映画や音楽で感動する時間などがたっぷりあり、そのなかで人生を学んでたと思う。
あのときが　息子の今の力の原動力になってるのかもしれない。
初めは、高校も行かない息子にガックリきてたが、
息子を見てると「楽しそうだなぁ」とか「充実してるなぁ」なんて思えて、こういう青春もいいかもしれないと思えてきたのだった。

今ごろマイブームの「ザ・バーズ」