歯根嚢胞で前歯を2本抜いた実体験談。お金よりも歯を大事にしよう!

先日、歯根嚢胞という歯の根っこの病気が悪化しまして、前歯を2本抜いてきました。

同じような治療をこれからされる方もいるかもしれないので、その実体験談を備忘録として記しておこうと思います。


歯根嚢胞とはどんな病気か?

まず、歯根嚢胞とはどんな病気かを最初に記しておきます。

図で示すとこんな感じですね。歯の根っこが細菌感染して、膿が溜まっている状態です。


画像1


歯根嚢胞になる原因はいろいろあって、一番多いのが虫歯を放置して細菌感染が歯の根っこまで広がるケースらしいです。

僕の場合は原因が虫歯ではなく、子供の時に前歯をぶつけたのが原因で、子供の時からずっと歯の根っこに膿が溜まっている状態でした。言わば歯の根っこに爆弾を抱えている状態で生活をしている感じです。

19歳の時に歯の根っこだけの治療はしたのですが、完全に治ったわけではなく、28歳の今、再発


歯の根っこが感染して膿が溜まり、その影響で歯茎が腫れて、もう尋常でない激痛が襲いかかってきました。


あまりに痛すぎるのでかかりつけの歯医者に駆け込んだところ、


「歯をこのままの状態で残すのはもう無理、抜歯です。」


と歯医者さんから宣告を受け、摘出手術をするに至りました。何度も治療を繰り返した歯なので既に神経はなく、骨もほとんど残っていない状態だったので、もうこれが自分の歯の見納めだろうなということで抜歯を決断。これが経緯でした。


歯根嚢胞摘出手術、抜歯体験談

抜歯と決まったら即手術になります。

手術内容としては、歯根嚢胞のある前歯を2本抜くという手術内容です。要は抜歯です。

ただ、普通の抜歯ではなく、歯の根っこに膿が溜まっている歯を抜歯するという手術なので、オヤシラズの抜歯なんかよりも時間がかかるし、手間がかかっていたようでした。

手術自体は麻酔が効いているので痛くはないのですが、ガリガリやられたり引っ張られる感覚はあるのでなんとも嫌な感じ。

そんで、歯を抜いた後にお医者さんが病巣を見たところ、なんと細菌感染が鼻の奥の方にまで広がっていたようで、顎の骨が一部溶けている状態だったみたいでした。

歯根嚢胞を放置するとここまで酷くなるんだな...と、放置が悪いことを改めて実感。



歯根嚢胞のお掃除にかなり時間がかかって、大体1時間弱で手術は終了。

手術が終わったら化膿止めの薬を牛乳で流し込み(胃が荒れないように)、抗生物質と痛み止めをもらって治療完了。

ただ、これで治ったというわけではなく、苦しいのはここからでした。


2週間くらいはしばらく、流動食しか食べられず、運動もできず、常に歯を抜いた箇所が痛いという状態が続きました。


そして3週間ほど経過すると、歯茎の腫れは収まり、それなりにモノも食べられるようになり、運動もできるようになりました。

そんな現況は動画でも喋ったので、興味のある方はこちらよかったら見てください。前歯を2本抜いた状態がどんななのか、喋りや辛さは動画の方が伝わると思いますw



歯を抜く羽目にならないように、毎日の歯磨きとメンテナンスをしっかりしましょう

そして最後に、僕のように歯を抜いてしまうことのないよう、歯周病と虫歯予防のために毎日の歯磨きとメンテナンスをしっかりやりましょう。

ぶっちゃけ、きちんと歯について勉強するとわかるのですが、虫歯になったら歯医者に行く、歯周病になったら歯医者に行く、なんてことをやっていたら日本人の歯の寿命は短くなるばかりだと思います。

日本人には銀歯がたくさん埋め込まれていますが、歯を削って銀歯を埋めたらその歯の寿命は短くなります。なぜなら銀歯と歯の隙間に虫歯菌が増殖し、銀歯の裏側で虫歯が進行するからです。


正しい歯の知識を身につけ、正しく歯をメンテナンスし、虫歯や歯周病、僕のように歯根嚢胞などの重い病気にかからないために予防歯科に行く、これこそが僕らがやるべきことであると思います。


皆さんは僕のようにならないよう、正しい歯の知識を身につけ、正しく歯をケアしていきましょう。


ちなみに、正しい歯の知識と正しい歯のメンテナンス方法について「世界の一流はなぜ歯に気を使うのか」を読むのがオススメです。



自他共に認める歯オタクであるホリエモンも推奨している本です。

若い時に歯のメンテナンスを疎かにして虫歯や銀歯が増えると、将来的に歯を失う確率がめちゃめちゃ高くなります。

子供の時の歯の教育が将来の歯の健康を決める、これは日本の義務教育にすべき内容でもあると思います。

歯の知識やメンテナンス法だけでなく、歯周病やインプラントについても丁寧に説明されています。社会人として「歯」にまつわるケアについて包括的に説明されている良書です。


そして、本の中にも出てきていますが、デンタルフロスをまだやっていない方は絶対やりましょう

歯ブラシの歯磨きだけでは歯の隙間の汚れは取れません。フロスという糸で歯の隙間を磨きましょう。

どんなフロスを使うと良いかといえば、「オーラルケア フロアフロス 250m」がオススメです。僕もこれ使ってます。



あとは歯間ブラシも必須です。

余談ですが、ホリエモンは刑務所にこれを持ち込もうとしたとのことですw



ではでは、歯は命です。再生できません。


歯の健康は体の健康。歯を大事にして、楽しく生きていきましょう!


仕事を犠牲に、歯の健康を!

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