思えばここから天邪鬼が始まった気がする。
趣味のうち圧倒的なウェイトを占めているのは音楽。聴くのも演奏するのも楽しい。
音楽遍歴を振り返ってみる。

明確に音楽にハマったのは中学2年生の時。幼稚園に上がる前、訳あってニューヨークに住んでいたのだが、その当時の友人（日本人）の家に遊びに行った際に、PS2版のGuitar Heroというゲームを遊ばせてもらった。🎸型のコントローラーを操作し、流れてくる音符通りにボタンを押すというものだ。それが楽しかったのか自分用にも買って家で遊んでいた。そのゲームにボス役として登場したのがGuns N RosesのSLASH（風のやーつ）だった。思春期真っ只中で多感な時期の少年にとって、モジャモジャ頭に🎩を被り、ティアドロップ型の🕶をして、レスポールを掻き鳴らす姿は衝撃だった。
ギターをやりたいと言い出した時は、母親もびっくりしたことだろう。ありがたいことに芸術全般に理解があった両親はSLASHをみて、いいね！と言ってくれた。

ギターを買いに行ったのは御茶ノ水。蕎麦屋の角を曲がったところにあるESPのショップだ。今もいる白髪ロンゲのおっちゃんが対応してくれたと思う。何がいいとか全く分からずレスポールが欲しいとだけて伝えて、glassrootsのレスポールタイプを買った。（ついでにVOXのアンプも）
教本をなぞりながらも、練習曲として載っていたレミオロメンの3月9日やYUIの曲にはさして興味をもたず、Sweet child o mineのイントロをひたすら練習。
ここから孤独の長い音楽の旅が始まった。