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日本初の写真展 . Colour - Full .を終えて。

どうも、こんにちは。写真家のTakuです。

下記の日程で行われた写真展 . Colour - Full . は、無事完走することが出来ました!

写真展 . Colour - Full .
会期:2019年3月22日(金)〜 30日(土)
会場:BREWMIN
→ 富山県氷見市比美町24-10

今回の4月号では、展示の模様や作品を振り返りながら、自身初・日本初(その理由は後ほど)の写真展で感じた事をお伝えしようと思っています。是非、最後までお付き合い下さい。

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<写真展 . Colour - Full .>

早速、富山は氷見あるクラフトビール醸造所&カフェ「ブルーミン」さんの店内の様子をご覧下さい。

海辺から歩いてすぐに位置するお店のインテリアは、白を基調とした爽やかな雰囲気。そこに、全23点の作品が、所狭しと装飾されました。

桜のディスプレイは、富山の花人・藤木卓さんの作品。残念ながら、会期中に桜の開花を迎えることは出来ませんでしたが、藤木さんの作品を眺めながら、春を感じること出来る贅沢な時間を頂きました。

実際の展示では、2セクションに分かれており、店内向かって手前(左側)は、氷見の風景をメインに展示。店内の奥(右側)には、私の地元・上市や現在の居住地・砺波は庄川の風景が展示されています。※作品の詳細は後ほど。

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<写真展とオマージュ>

ちなみに、壁一面に作品展示するアイデアは、映画「コーヒーが冷めないうちに」に登場する喫茶フニクリフニクラのディスプレイをオマージュしたもの。素敵な映画なので、是非ご覧になって下さい!

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<作品紹介>

ここからは、実際に展示された全23点の作品を紹介していきましょう。

全部の作品は、富山県内の日常を切り取ったもので、1日の時間流れや季節によって移りゆく色合いを、映画のワンシーンのように切り取りました。

まずは、この個展の舞台となった氷見の風景から⤵︎

撮影場所:朝日山公園 季節:春

撮影場所:比美乃江公園展望台 季節:秋

撮影場所:湊川 季節:春

撮影場所:氷見漁港 季節:春

撮影場所:道の駅雨晴 季節:冬

撮影場所:上日寺 季節:冬

撮影場所:氷見市漁業文化交流センター 季節:春

撮影場所:氷見漁港 季節:夏 (フィルム撮影)

撮影場所:上日寺 季節:秋 (フィルム撮影)

撮影場所:漁火ロード 季節:春

撮影場所:白藤山光照寺(たこはん) 季節:秋

以上、11点が海街・氷見の風景になります。

氷見で撮影された作品は、写真展が決まってから撮り下ろしたもので、今自分が表現したい色合いや雰囲気・質感を反映させたものになっています。

また、フィルムで撮影した2枚の写真は、氷見のHOUSEHOLDさんで購入した期限切れフィルムで撮影したもの。私が生まれる前に製造されたフィルムを、このような形で蘇らすことが出来て、大変嬉しく思います。この2枚の存在のお陰で、写真展にメッセージ性を持たせることが出来たかなと思います。

その他の期限切れフィルムの写真は、以下の記事からご覧になれます。

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続きまして、残りの作品を見ていきましょう。

撮影場所:鯉恋の宮(砺波市・庄川) 季節:夏

撮影場所:木遣りの町流し(南砺市・井波) 季節:夏

撮影場所:大岩山日石寺(上市町) 季節:夏

撮影場所:桜ヶ池(南砺市) 季節:夏

撮影場所:眼目山立山寺(上市町) 季節:春

撮影場所:庄川(砺波市) 季節:冬

撮影場所:桜ヶ池(南砺市) 季節:夏

撮影場所:実家付近 (上市町) 季節:冬

撮影場所:実家付近 (上市町) 季節:春

撮影場所:庄川水記念公園(砺波市) 季節:夏

撮影場所:岩瀬浜海岸(富山市) 季節:冬

撮影場所:富山県美術館(富山市) 季節:夏

以上12点、氷見の色合いとは対照的に、森や山のグリーンな色合いをメインに作品をセレクトしました。

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<写真展とポストカード>

展示作品に加え、以下2種類のポストカードをデザインしました。

写真の切り抜きは、ブルーミンさんのロゴになっており、とても可愛いデザインになっています。氷見の風景と春らしいパステルカラーの背景は、氷見観光のお土産にもなりますよね!

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<写真展と珈琲>

カフェギャラリーで写真展を開催する企画は、日本中よくある企画で、スタンダードな手法ですよね。ただ今回の写真展. Colour - Full .は、クラフトビール醸造所での開催。間違いなく「富山初」の試みであったでしょう。

今回の記事のタイトルにもある「日本初の写真展」の由来は、クラフトビール醸造所での開催且つ、写真と同じくらい珈琲が好きな私が、在廊しながらこだわりの珈琲を淹れるというアイデアと試みが「日本初」なのですね。

今回使用した豆は、砺波は道の駅庄川内にある自家焙煎珈琲「mani-coffee」さんの、グアテマラ産の中煎り豆。フルーティーな味わいで上品な香りが広がる美味しい豆をセレクトしました。

クラフトビールと珈琲は、素材の「違い」楽しむ点でもよく似ていて、両方が好きなお客さんとの珈琲トークで盛り上がる場面もあり、とても楽しい時間でした。

ちなみに、今回使用した機材はこちら⤵︎

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<写真展への想い>

私が在廊出来ない時には、このようなフライヤーを作成し、写真展に対する自分の想いや願いが出来るだけ伝わるようにデザインしました。⤵︎

写真展へ対する想いは、以前の記事や氷見市IJU支援センター・みらいエンジンさんの記事に掲載されていますので、是非ご覧下さい。

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<写真展と人との関わり>

写真展を開催して1番良かったと思うことは、人と人の関わりの大切を再確認できた点にあって、会期中にもここに掲載しきれないくらい沢山の出会いがありました。

前月号にも登場した友人からは、開催祝いのお花を頂きました!

富山市内で開催する写真展と異なって、富山の片隅に位置する氷見の街での開催は、気軽に見に行けるものではありませんでした。それでも、はるばる来てくださった方には感謝の気持ちでいっぱいですし、その方々が満足して帰って下さるように、私も最善を尽くしました。

また、写真展の様子は地元紙にも取り上げて下さり、新聞記事やSNSの告知を見て来た下さった方もおられ、嬉しい限りです。

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氷見市IJU支援センター・みらいエンジンさんのふるさとワーホリで働いていた鈴木さんとの出会いも思い出のひとつです。

彼女が発案したオリジナルカクテルを販売したり、近日発売予定の「ブルーミンボトル」をどうやって定着させるかを自分で考え、実際に実行しているところは流石だなと感じました。素敵な記事ですので、是非ご覧下さい。⤵︎

芸術が好きな鈴木さん。会期中、自分の伝えたい事がちゃんと皆さんに伝わっているのか不安になった時、鈴木さんの率直な意見や感想に救われました。

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<写真展を通して感じたこと・伝えたかったこと>

会場で感じた事のひとつとして、ものすごくシンプルに表すとするならば、「ブルーミンさんで、写真展を開催できて本当に良かった!」ということ。これは、サービストークや忖度でも無く、実際に感じた率直な感想です。

ブルーミンさんの素晴らしいところのひとつに、店内の行き届いた空間の中で、訪れた誰もが皆”幸せ”な気持ちなれるという事実。お洒落なカフェやレストランに漂う、隣のお客さんとの壁。それが無いアットホームな雰囲気がすごく好きで、、、。去年の夏のある日、ブルーミンさんに初めて店内に入った瞬間に感じた空気感はどこか懐かしく、ただ昔は当たり前のようにあった人との関わりがとても「新しく」感じた瞬間でした。

その空気をそのまま、写真を見に来てくれた人・またそうでない人にも味わって欲しくて、この数ヶ月間、私の作品でどんな化学反応が生まれるのかを思考し続けました。

その結果、芸術としての写真や写真展が持つ「格式高い雰囲気」を取り払い、私の写真を見てくれた皆さんの心が”ホップ”する空間をデザインしました。実際の写真展では、クラフトビールが好きな人はもちろん、写真が好きな人・珈琲が好きな人などなど、自分の好きな事に関して好きなように話せる空間が出来上がっていた事がすごく嬉しくて。こんな光景をずっと見たかった、、、と感慨深くなったのを覚えています。

誰もが心から楽しめる写真・インテリアの一部としての写真を目指しつつ、写真に詳しい人にも楽しんで貰えるような作品作りを目指しました。

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この写真展で伝えたかった事のひとつに、少し前までは当たり前だったことを、ちゃんと大切に、そして楽しみながら受け継いで行けたらという願いがあります。

・写真をプリントして楽しむ事。
・額縁に飾る事。
・絵葉書を書いて贈る事。
・珈琲を豆から挽いて淹れる事。
・クラフトビールを飲みに氷見まで訪れる事。
・会いたい人に会いに行く事。などなど

SNSが普及した今の時代で、忘れ去られてしまいそうな「当たり前」だった事を、堂々と楽しくやりたかった。何もかもスマホやPCで完結してしまう時代に、五感をフルに使って、あの空間を楽しんで欲しかったのです。

少し話は逸れますが、ちょうど去年の今頃、SNSの写真というものにすごく傷ついた時期があって。言葉がナイフのように刺さる感覚の、写真バージョンと言えばよいでしょうか、、、。ほんとクソみたいな世の中で生きてるなって。人の嫌らしさ・生々しさを、大好きな写真を通して味わってしまいました。

今回の展示は、現代の写真を取り巻く環境っておかしくない?やばいよ?と言うようなメッセージも込めていました。

淡い色合いや明るい色合いだけではない、人の持つ「影や陰」の部分も、写真家Takuのメッセージとして表したかったのです。

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写真展のあの空間で、あなたの五感は何を感じましたか?

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まだまだ、伝えたいことは沢山ありますが、それらは私の作品から読み解いて頂きたいです!

最後まで、読んで下さった皆さん、ありがとうございました!
そして、次にお会いする時は、皆さん笑顔でお会いしましょう!

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<告知>

展示はまだまだ終わりません!

4月1日から5月6日までの約1ヶ月間、Jewlna Roseさんの全国店舗11店で、私のフォトブック. Colour - Full .が展示されます。

詳細はこちらから⤵︎

是非、手にとってご覧頂けたらと思います。

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<nicelivng.>

写真展の「次」へ向けて、インプット活動を行いたいのですが、活動資金を展示へつぎ込んだ為お金がないのです(笑)。

私の今回の取り組みに賛同して下さる方、これからの活動に向けて応援して頂ける方。私の欲しいものリスト「niceliving.」より、クリエイティブなものをプレゼントして頂けないでしょうか?

頂いたものは、必ず今後のアイデアや表現に生かされることをお約束します。

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<おまけ>

富山県でも桜が開花しました!新作の撮り下ろしになります⤵︎

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END.

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北条巧磨

写真家・氷見市での暮らしを丁寧な文章と写真でお伝えしていきます。

写真展 . Colour - Full .

日本初の写真展. Colour - Full .の軌跡をまとめました。
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