たっきー

こんにちは。滝口です。雑記用です。

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マガジン

  • 連作短編『1ダースマイナスカウントアップ』

最近の記事

入社3年目になりました。

久々にnote書きます。短いです。 そういえば2022年になったときも、入社3年目を迎えた4月も「今年の抱負」的なものを語っていなかった(あんまり思いついていなかった)ので思いついた5月も半ばになってから発表します。 今年の漢字は「離」にします。 「守破離」の離です。 入社1年目、書店営業という仕事を通して、挨拶の仕方からコミュニケーションの取り方、仕事への向き合い方などの基本的なことを学びました。 2年目に今の部署(EC)へ異動になり、マーケティングの「マ」くらいは

    • 書店営業をやっていて「最高」を感じた3つのありがとうの話

      こんばんは、滝口です。 お久しぶりです。ずいぶんと。 雑記なので徒然なるままに書いている次第です。不定期更新をお許しください。  今日はタイトルにもある通り、書店営業という仕事を通して「最高だなぁ」と感じた瞬間を集めてみました。書店営業を経験している方にとってはあるあるかもしれませんし、書店員様がもし見てくださっていたら「こういうこと考えてるんだ」とか少しでも思ってもらえたらうれしいです。  もともと就活生向けにこういう話しようかなーと考えていたのから始まったアイデアなので

      • 熱中コンプレックス

        こんにちは。滝口です。 今日はちょっと変わったコンプレックスについての話です。 ずっと言語化できなかったし、つい最近まで自分の中でも問題意識にすら上がっていなかったのですが、まとまったので書いてみます。むしろまとめるために書いています。 基本的には僕の経験談なのですが、共感してくれる人もいるのではないでしょうか。(約4500字あります。長いのでお時間あるときにお読みください。) 熱中コンプレックスとはこの言葉は僕が考えた造語です。既に存在していたら誤用になってしまうか

        • たくさんもらってきたから(学生最後の日)

          今日は16年間続いた学生生活最後の日。 最後の1日は 昼まで惰眠をむさぼり 自転車に乗って新しい名刺入れを買いに行き(これでだいたい必要なものはそろった) 待ちのパン屋さんでカレーパンと焼きそばパンを買って かえって死ぬほど手洗いうがいをして パン食べて 公共料金とかWi-Fiとか後回しにしていたお金系の手続きを済ませ(まじでめんどかった) スマホでヒロアカのアニメを見ながらカレーを作り カレーを食べ PCの中身を整理して 今に至る。 何の変哲もない1日を過ごした。

        入社3年目になりました。

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        • 連作短編『1ダースマイナスカウントアップ』
          2本

        記事

          売れる本って何だ?

          こんにちは。滝口です。 今回は「売れる本」について。 受け売りの部分もありますが、いろんな方の話を聞いて、自分なりに噛み砕いで自分の言葉で書いてみようと思います。 きっかけは質問箱このテーマについて僕が考えるきっかけになったのは質問箱に投稿された一つの質問でした。 「あなたが編集者なら、好きだけど売れなさそうな本と、好きじゃないけど売れる本の、どちらを担当しますか?」 意地悪な質問ですよねぇ。いやありがたいんですけどね? その時はとっさに 「好きな本を作りたい」っ

          売れる本って何だ?

          プライドの因数分解

          こんにちは、突然ですが質問です。 プライドって いい言葉だと思いますか? 悪い言葉だと思いますか? 「あいつプライド高いから面倒くさいよな」 「自分の仕事にプライドを持て!」 「プライド」という言葉は便利なもので、両方の意味で使えるんですよね。 ゆえに意味を曖昧にしたまま使ってしまう危険な言葉でもあると思います。 今日はそんな「プライド」を要素分解し、類義語を並べ、 「いいプライド」と「悪いプライド」の区別を言語化してみました。 いいプライド類義語は 「自信」「矜

          プライドの因数分解

          就活の基本【深堀り】のやり方!!

          こんにちは滝口です。 ご存じの方も多いと思いますが、僕は今就活支援団体の運営メンバーをやっています。 就活生と面談をしたり、ES添削をしたり、今後は面接練習なんかもやる予定です。 たくさんの就活生と話し、社会人の方とお会いする機会にも恵まれ、自分が就活をやっていた時より業界のこと、就活のこと、働き方のことについて、より具体的にイメージできるようになったと思います。 そんな活動をやっていて、就活生にぜひ知っておいてもらいたい、基本的な就活の進め方について書きます。 「

          就活の基本【深堀り】のやり方!!

          【笑いながら傷つく人】を探しています

          こんにちは。突然ですが質問です。 あなたは 笑いながら傷つく人 ではありませんか? ・「いじられキャラ」を理由にキツい言葉を浴びせられたことがある。 ・「愛想笑い」が上手すぎてときどき自分でも本当の笑顔と区別がつかない時がある。 ・「悩みなさそうでいいね」と言われてもやっとすることがある。 こんな「笑ってるけど実は傷ついた」エピソードを探しています。 心当たりがある人はこちらからぜひ投稿してください!! こんなこと、ないっすか? 高校時代、休み時間にみんなで

          【笑いながら傷つく人】を探しています

          出版就活に挑んだ僕が「やったこと」「やらなかったこと」

          こんにちは。滝口です。 年も明けて、いよいよ入社の日が近づき、またそれと同時に2021卒の採用が目前に迫ってきています。 終わったら書こう、終わったら書こうとずっと思っていて、まあそろそろ書いてもいい頃かなと思い、書いてみようと思います。僕は何事も文章にしてみないと理解できないという種類の人間なのだ。 普通の体験記を書いても面白くないので、志望動機とか、時系列で何してたかとか、そーゆーのは書きません。 そのかわり 自分が就活で やってよかったこと やらなくてよかったこと

          出版就活に挑んだ僕が「やったこと」「やらなかったこと」

          好きなものと嫌いなもの

          先日『読みたいものを、書けばいい』を読んだのですが、そのなかに 「自分の内面を語る奴はつまらない」 と書いてありました。 うーん確かに。 でもそれは興味ない人に語られる前提なんですよね。 大好きな人の話ならむしろたくさん聞きたい。 まああの本は世間一般向けに文章を書くときの文章術の本なので内面語りはダメというのは至極真っ当ですが。 今日は僕の内面語りなので、僕を好きじゃない人は読まないでください。 僕は日常的に自分が好きなもの、嫌いなものをカテゴライズする癖がある

          好きなものと嫌いなもの

          空っぽな入れ物に荷物をたくさん詰めてくれた人たち(あるいは、僕という人間を形作る何か)

          人間は、箱。 なんにもはいっていない、空っぽな箱。 大きさは人によるけど、生まれた瞬間は小さい。 だんだん大きくなっていく。 箱自体にはなんの価値もなくて、その「空っぽ」には「可能性」という名前が付いている。 何かを手に入れたり、何かを覚えたり、何かを習得したとき、その「可能性」を少しずつ減らしている。 でも箱に詰めた道具を使って、箱を大きくすることもできる。 「僕は、もともと空っぽな人間なんです。」 人に褒められたとき、時々こんな言葉が頭をよぎるようになったのは

          空っぽな入れ物に荷物をたくさん詰めてくれた人たち(あるいは、僕という人間を形作る何か)

          こんな僕でも、生きにくさを感じることがある。

          こんにちは。滝口です。久々のnoteです。 今までの人生でずっしりと心に乗っかってきたおもりの存在に、最近気づいたのでしたためます。 僕は今までもこれからも、基本的に自分の生きたいように生きてきたし、生きていきます。 幸い自分の生きたいと思える道はそれほど険しい道でも、人様に多大なる迷惑をかけなければ進めない道でもないので、まあ、小さな迷惑ぐらいはかけるかもしれませんが、周りの人に感謝しながらも好きなことさせてもらっています。これからも周囲の方々には本当にお世話になると思い

          こんな僕でも、生きにくさを感じることがある。

          短編小説『十時間前のリスケジュール 』

           さみしい。  季節のせいだろうか、柄にもなくそんなことを考えてしまった。だいたい、この部屋が広すぎる。パパが資産運用だか何だかのために買った神楽坂のマンションの間取りは2LDK。 「どう考えても私一人が住むには広すぎるわよ」 誰に向かって言っていいのかわからないから、仕方なく去年のクリスマスに元カレにもらった安っぽいスノードームに向かっていってみた。だいたいこのプレゼントも趣味が悪い。スノードームなんて何の役にも立たないし、季節が過ぎればただの扱いにくい文鎮にしかなら

          短編小説『十時間前のリスケジュール 』

          短編小説『十一桁のガールフレンド』

          久々に小説も書きました。 「将来ね、大統領になるの」 「誰が?」 「私よ」 「どの国の?」 「日本以外どこがあるのよ」 「うーん、じゃあまずこの国の政治形態を変えないと」 「冗談に決まってるじゃない。あなたってなんでそんなに気が利かないの?まじめじゃない返事をしたらおちんちんが爆発でもするの?」 「まさか。」  麻里さんの理不尽な攻撃を僕はいつものように正面から受け止める。いつもこうなんだ、この人は。僕が麻里さんの欲しい答えが出せないとすぐに「気が利かない」っていって僕をい

          短編小説『十一桁のガールフレンド』

          村上春樹について語る時に、僕の語ること

          こんにちは、敬虔なムラカミスチャンです。村上主義者ともいいます。村上春樹の作品が大好きな人のことをよく「ハルキスト」と言いますが、まじに好きな人は自分たちをハルキストなんて呼びません。 アレは外野が「『ハルキ好きなおれ、オシャレでカッコええやろ?』って思ってるんやろ?」って言う偏見に満ちた文脈で「ハルキストじゃん笑笑」って言ってくるだけです。嘘です。さすがに偏見に満ちあふれすぎた。 でもまあ少なくとも僕の周りで自称ハルキストは1人もいません。「村上春樹が好きなことは別に誇る

          村上春樹について語る時に、僕の語ること

          自己紹介

          はじめまして。滝口景太郎です。みんなからはたっきーって呼ばれてます。 編集者目指してます。 さて、いきなり12件の謎投稿をして約8か月間放置、遅すぎる自己紹介になりました。ごめんなさい。わけわからんな。アイキャッチの画像は僕が大好きなフランスの画家、ドラクロワの『ディエップの海』という作品です。ネットで見られるのでぜひ。 先にあげた小説は僕の正真正銘の処女作『真っ赤な空と青い月を君はどこかで見ただろうか』です。セクシャルマイノリティと、「好き」という感情をテーマにした作

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