拘縮肩
理学療法士が機能を考えるときは病態の機能を考える前に機能から病態をみるということが重要となる。機能から病態をみることで、医療の中の理学療法士としての役割がより生きるであろう。
拘縮肩の定義は本邦では、2020年に肩関節学会で上記のように定められた。特発性のものは凍結肩、2次性のものは2次性拘縮肩とよぶ。
凍結肩は主に上記の3つのphaseに分かれるが、基準となるものは現状はっきりとはしていない。
肩関節を守るために、肩関節の動きを止める。どのように止めるか?
胸郭の問題は肩関節に影響与え、可動域低下も過可動性も影響が大きい。
治療には機能的な問題を踏まえた上で、炎症期の理解が重要となる。
どの時期にどの治療展開が患者にとって最適なのか理解する必要がある。
凍結肩の治療には様々なことを考える必要があり、一筋縄ではいかない。