こんにちは&はじめまして、taku1(たく)と申します。
初note投稿です。

長い事『魔神英雄伝ワタル』という作品群のファンを続けておりますが、とうとう来たかと思う一大イベントが開催されましたのでレポートしたいと思います。

ここ数年のワタルイベントは30周年の折に開催されたいくつかのコラボカフェ系イベントを皮切りに定期的に行われておりました。
更には2020年4月10日よりYouTubeにて公開された『魔神英雄伝ワタル 七魂の龍神丸』のアニメ公開以降、コロナ禍にありながらも適度に間を空けながら話題には事欠かない状況が続いていた感覚です。

当時の制作スタッフの中には神部界へ旅立たれた方々もおりますが、出来る限り当時のスタッフキャストが再集結して制作された、まさに「奇跡の大復活！」を遂げた『ワタル七魂』は再編集版を『魔神英雄伝ワタル 七魂の龍神丸 -再会-』として全国劇場で上映。
ワタルシリーズ初の劇場作品になるのですが、国内にとどまらず、タイ、台湾、香港等、世界各地で公開となり大成功を収めました。

因みに、今更説明不要かとも思いますが「創界山(そうかいざん)」とはワタルが冒険する異世界、「神部界(しんぶかい)」にある冒険舞台の山の名称になります。
ワタル作品に関わった方や生粋のワタルファンの方が他界された場合にこういう表現でお見送りするわけですが、舞台設定上で創界山は神々の住まう山とされているのでこの素敵な表現が個人的にはとても大好きです。

2024年1月13日、その流れで来た本イベント「魔神英雄伝ワタル 35周年感謝祭」。
正に節目となるようなイベントタイトルから伺えるように、初代作品となるテレビアニメ『魔神英雄伝ワタル』(以降『初代ワタル』と略)のメインキャストがほぼ勢揃い。
『初代ワタル』『魔神英雄伝ワタル2』『超魔神英雄伝ワタル』のテレビアニメ三作品の主題歌歌手が一堂に会するのはワタル史上初となり、往年のファンからしたら待ちに待った一大事になります。

と、まあ意気込んでイベントレポートを書くと言いつつも、実は私、チケット当選はしておりません！！！

ましてや関係者でもありませんので、チケットを入手する必要がありました。

・2023年10月27日
　　e+　HP先行販売に応募！　　→　落選！
・2023年11月23日
　　e+　プレオーダー先行応募！　→　落選！！
・2023年12月16日
　　e+　一般販売の先着に応募！　→　大惨敗！！！

何でしょう、この何とも言えない喪失感は・・・。
他のイベントチケットは外れても良いけど(良くないけど)、ここぞという大一番で「お前は来ないでいいから！」と突き放された感。
「抽選の結果、チケットをご用意することができませんでした。」の文章を読み間違いであってくれと何度見返したか。

特に一般販売の先着については一時間前から準備していたのにも関わらず、久しぶりに繋がらないブラウザと格闘してあっという間に終了。
体感として完売まで一分もかからなかったと思います。
あの状況で買えた方の家はどんなネット回線になっているのでしょう？
軍用の専用回線？
政界の重鎮の方？？
e+のサーバーと同居されている方？？？

会場が1,300席の二回回しなので2,600席もあります。
長年ファンをやっていましたが、現状でのワタルのイベントでこの席数は逆に多すぎるくらいの感覚です。
何故なら、ここ十数年のワタルイベントは漏れなく参加できる状況にあったからです。
私も漏れなく全てのイベントに参加しているというわけではありませんが、地理的に行くのが困難だから参加しなかっただけで応募していたら問題なく参加していたはずです。
何故なら希望していた知人達は皆さん漏れなく参加していたので。

しかし今回のイベント、ご出演されるメンバーを考えればこの結果は仕方なしです。

戦部ワタル役の田中真弓さん、虎王役の伊倉一恵さんのお二人方はワタルのイベントでは居て頂かなくては始まらない位に欠かせない常連ペアなのでいったんここでは置いておきますが、剣部シバラク役の西村知道さんは映画『ワタル七魂-再開-』の舞台挨拶にご出演されたのが２年前。
忍部ヒミコ役の林原めぐみさんと渡部クラマ役の山寺宏一さんがワタルイベントでご出演されたのは2014年の「魔神英雄伝ワタル25周年記念「魔神英雄伝ワタル メモリアルラジオ」公開録音」以来となりますので10年前。

『初代ワタル』の主題歌をはじめ多くのワタルソングを歌われたa・chi-a・chiのお二方と、『超ワタル』等の主題歌を歌われた三重野瞳さんがご出演されたのは1997年の「超魔神英雄伝ワタル 復活祭」以来となるので27年ぶりとなりますが、三重野瞳さんだけは2018年の「サンライズフェスティバル2018 光焔」内の「魔神英雄伝ワタル 超同窓会☆」にて残念ながら歌はご披露されておりませんが司会としてご出演されておりますので６年前とも言えます。
そして、『ワタル２』にて主題歌を歌われた高橋由美子さんは何度かボイスメッセージでイベントに参加されておりますが、実際にご出演されたのは1991年の「魔神英雄伝ワタル２ 卒業式」以来となるので最長の33年ぶり！

どなたもワタルイベントとしてはとても貴重なご出演となりますが、特筆するべきはa・chi-a・chiのお二方。
実質芸能活動をされていないお二人がまたワタルのイベントに参加される日が来るなんて・・・ワタルファンにとっては不変の名曲、あの「STEP」をご披露頂ける日が来るなんて誰が予想できたでしょうか？
本当にこの部分だけでも、このイベント制作に関わられた皆様とご出演された皆様に御礼申し上げます。
まだイベントレポートも始まっていないのにお礼を言うのはおかしいかも知れませんが、何度感謝しても全然足りないのでこのレポート内で何度でもお伝えします。
本当に皆様ありがとうございます！

大きな脱線をしましたが、これだけの事を考えれば会場の2,600席は埋まって当たり前！
二部制なんて、そりゃ全員両方とも観たいに決まっています！
実質、1,300席しかない訳ですよ！

筆者はどちらかというと運が悪い方なので落選して当たり前。
一般販売後にはすぐに配信チケットの販売がアナウンスされたので大人しく家で配信をみようと諦めておりました。
私に近しい知人は勿論全員とは言いませんが多くの方が参加チケットをゲットされていたので、表では「私の分も楽しんできてね」と伝えつつも心の中ではどんより雲。
2023年に入ってから公私ともに不幸続きで余裕がない日々が続く(執筆時も現在進行形)どうしようもない年だったし、年明けに参拝に行った由緒正しい神社のおみくじは「凶」を引くし、創界山の神々も私が近年アプリゲームの『ヘブンバーンズレッド』に横恋慕しているのを見抜いたのか「もうお前、いい加減にワタル卒業したら？」と遠回しにお告げが来たのかと思っておりました。

しかし、しかしですよ！
やっとここでフラグの回収に入るのですが、本当にイベント開催の２～３日前に突然、チケットをお譲りいただけるお話が舞い込んできたのです！！
しかも＜昼の部＞と＜夜の部＞のチケット、両方とも別々の方から！！！

35年間のワタ活の甲斐があってか、「あなたがこのイベントに行かないなんて駄目でしょう！」「見ず知らずの方にお渡しするよりその方なら安心してお譲りできる」「あなたは後世に残せる創作物に繋げられる人なので絶対観に行くべき！」等、本当に幾人かの方が私なんかの為にお気遣い頂いて両公演を通しで観ることが出来るようになりました。

ただ好きというだけで長年ワタ活を続けていたというだけなので、私にとっては誇れるものではありません。
むしろ私個人を客観的に見たら「ピーターパンシンドローム」のたぐいだと思っているので、隠すくらいの内容だと思っていたりしますが・・・。

「捨てる神あれば拾う神あり」とはよく言ったものです。
本当にこの場をかりて御礼申し上げます。
本件にてお力添えいただいた皆様、ありがとうございました！

当選された御当人たちはそれぞれ諸事情により参加できなくなってしまった時、それはそれは悔しい想いをされたはずです。
ご当選されたときは本当に嬉しくて喜ばれたはずなので、その分悔しさも大きかったはず。
そんな方々が無念の想いの上で私に託して頂いたこのチケット。
頂いた善意に応えるため、今回noteを使ってイベントレポートを公開しようと思い立ちまして今この文章を書いています。
追加効果で私にnoteを始める切っ掛けまで頂けたことにも感謝いたします。

イベントレポートと言いつつも、まだイベント開始部分にも到達していませんが、出だしから文章量が増えてしまったので実際のレポートは次回持ち越しとなります。
現地情報を交えたライブ感あるレポートに出来ればと思っております。

最後までご覧頂きまして、はっきしいってありがとうございました！
またね。

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