今朝もyoutube でノンストップ選曲を聴きなが考える。家事をしていても思わず手が止まる。どうしてこんなにも懐かしくて、思わずホロリと目が潤んでしまったりするんだろう。
きっと、、彼らの曲の中の主人公は、まるで中学の時に隣の席にいた、シャイで口が重くて坊主頭で顔にはニキビが出てたりするのに、女子にはたいそう優しくて、だからチョットだけモテてたりする、するとこっちはついつい消しゴムとか投げて意地悪したくなるような、そんなアイツにそっくりだからだ。

「そんなアイツ」とは男女の友情ってやつで結ばれていたんだろうと今なら思う。あの頃は何が面白かったのかいつもクスクスと笑ってふざけあっていた。カセットテープにアイツがお気に入りの曲を入れてダブルカセットにみんなで頭を突き合わせて聴いたっけ。
backnumber を聴いてると、なぜか「そんなアイツ」を思い出すのだ。

そういえば50代になったアイツは、いま何しているのだろう。家族に囲まれて幸せで安定した暮らしを送っているのかしら。仕事はどうしているのかな。地元に帰っているのかな。きっと商店街ですれ違っても、昔よく待ち合わせしたミスタードーナツで近くに並んでいても、お互いが分からない程に変わってしまったんだろうな。

そんな事を考えながら、今日もbacknumberを聴いている。