見出し画像

【10分エッセイ#25】懐かしいって思えるのは前に進んでるから


※10分間で書ききる、下書き・推敲なしのぶっつけ本番エッセイ!※

今色々なお仕事をさせていただいているのですが、その中の一つに昔いた会社とのお仕事があります。

私が新卒で入った会社かつ今までで一番長く勤めた会社で、私のおしごとの基礎を作ってくれた、思い入れがある会社です。

で、たまにその会社に行くのですが、フロアとか見てると色々懐かしいな、と思うことが多くて。別にそんなに長い期間行ってなかったわけじゃないのだけど、それでも「ああ懐かしいなあ」という気持ちになることが多いのです。


「あ~青春の場所だなあ」とか思って、なんというか「懐かしい」だけでは済まされないような心が動く感じもしました。つい最近、といっても一年前までここで働いていたのにね。


それで考えたのだけど、「懐かしい」というような気持ちが持てるというのは、自分の過去とか、過去の自分のことをちゃんとしっかり好きだと思えているということだなって思ったんだよね。


ああ懐かしいなあっていう気持ちって、過去と未来のつながりを感じられてて、かつ違いを感じられるからそう思うんだよね。

あの時はああだったなあ、徹夜したなあ、喧嘩したなあ、泣いたなあ、わがままだったなあ、失礼なことしてたなあ、傍若無人だったなあ、今とは違うこんなこと考えてたなあ、未熟だったなあ。

それでもそんな自分のことを未熟でいとおしいと思ったりしてるんだよね。あの時と今のギャップを意識して、ちょっと客観化して、今とは違うって思って、違うからこそ懐かしさを感じてるんだよね。


たぶん、「懐かしい」ってすごくポジティブな感情。


嫌なことでも、時間がたてば「懐かしい」ってなっていたりする。

それはそのことを少し過去の、今とは違う自分のものとして少し距離をおいて捉えられているからなのかなと思うし、自分が前に進んだ証拠とも言えるのかなと思う。



古巣の会社に行ってそんな気持ちになったので、自分の過去のことも自分のことも好きなんだなと思うし、あるいはポジティブにとらえられるようになったのだと思うし、そう思えることは健全で幸せなことのような気がしたのでした。



そんなことを考えた週末でした。

今日なぜか、ですます調多い!かしこまっちゃったかな!


以上です!!!

今日の深夜から香港&深センいってきまーす!





もし私の文章がお役にたちましたら、サポートいただけると嬉しいです!アドベンチャー力をアップするためのおやつ代にします!