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せんちゅう

久々にせんちゅうこと千里中央に。セルシーが閉店し、ピーコックも閉店。来たる北大阪急行の延伸、そして千里阪急を含めた一大再整備に向けて、虎視眈々と静かに睨みをきかせている。ようにも、見えなくもないが、基本は残念な寂れた光景でしかない。ニュータウンの中央地区センターが、期間限定とはいえ、こんな状態で放っておかれるのは怠慢というか、愛のなさを感じる。
千里ニュータウンは、新大阪から近く、ディープじゃない大阪の北摂に位置するというその立地が功を奏して、ニュータウンとしては異例な再生を果たしている。ようにも見えなくもないが、実際にはただただマンションが建ち並び、新住の呪いともいえるつまらない街が残り、魅力だった団地の緑は消えゆき、世代や住宅種別による断絶が続く。千里を愛する人たちは多く、保たれている部分、そして魅力化が進む部分ももちろんあるが、あまり批判的に言及されないので敢えていうと、そんな面もある。
という、ちょっとバツの悪い、さみしい、かなしい気持ちにもなるのがせんちゅうなのだ。

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