ミリオンライブ新規勢にとっては楽曲が多すぎて困るよねって話
前おき1
ミリオンライブは曲が多い
現在約500曲らしい
ミリオンライブは曲が良い
ミリオンの強みは曲らしい
ここで「曲を楽しむ前に挫折する」という問題が生まれます
この問題に対して少しでも道筋を示せれば良いなと思いました
つまりこのnoteでは
ミリオンライブ!にハマった!
けど曲が多すぎてどこから手を付ければ…
という人に向けて
こういう観点で聴いてみるのはどうですか?
こうやってメリハリ付けるのはどうですか?
という提案をするnoteです
決して強制ではないことを強調させてください
出会い方は運命的な方が良いに決まっているので
前おき2
そもそも「曲が良い」とは以下の3つの要素があると思っています
①クオリティ
②アイドルの解像度
③思い入れ
①は音作りや歌唱力など
②は歌唱するアイドルの背景知識と曲の結びつき
③はリアルイベントやゲーム内イベントやその他の個人的な思い出
曲が良いというときの割合としては①が80%②が15%③が5%くらいでしょうか
①に関しては正直個人の好みに寄ると思います
例えば、花ざかりWeekend✿やdear…はハイクオリティで新規ウケが良いとされますけど
別にこれがぶっ刺さりしなくても大丈夫
きっと刺さる曲が見つかるはずなので500近くも曲があれば流石にね…
③に関してもこれも個人の思い出でしょう
直近で言えば異次元フェス(アイラブ歌合戦)のジャングル☆パーティでミリオンと出会った人はジャングル☆パーティに思い入れがあるだろうし
ここでは「②アイドルの解像度」に関して整理していこうと思います
本題
楽曲をまずはざっくり二分する
ソロ曲とユニット曲
ソロ曲→アイドルの自己紹介
ユニット曲→アイドルの関係性、劇中劇
こういう認識でおっけーです
ミリオンライブの特徴は
全員にソロ曲が1人4つある ※1
ことだと思います
これはアイドルマスターシリーズの中でもミリオンライブだけの特徴で
他コンテンツ含めてもこんなにソロ曲のあるコンテンツは少ないように思います
特徴というのは要はそのコンテンツが大切にしているところだと思います
ミリオンライブにおいては曲の数、ソロ曲の数であり
本当のところを言うとアイドルひとりひとりの個性で
それが数として表れているというのが正しい順番かもしれません
ソロ曲
ソロ曲は自己紹介ソングと上記したのですが
こちらもリリース時期で二分することができます
ミリオンライブの初めの4~5年はGREEというプラットフォームでゲームをやっていた「グリマス」という時代でした
その後、アプリゲームのミリオンライブ!シアターデイズが始まり「ミリシタ」と呼ばれる今の時代になっています
これがソロ曲の説明に何の関係があるかと言いますと
ミリシタになってからもう一度自己紹介をやり直したんですね
↓詳細&整理↓
グリマス期に出たCDシリーズ
・LIVE THE@TER PERFORMANCE(通称LTP)
・LIVE THE@TER HARMONY(通称LTH)
ミリシタ期に出たCDシリーズ
・M@STER SPARKLE(通称MS)
・M@STER SPARKLE(通称MS2)
↑覚えようと思って覚える必要はまったくないです↑
LTPとMSの立ち位置は似ており
それぞれ初めましての方に私はこんな子ですという自己紹介
LTHとMS2ではそこからもう一歩踏み込んでみたり、違う一面を見せる
そんな役割があるように思います
LTP→LTHの自己紹介の変化の仕方に関しては
具体的には宮尾美也を例にするとわかりやすいと思います
LTP10より『ハッピ~ エフェクト!』
「ふわふわ」「のんびり」「しあわせ」といったまさしく宮尾美也のイメージ通りではないでしょうか。
その翌年にリリースされたLTH06の『初恋バタフライ』がコチラ
この曲調の変わり具合は驚きました
そこでこれがソロ曲として出される意味を考えたときに
(あぁ、この子の本質はゆるふわではなくやると決めたことは何年かけてもやり遂げる子なんだ)
(ハッピ~エフェクト!で言っていた「世界平和」は荒唐無稽なことではなく「初恋」と同列の「本気」だったんだ)(つまり叶わないかもしれないんだ)
という理解になるわけですね
こういったギャップで生まれる奥行きで画一的なキャラではなく生きているアイドルとして認識できる
1曲目と2曲目でギャップの無い子はそれはそれで解像度が上がる
そういった効果、というと大袈裟かもしれませんが、繋がりのようなものがあるので
ソロ曲に関してはLTP→LTH→MS→MS2の順番で聴くのが良いのかなと思います
ユニット曲
ユニット曲はアイドルの関係性や劇中劇と"楽曲をまずはざっくり二分する"の項目で書きました
こちらはソロ曲とは違い曲に繋がりはありません
つまり好きに聴いてくれれば良いです
(そもそもソロ曲も好きに聴いてくれれば良い)
CDシリーズで整理してみましょう
ミリオンライブのCDシリーズを発売日順に並べたのが上記です(多分)
うわー。いっぱいあってこれだけでも面食らってしまいますね
ユニット曲の観点で見たときに大きく変わったのは
グリマス時代とミリシタ時代で描く世界の変化
です
ユニット曲~劇中劇~
ミリシタではシアター(劇場)デイズというだけあって
劇場というものがミリオンライブの中心になりました
それを象徴するのがMILLION THE@TER GENERATION
通称MTGシリーズ(ミーティングやカードゲームじゃないよ)です
このMTGシリーズにはソロ曲は収録されておらずユニット曲+ドラマパートという構成でした
そのMTGシリーズの始まりがコチラ ※2
はい。
劇中劇です。
ヴァンパイアvsヴァンパイアハンターという構図
その裏に愛の物語が隠されており
アイドルが
稀代の悪女の辺境伯夫人
騎士(男性)
吸血鬼(女装をする男性)
少年(本当は少女。つまり男装してる女の子)
を演じて殺しあったり救われたり救われなかったりするお話
という劇場があるから作れるようになった曲が増え
ミリオンライブの世界がわーーーーーーーっっっと広がりました
ぼくが特に好きなのはコチラ
イケメン女の子が嫌いなやつはおらん!
沼に浸かると
志保に家族のために学園に忍び込む役やらせる運営よぉ・・・ってなったり
志保(14歳)を取り合って求婚する琴葉(18歳)まつり(19歳)歌織(23歳)って構図面白いな…とか
多分レッスンの合間に志保にちょっかいかけたり構ってあげて甘やかしてるんだろうなとか
志保も別にまんざらでもないんだろうなとか
普段委員長やってる琴葉がヘタレ役やってるのかわいいなとか
普段お姫様やってるまつりのショタ役似合ってるなとか
歌織さんは王子様役絶対楽しんでてかわいいなとか
この「劇中劇の世界」という新しい遊び場でいくらでも遊べるので飽き性なぼくでもめちゃくちゃ楽しいんですよねミリオンライブ
ユニット曲~アイドルの関係性編~
グリマスの時代は
ソロ曲でアイドル個人を理解して
ユニット曲でアイドル同士の関係性を描く
そして合間を主にゲームで補完する
というコンテンツでした
特にLTHでは
(LTH・・・2つ目のCDシリーズです)
ゲーム内イベントと連動したCDシリーズとなっていて
各CDの発売日はゲーム内イベントの最終日近辺になっていました
代表的な曲はコチラ
リコッタ(ユニット名)は家族
なんて言われたりもするけど
新規が沢山ある曲のうちの1つとして「HOME, SWEET FRIENDSHIP」を聴いていて
古参が急に
「リコッタは家族だよな!な!!!」
って血走った目で言ってきたら怖いと思います
この時期の曲こそ背景知識の有無で受け取り方が全然違うと思うので
それを面倒くさいと取るか、楽しみ甲斐があると思うかは人それぞれかなーって
ストーリーありきなこの時期のユニット曲は新規と古参で一番温度差があるとこなのかなと個人的に思っています
どうなんでしょう?
おわり
お疲れ様でした
LTPだったりLTHだったりMSだったりMTGだったり
略称が多すぎて混乱しますよね
「各アイドルのソロ1曲目」って言うより「LTP曲」って言う方が簡単だから使っちゃうの…ゴメンネ…
でもミリオンライブを好きな人が増えてほしいのはガチ
ミリオンライブのファンみんなそう思ってるはず
これはアイマス全部に共通することなんですけど
ミリオンライブの全部を好きにならなくても良いから、自分にとって美味しいとこだけ食べて楽しみましょう!
アイマスはそういうコンテンツなので!
ところで新規大歓迎なミリオンライブのファンのコミュニティがあります
X(旧Twitter)に疲れちゃったときとかよくここにいます
ユーザー登録して
「はじめまして。○○です」「いついつからミリオンライブのPやってます」とか適当に自己紹介したら多分ものすごい数の
みりっほー!が飛んでくると思うのでやってみてね
ぼくもそんなに長く在籍してるわけじゃないけど楽しい場所ですよ
あとは変な愉快な人たちを観察したり、自分も変な愉快な人になったりして楽しめばいいんじゃないでしょうか
※1
白石紬と桜守歌織の2人は3曲だが
追加組の説明を挟むと冗長になり、また本筋と関係ないため
省略しました
※2
MTG01~04は
BNTとフェアリー・エンジェル・プリンセスですが
あくまでMTGシリーズの特徴、しいてはミリシタ以降の世界を伝えるために説明を省略しました
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