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【10分エッセイ#6】ぷちブラックボックスをあけてみよう

※10分間で書ききる、下書き・推敲なしのぶっつけ本番エッセイ!※

母が家に来たので、じゃがいもと人参の乱切りを依頼してみた。

ふと「乱切りって他人はどうやってやるんだろう」って気になったのだ。

料理は小さいころから母と一緒にやっていて、今も自分はよく料理するので、一通りのことはできるはず。だけど、手取り足取り教えてもらったのは小学生くらいまでで、それ以降は勝手に一人でやっていたので、それ以降全然フィードバックがかかっていない。

ちょっと味が薄い、とか味に対するフィードバックはかかることはあった気がするけど、例えば野菜の切り方や材料を鍋に入れるタイミング、ゆで方など、もろもろの作業工程に対するフィードバックはここ20年位もらっていないことになる。

親に料理を食べてもらうこともあったけど、少なくとも普段食べるには支障がないものが出来上がっていたし、工程にまでフィードバックはかからなかったし、自分も特に気にしていなかった。

でも、こういうのって、自分の常識がもしかしたら全然非効率だったり、変なものなのかもしれないな、と思ったので、親に乱切りをやってもらうのに至ったわけ。

まあ変でもいいんだけど、他の人のを見る機会がないから知りたいって感じかな。

親の乱切りがどうだったかをここに書くと長くなるので割愛するけど、それはそれで面白くて、乱切りそのものがどうこうってものあるし、そこから自分の料理の癖?みたいなものもわかったりしたのよね。


こうやって、大したことじゃないけど、知見が全然アップデートされないまま固定化されてしまいがちな「個人のぷちブラックボックス」みたいなことって結構ある気がする。

「トイレの仕方」「シャワーの浴び方」とかもそうかな。たぶん幼稚園からアップデートされていない。ずーーーーっと自己流。

まあそれは他人に見せてもらわなくても良い気がするけど、笑


もう少し視野を広げてみると、「自分が普段当たり前にしている作業、他人のやり方を見てみると、もっと改善できる余地とか発見あるんじゃないの」という結構当たり前の話なのかな。

細かいパワポの編集作業とか、他の人がやっているの見てみると面白いのかもしれない。

これやり方教えてもらう、じゃなくて、「横で見てる」っていうのが肝な気がするんだよね。だって、「先に結論考えてから作りましょう」みたいな概念じゃなくて、結構一挙手一投足の話だから。


今日はこんな感じで!おしまい!

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