映画のかんそう（１）

2019年4月6日 22:36

過去にtwitterに垂れ流した映画の感想を集めてみた。
主に映画はTVの、深夜とかテレ東の昼間にやっているのとかを録画して、真夜中にひとりで観ています。
基本的に1映画1ツイート。

当時ツイートしたものを、誤字脱字もそのまま収録。一部強調。邦題と日本公開年、原題と製作年、をタイトルとして付加した。

スリーピーホロウ（2000年）
Sleepy Hollow (1999)

映画「スリーピー・ホロウ」若きジョニーデップ演じる信念あるヘタレ変人イカボッドがはまり役。おどろおどろしくもどこかコミカルなティムバートン世界が最高。さらに私的二大クリストファー、リーとウォーケン！　リー様は出番少ないが存在感凄い。ウォーケンのギザ歯ヘシアンが超強そうカッコイイ。

映画「イップ・マン序章」史実に近いのか知らないが映画的にだいぶグダグダだ。特に三浦がグダグダだ。ゲス日本人将校を武人風に仕立て直したのが良くなかったのでは。佐藤はキャラが立ってていいぞ。リュウ師匠も強くて良いぞ。ドニーイェンは終始ドニーイェンだ。強すぎて凄い。もっと格闘観たい。

映画「オール・ユー・ニード・イズ・キル」傑作だな。序盤のオロオロするばかりで何もできないトムクルーズが全くトムクルーズでなく新鮮。そして徐々にトムクルーズになっていく様子が面白く、終盤には完璧なトムクルーズになりカッコイイ。SF理屈が雑だが、原作は原作、映画は映画として楽しめる。

映画「ラビリンス」のクリーチャーの造形とか細やかな動きとか、最高だな。イカれた世界観もいい。そしてデヴィッド・ボウイ！　ストーリーはわりとどうでもいい。何度見ても面白い。

映画「レギオン」、ポストアポカリプスでゾンビわらわらな超人バトルじみたパニックホラー？　展開は陳腐だが、天使の武器であり盾でもある翼を使った近接格闘がカッコイイ。ガブリエルの使うギミック満載の高速回転メイスがいいぞ。ターミネーター1作目めいた余韻あるラストシーン、これ続くのか？

「マギー」観た。シュワルツェネッガーがゾンビ破壊数最多記録を更新する映画かと思ったら違った。怯えながら徐々にゾンビ化する娘と、周囲と対立しながらも娘を守ろうとする父親の、苦悩と家族愛の物語だった。いい映画だ。泣けるゾンビ映画。演技するシュワルツェネッガーが凄い。玄田哲章が偉い。

『帰ってきたヒトラー』、面白いが、不気味な後味のコメディ映画。中盤の、テレビでの最初の演説シーン、息の詰まるようなシリアスさと、どこかズレた演説内容に変な笑いが出たが、同時になんとも言えない空恐ろしさを感じた。こりゃ原作読まなきゃだ。これがドイツで受け入れられるのか。スゲェな。

TVでやってた『バビロン A.D.』途中まで観たがいいぞ。廃墟、難民、暴力と金、ローテックとハイテックのギャップ。ウィリアム・ギブスンのスプロールや橋の3部作を映像化したらこんな感じになるだろうか。ヴィン・ディーゼルはヴィン・ディーゼル以外の何者でもなく無敵ぶりがすごくて強い。

バビロンA.D. 続き観た。ニューヨークのビル壁面いっぱいのネオン、無慈悲なカルト、ミサイル、ダルクワンディエのケーブルとチューブ、ローテックとハイテックのバランス、とてもいい。最後のぶったぎりかたもステキだ。原作への期待が高まる。

バビロンA.D. ただひとつ難を挙げるなら、ヴィン・ディーゼルが撃たれて死ぬとこ、あれはダメだ。ヴィン・ディーゼルが撃たれたくらいで死ぬはずがない。不自然すぎる。ヴィン・ディーゼルの撃たれて死ぬ演技なんて無理がありすぎる。あのワンシーンに限りミスキャストと言わざるを得ない。

ランボーは良い映画だな。

ちなみに「一人だけの軍隊」は原題"First Blood"、映画「ランボー」の原作。

「一人だけの軍隊」読み終わった。映画「ランボー」の原作だか、読んでみて、「ランボー」は良くできた映画だと改めて思った。

映画の枠に納めるためにいろいろ切り捨ててはいるが、肝心なことはちゃんと描かれている。と思う。

「ランボー」の、映画と原作の決定的な違いは、映画ではランボーは直接には一人も殺してないことだ。原作では明確な殺意をもって20人くらい殺してる。ガソリンスタンド2軒はじめ複数の建物に放火、ダイナマイトで爆破までやらかしてるので、実際はもっと殺してるだろう。（町は壊滅してる）

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