本当にやるべき?スタートアップの真実とは

スタートアップ立ち上げ中、東工大修士1年のタキモトです。
今回は、スタートアップ創業を志している方々に向けて、
僕が得た知見を共有しようと思います。

同じようにスタートアップ初期で岐路に立っている方の参考になれば嬉しいです。

アントレプレナーシップとは?

初めに、アントレプレナーシップって聞いたことありますか?

アントレプレナーシップとは、起業家精神という意味です。
ビジネスや事業を考え、その実行に向けて行動する精神のことを指します。

つまり、広義的な意味で起業するために必要なあらゆる要素のことで、
誰しもオリジナルのアントレプレナーシップがあると言えます。

有名な人が定義しているアントレプレナーシップの例はこちらです。

「イノベーションを武器として、変化の中に機会を発見し、事業を成功させる行動体系」

ピーター・ドラッカー(経営学の父)

「コントロールできる経営資源を超越し、機会を追求する姿勢」

ハワード・スティーブンソン(米ハーバード・ビジネス・スクール教授)

こんな風に、色々な人のアントレプレナーシップに触れ、
自分オリジナルのものを見つけていくことが起業家に求められる要素の1つ
だと考えます。

今回は、アントレプレナーシップの中でも、スタートアップに注目して話を進めていこうと思います。

スタートアップの真実

僕もそうだったのですが、スタートアップや起業ってキラキラしているイメージがありませんか?
勿論、やりたい事があり、それを貫く姿勢と志は人生の中で一世一代のイベントであり、やりがいを感じられると思います。

一方で、学生さんなどでそこまで詳しくスタートアップのデメリットについて知っている人も少ないのではないでしょうか。

そこで、スタートアップを志すのであれば、知っておくべきな事実をシェアします。

成功しても失敗しても人生を大きく変える

スタートアップを始めるということは、人生を変える覚悟があるということです。生活の変化は以下のことが考えられます。

  • 簡単に辞められない

  • 5〜10年は拘束される

  • マラソンのように終わりはない

  • ワークライフバランスとは正反対

  • 感情を揺さぶられることが多々起きる

このように、始めたら簡単には辞められず、そもそも「生活=スタートアップ」となります。また、感情を揺さぶられる経験も多々あると様々な方から聞きます。

そこまでしてやりたい何かがないと達成できない、ある人にとっては鬼門であると言えると思います。

また、こんな人はやるべきではないという人もあります。

これ当てはまる人は考え直すべき

お金持ちになりたい

単にお金持ちになりたいから、スタートアップを志すというのは、タブーだと思います。なぜなら、90%以上が失敗するからです。
いい企業に就職して、安定的な生活を送った方がお金は担保されるでしょう。

自由な人生を送りたい

こんな考えを持った人も少し注意が必要です。
スケジュールの自由度は増しますが、1日中仕事になるので、それが求めている自由なのかどうかは考えたほうがいいと思います。

終わりに

今回は、スタートアップに対して、少しネガティブよりの内容を共有しました。著名人が残しているコメントも紹介します。

起業家は生まれながらに起業家であり、遺伝的とも言える

ロン・コンウェイ(Google, Facebookの投資家)

スタートアップすること以外の何も思いつかないなら、スタートアップせよ

ロジャー・マクナミー(Facebook, Google, Amazonの投資家)

このように、鬼門であることは間違いないようです。
この記事を読んで、覚悟が足りなかった。と思う人も少しはいるんじゃないかな。と思います。しかし、必ず知っておくべき内容です。

先輩起業家からお話を伺う際も、後悔しているなどという人も沢山います。
ですので、悩んで悩んで、スタートアップに対しての覚悟を決めた後に自分が人生を賭けれることを志すことが大切なアントレプレーシップなのではないかと思います。

僕自身も、最初にこの現実を知ったとき、揺れる自分が少しいました。
自問自答の末、
どうしてもやりたいことがある、人生を賭けたいと思える、貫きたいと思えることがある、その覚悟を見つけました。
だからこそ、後悔なしのスタートアップ人生を歩もうと決意できたんだと思います。
皆さんも自分ならではのアントレプレナーシップを見つけていきましょう。

最後まで、読んでくださりありがとうございました!

お読みいただきありがとうございました!サポートは、起業資金として活用させていただきます!是非ともよろしくお願いいたします!