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「魔神英雄伝ワタル 35周年感謝祭」イベントレポート そにょ3

こんにちは&はじめまして、taku1(たく)と申します。
三回目のnote投稿です。

三度目の正直!
書く書く詐欺を脱して、今度こそイベント内容についてのレポートをスタートさせます。

そにょ2はこちらから


2024年1月13日(土) 14:00~
第一部となる<昼の部>が開演。

まずは入場してすぐにロビーで配られたフライヤーは35周年のStep香水のみ。
物販のところには「イベント物販 注文用紙」という購入チェックシート(裏は予約中の原画集の広告)がありました。
それと、物販や展示以外に出演者へのプレゼントをお渡しするBOXも用意されていました。

私の席は二階中段の左寄り辺り。
舞台からは遠い場所でしたが高いところの為に全体が見渡しやすく、イベントレポートする側としては俯瞰して観れるのでこれはこれでベストな席でした。
何度もお伝えしますが、この機会をお譲り頂いた方とそれにご尽力頂いた方々、本当にありがとうございました。

入場中の舞台上は35周年記念のロゴがスクリーンに大きく映し出されて舞台セットからはほのかな光が灯っておりましたが、開演間近になると一旦舞台の幕が下ろされてスタンバイ状態に。
そこから幕があいて、まずは今年の元旦に発生した能登半島地震で被災されました方々へのお見舞い文章が映し出されました。
個人としては義援金をお送りして日々経済を回すことくらいしかできませんが、本当に一日も早い復旧と平穏な日々が戻られますよう、心より願っております。

日本赤十字社「令和6年能登半島地震災害義援金(石川県、富山県、新潟県、福井県)」

ここから気分一転、イベント本編の開始となります。
結論から最初に言いますが、終始感激です!

まずは龍神丸こと金龍の呼びかけからスタート。
龍神丸を演じられた玄田哲章さんは都合によりイベント不参加となっていたので残念と思っていただけに、こういう形での録音参加になった事は嬉しいですよね。
みんなで一緒に「龍~神~丸~!」って叫ぶ事なんて、本当に何十年ぶりでしょうか。
『ワタル七魂-再開-』公開時にも話題になっていましたが、金龍であるはずの龍神丸が緑龍の映像であることに対してのツッコミも消え入るくらいにこの演出は感激しました!

龍神丸の開会宣言に続いて、「a・chi-a・chiアドベンチャー」のイントロスタートでa・chi-a・chiのお二人、永さんと久さんが登場!
当日販売していたパンフレットにも記載されていましたが、私個人も何度か高崎にある久さんのお店の伺ったことがありますし、25年前にファンだけで企画したバスツアーで老神温泉の旅館「牧水苑」(今は無きワタルの聖地)に泊まりに行ったことがあるくらいに昔から存じているため、このイベントに対するお二人の想いは我々の想像以上だと理解はできますので登場しただけで号泣モノです!
歌いだしの声からして、「いろんな感情を押さえつつ歌手としてしっかり歌わないと」というのがひしひしと伝わってきました。
本当にこのお二人、a・chi-a・chiを公式のイベントで歌う機会、拝聴できる機会を頂きまして、イベントに関わった全ての方に感謝申し上げます。

歌の途中で出演者が全員出てきて最後のフレーズだけ会場のみんなと一緒に歌う演出も入り、「会場内で声を出してもいいイベントなんだなー」と『ワタル七魂』配信開始時のコロナ真っ只中の頃を思い出しつつ、出演者皆様のご挨拶を終えまして声優陣による懐かしのトークコーナーに突入。
今回ご出演の5人は『初代ワタル』のメインメンバーなのでその頃のお話が中心になっていました。

<昼の部>では、声優業界の超売れっ子である林原めぐみさんと山寺宏一さんが初めて役名をもらった作品が『魔神英雄伝ワタル』なので「この現場では永遠のド新人」であることや、『魔神英雄伝ワタル外伝 ピュアピュアヒミコ』のラジオ放送当時に行われたキャラクター人気投票で主役であるはずの戦部ワタルが第10位だったこと等、ワタク(ワタルフリークの総称)の中でもイベント参加やインタビュー記事に慣れ親しんだ方にはお馴染みの内容になりますが、いつ何度聞いても本当に面白い!
鉄板ネタでもその場にいらっしゃる共演者の方が違ったりするからお話されるたびに新たな事実が発覚するんですよ。
私個人では今回のトークもいろいろ初耳情報がありました。

今回司会をご担当された木曽さんちゅうさんはワタルのイベント出演が決まってから急いでワタルについてのお勉強をされたようです。
翌日のラジオ配信『木曽さんちゅうNEXT』でも司会を担当される際の配慮なども語られています。

木曽さんちゅうの『木曽さんちゅうNEXT』第289回・魔神英雄伝ワタル35周年感謝祭を振り返る

こういうイベントの司会って、「制作関係者かファンとして作品を熟知している方がよいのか?」はたまた「全く作品を知らない方がよいのか?」という問題があると思います。
私個人としては今回のイベントについては、木曾さんちゅうさん位の作品との距離感と知識の方が司会をされるのが丁度良かったと認識しています。

確かに会話上での歯がゆさというものは否めなかった場面があったかもしれませんが、来場されている方の中には四半世紀ぶりにワタルのイベントをご覧になっている方もいらっしゃるでしょうから、お馴染みのトークに対して知ってて当たり前の対応もいけませんし、お馴染みでないからこその今までにない角度の質問なども出てくるわけです。
何よりご本人が気にかけていらっしゃった前に出過ぎず、でも適度な突っ込みの上で着実に台本の流れを進行してくご配慮がとても感じられて好感触でした。

声優トークコーナーの後半はイベントにご出演できなかった他声優陣のビデオレターコーナー。
お一人目は龍神丸役の玄田哲章さんで、お二人目が『超ワタル』に登場したスズメ役の宮村優子さん。
お二方とも座長である田中真弓さんへのクレーム?が入っていた気がしますが、未だにこの作品を愛して頂いているのだと感じることが出来るビデオレターでした。
中でも宮村優子さんがワタルの思い出を振り返るのは珍しいかもしれません。
1996年に『ワタル外伝 ピュアヒミ』のラジオメインパーソナリティーと作品内でドミコというキャラを演じられた流れでか、1997年の『超ワタル』ではスズメを演じられて以降、宮村優子さんがワタルについて語られた記憶が殆どなかった気がします。
もしかしたら2013年に舞浜アンフィシアターで開催された「サンライズフェスティバル 2013 星彩」内の「魔神英雄伝ワタル25周年TVスペシャルセレクション」にて何名かの出演者やスタッフからのボイスレターを公開していたので、もしかしたらその中にいらっしゃったかもしれませんが私の記憶に無し。
やっぱり話は真弓さんが他の出演者の台本に落書きしてセリフが書き換えられてしまう被害の訴えになるんですね。
アニメ『ワンピース』のキャストトークでもこの話題は出てきますので常習犯です。

声優陣トークについての時間配分について、今回は丁度良いと感じました。
むしろトークに十分な時間を割いて頂いたという感想です。
今までのワタルのイベントのトークって大概「まだ足りない!」と思う事が多かったのです。
ただでさえご出演されている一人一人がトークのお上手な方々の集まりでもあり、35年も続く関係性もあるから次から次へと思い出されるエピソードの量や脱線トークの数々が面白くて時間も足りずに「もう終わりなの?」となりやすい状況を過去に何度か経験しました。

しかし今回はご出演の方だけでなく、来場や配信を試聴しているファン側のご年齢的にも長時間のトークに耐えれなくなってきてる?と感じるのは私だけかもしれませんが、適度な数のお題に対して充分脱線トークが入ってきても吸収できるくらいの時間配分で楽しくも貴重なトークを満腹感をもって味わうことが出来ました。
勿論出来るのであれば永遠にお話を伺っていたい気持ちはありますが、何事もほどほどが大事ですからね。

声優陣が舞台下手にはけて、流れるように歌のコーナーへ繋がっていきます。
主題歌歌手として『ワタル2』を担当された高橋由美子さんが前期主題歌「Step by Step」と「君に止まらない〜MY GIRL, MY LOVE〜」を、『超ワタル』を担当された三重野瞳さんが「ひとつのハートで」と「BOYS BE AMBITIOUS」を歌唱披露されました。

高橋由美子さんは近年30周年ライブも開催されただけあり、会場内に力強い歌声が響いておりました。
当時の初々しい勢いで歌い上げる原曲も良いですが、アーティストとしての高い表現力で歌い上げる高橋由美子さんも素敵です!
現在の本職は売れっ子脚本家「赤尾でこ」さんこと三重野瞳さんも、人前で歌う機会は減ってしまわれたかと思いますがしっかりと歌い上げており、絶えず舞台の上手下手に移動し続けて会場の隅々まで気を使われていたのが伺えました。
創界山アクリルペンライトを皆で一生懸命振りつつ、四曲とも鳥肌モノで拝聴いたしました!

続いて田中真弓さんと伊倉一恵さんが『ワタル七魂-再開-』のイメージソング「Prism」を披露。
二年前の『ワタル七魂-再開-』の映画舞台挨拶では振りがありませんでしたが今回は振り付き。
歌でのミスなどもはやどうでも良いくらいに、お二人の歌声が素晴らしすぎて感涙!
『ワタル七魂』の際には既存曲で作品を作っていたのでもうワタルの新しい楽曲は無いものだと思っていた中で発表されたこの曲は本当に私も大好きで、発表されてからこの日まで一番リピートしたワタル曲です。

お次は山寺宏一さんと林原めぐみさんによるイベント協賛各社の商品紹介コーナー。
このお二人からのアドリブ満載の生ナレーション商品紹介はとっても贅沢な気持ちにさせてくれる体験でした。
更にはフォトセッションコーナーではイベントのメインビジュアルの構図同様に写真撮影され、公式SNSにてイベント後に公開さてました。

お開きも近づいて、ご出演者全員からのご挨拶。
a・chi-a・chiのお二人の言葉にウルウル来て、真弓さんの「生きて会おう」の言葉に重みを感じて、最後の最後はa・chi-a・chiのお二方を中心に、ご出演の方々と来場者(&配信視聴者)全員で歌う「Step」!
ワタルソングと言えば有無も言わさず『初代ワタル』のオープニング主題歌から伝説が始まった「Step」!!
このためにイベント冒頭は「a・chi-a・chiアドベンチャー」を歌って温存していたのは最初から解っているぞ「Step」!!!

ワタルのイベントと言えば「Step」の大合唱。
公式非公式関係なく、ワタクが集まるイベントがあれば事ある毎に「Step」の大合唱が締めの曲となっているのは私等だけではないはずです。
未だにカラオケの締めも「Step」の大合唱ですよ、私等は。
「魔神英雄伝ワタル2 卒業記念ベストアルバム ヴォーカル・コレクション」のCDに収録されている、100人以上がビクターのスタジオに集まって収録を行ったワタルファン・オールスターズの「Step」はもはや伝説!
そんな伝説を体感させてもらえるなんて、もはやこのイベント自体が伝説と言っていいのではないかと思っています。
筆者も配信見直しながら一緒に何度も歌ってますからね!

といいつつも、会場ではレポートに集中したくて歌わずにおりましたが、自分の周囲の皆さんもそれぞれ大声で歌っていて、中には号泣してながら歌っているワタクの方もいらっしゃいました。
貰い泣きしますでしょ、それは!

拍手喝采に包まれる中、出演者の皆様が舞台から消えていき最後に一つの映像が流れました。
新たな救世主伝説、その名も『魔神創造伝ワタル』!
歓声とどよめきが入り混じる中、<昼の部>は幕引きとなりました。

切りが良いので一旦終了します。
次の<夜の部>編で完結するはずです。
まさかこんなに長くなるとは書く前には思いませんでした。
もしよろしければもう少しだけお付き合い願います。

最後までご覧頂きまして、はっきしいってありがとうございました!
またね。

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