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【聞いてみた】あなたにとって“宅建”とは?

宅建ダイナマイト合格スクールのおーさわ校長です。
RE/MAX Dynamiteでは「スーパー用務員オオサワ」です。

「宅建のススメ」だなんだかんだ、毎度お騒がせしておりますが(←というほどでもないですが)、あらためまして、大人女子の面々に「あなたにとって“宅建”とは?」ということ聞いてみようかと。

実際、そのときどんな思いがあって、どう決断したのか。
そりゃ宅建試験の受験ともなれば、ましてや本気で合格をめざそうということになれば、「自分と向き合う」という“自分”と“時間”との戦いというか、自分に変革を起こすパワーというものが必要となるわけでして。

昨年もそうだったけど、約28万人〜29万人が受験申込をする宅建試験。
実際の受験者は8割(宅建ダイナマイトでは「バックレ率20%」と言っておりますが)の24万人くらいだが、試験合格はそのうちの上位15%だ。

この“24万人”という人数、ちょっとした自治体(市町村)よりも多いでしょ。
なのでこの人数を見てビビる人もいますけど、でも戦う相手はこの人たちだ。

とどのつまり、宅建試験は選抜試験(上位15%)でありまして、となれば「他人との戦い」ということになるんだけど、ちょっと待った、他人と戦うためにはなにが必要か。

そのとおり。
まず静かに(なかには激しくという人もいるが、まぁそのあたりは好き好きで)自分と向き合って、そしてある種の“決意”をする。

その決意をするあたり、実際にどんなふうだったのか。

「まずは身内から」という感じにはなりますけど、今回は『千葉のスペイン娘』五味由香梨さんにそこらへんのことを聞いてみた(というか書いてもらった)。

RE/MAXエージェント五味 由香梨(Yukari Gomi)
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千葉のスペイン娘。38才。

夫と息子2人と千葉で暮らしています。
スペイン関係の仕事を転々としてキャリアアップをしてきたジョブホッパーですが、再生可能エネルギー関係の開発事業には独身時代から数えて10年間くらい携わってきました。
入社当初は通訳兼許認可担当として全国を飛び回っていましたが30歳の時に結婚。
妊娠を機に産休・育休に入り、その後職場復帰をしました。

お前は必要ないと言われた

妊娠を報告したときにお前はもう必要ないと社長に言われたのですが、職場で失われた信頼は復帰して仕事で回復するしかない、と割り切っての職場復帰でした。
キャリアに対して強気な自分がある一方で、実際には長い間ブランクが空いたことで業務のスピード感や語学が衰えてないかという心配もありましたし、長期不在にした申し訳なさもありました。
まだおっぱいを飲んでる下の子と幼稚園にはいったばかりの上の子の不慣れな園生活も重なり、女性特有の「仕事と家庭の両立」「職場復帰の悩み」「キャリア」に関しては人並みに悩み葛藤した時期です。

職場復帰して半年過ぎた頃

宅建と出会ったのは、職場復帰して半年過ぎた頃です。
時間短縮勤務で出張にも制限がある使いづらい人材であるものの既に社内で一番の古株になっており、それなりに業界の流れをみてきたということで「新人に仕事を教えてあげてほしい」と言われることが増えました。
それまでの経験から新人やプロマネのサポートをしていたのですが、ふと、高みの見物コメンテーターみたいな自分が嫌になり、以前はこうだったんだよーっと言うだけの自分はなんかダサい、有資格者だったら客観的にも説得力あるな、と思い本屋にいきました。
ちらっとみた宅建の資格本の内容がこれまでの業務とリンクしてびっくり。
ディベロッパーとして立ち会ったきた土地の取引や契約、登記がそのまま試験内容。
法令上の制限がまさに許認可の業務。
さらにその資格本の内容がおもしろかったので仕事の参考書として購入したのですが、読んでいるうちになんなら本気だして受験してみよう!と。
ちょうどいまくらいの時期でした。
わくわくする4月にかこつけて勉強し始めました。

「自分の商品価値を上げる」と決めた

「宅建受験します!」と宣言したときには知り合いの中にも受験予定が数名いましたが「会社が毎年勝手に申し込んでるから受ける」「行政書士からランクを下げて受けようかと思っている」といった感じでした。
今までと違うアップグレードした自分になるためにここで“逃げ癖”はつけないぞと心に決め、その年の10月の試験で合格し翌年2月には宅建士証を受け取りました。
有資格者ということで自分に自信がついた一方で、時間短縮勤務は子が3歳になるまでという「3歳の壁」にぶち当たり、リモート勤務を推奨していない会社だったため最終的にフル勤務ができないという「会社側の理由」で、退職を余儀なくされました。
様々な人生のステージがある中で今は仕事をセーブして子どもといるべき時間なのかもしれないと頭を切り替えて次の仕事探しのために履歴書を作成しましたが、「宅建士」という資格があるだけで転職のオファーはかなりきました。

他人の都合に合わせない。自分の専門で勝負したい

ただ、私のキャリアには「スペイン語」も不可欠です。
いわゆる一般的な不動産関係の会社に就職すれば今までのそのキャリアを捨てざるをえません。
そこでRE/MAXという不動産フランチャイズで個人事業主としてジョインすることに決めました。
かつてスペインの親友とルームシェアをするために家を探したことがあります。
彼女は私より日本語が上手でしたが外国籍であることや受け入れるオーナー側さんの可否の問題もあり時間もお金もかかりました。
その経験から日本で困っているスペイン語圏の人がいたら助けてあげることができるんじゃないかな、と思いました。
まだそのニーズ(必要性)があるかどうか、あまり前例がないのでわからないのですが、勝負してみようかと。
それが私の個人的なミッションという感じがしてますし、そんな決意をした自分自身、これからの人生が面白くなるような気がしています。

・・・ということで、今回は『千葉のスペイン娘。』五味由香梨さんの場合をご紹介しました。
ちなみに彼女が用意してくれたハッシュタグ(キーワード)はこちら。

#女性の人生展開
#Más vale tarde que nunca. (遅くてもやらないよりマシ)という諺。
#柔軟性に乏しい勤務体系な既存の社会の枠組み
#こっちのペースで働きたい
#残業なし
#時間が柔軟
#家族との時間
#雇われない働き方

また大人女子に登場してもらいます。
最後までおつきあいくださいましてありがとうございます。

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