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【10分エッセイ#52】どういう立場であっても、一旦考え抜いて自分なりの結論を出すことが大事


※10分間で書ききる、下書き・推敲なしのぶっつけ本番エッセイ!※


今日書きたいのは2つありまして、

「コンサル的な力」っていうのはやっぱり大事だなって話と、そこから敷衍してどんな立場であっても一旦考え抜いてこれだ!って結論を出すことは大事だと思ったって話です。

どうぞよろしくお願いします。


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いきなり大きな話で恐縮ですが、現代社会においては、コンサル力よりも協創(co-creation)力の重要度が上がってるなという感じがしています。

これがこうですよ、こうしてくださいね、と教えてくれるコンサル的な人より、一緒に走れる人が重宝されている的な意味です。

まあ何かと「コンサル的なひとたち」って批判されますよね。なんていうか、コンサルって「あら~頭いいんですね!」みたいなイメージもありつつ、「偉そうなこと言ってて実行できない」的なイメージもあるじゃないですか。私がコンサルだったので敏感になってるだけもしれませんが。


ただ「そのビジネスに超絶詳しいわけではなくても、参画してから日が浅くても、様々な情報をもとに仮説をたて、自分的には絶対これ!という解が出るまで考え抜く」という「いわゆるコンサル的な力」は協創の時にかなり使えるなと思うのです。


ここは2つ話がありまして。まずは

情報を分析、整理できたり、ゴールドリブンとか、ロジカルに考えられたりする力(コンサルっぽい力)は大事

という話です。

これは言わずもがなっちゃ言わずもがなです。


で、2点目ですが、いわゆるコンサルっていうのは、自分が業界経験がなかろうとなんだろうと、すごい勢いでキャッチアップして勉強してヒアリングして、短期間で結論を出すわけですね。

その力ってすごい大事だと思うわけです。

いつまでも「私はまだ経験が足りないから・・・」とか言ってたら一生なんもできません。経験値や知識量ではいつまでたっても自分よりすごい人がいます。

それでも一旦自分が持っている情報で、自分なりにこれがいいと思うものをとことん考え抜くわけです。

何かを一緒に作り上げていこう!というときに、自分が考え抜かずに、ほわっと「さあ一緒に考えよう!どうする?」だと良い協創はできないと思うんです。

なんとなく会議のために集まってもだめ、まずは個々で考えてきてから集まろう、とか、たたき台なしに議論はできんだろう、みたいな話にするとわかりやすいかもしれません。


必死で考えた、「自分としてのベストな提案」があるからこそ、「ここが違うのでは?」という指摘があった時にどこまで立ち戻り、どう考え直すべきかもわかるし、いい議論もできると思うのです。


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この話、「個としての成長」みたいな目線でも良い示唆があると思っています。

一旦自分なりに考え抜いていれば、もらったFeedbackもより身になりやすく、その後の自分の改善方針が再現性が高いものになりやすいと思うのです。

ちゃんと考えていた場合は「あーここの仮説が弱かったから/ここの知識がないから/ここの可能性を考慮してないから〇〇なんだ~」と、自分に何が足りないかなどまでばっちりわかりますよね。

また、「でも〇〇と考えたからこうしました」と思考も説明でき良いディスカッションになりやすい&更なるアドバイスなどももらいやすい。

逆にあんまり考えてないと他者からアドバイスなどもらっても「へーなるほど~わかりました」となりがちかなと。



なんか長くなってきたのでまとめますが、

なので、例えば何かプロジェクトに参画したばかり、とか、転職したばかり、とか、まだビジネス経験が浅い、とかって場合でも、「まだよくわかってないから・・・」「スキルがないから」など言わず、まず自分なりにある領域考え抜き「こうすると良いです!」と提案までしてみる営みはおススメ。




そんなことを、ユーザ調査して自分なりに某社のビジネス理解して考え抜いて久しぶりに報告書作って、それを元にディスカッションしてみて改めて思いました。


今日は以上です!

※すみません今日は20分くらいかかりました笑


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