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ドッグフードブランド多すぎ問題【前編】

こんにちは。takuです。


ドッグフードブランド、多過ぎて選ぶの難しくないですか?今回は、ドッグフードの加工食品としての性質などを踏まえ、健康のために役立つブランドを絞り込んでみようと思います。

決して、これから出てくるブランド以外はダメってことではありません。


『悩んだときの最初の選択肢としていくつかの角度から絞り込んでみよう』


という記事になります。ではでは、さっそく行きましょう。お暇でしたらお付き合いください。

《ドッグフードとは何ぞや》

犬は人間と比べて明らかに野性味溢れてますよね。

本来なら自分で獲物を捕まえて、

その獲物の肉も内蔵も骨も腱も血も食べることになります。

そうしたバランスのいい食事を摂るのが本来の食事です。

ドッグフードとは、その代替食な訳ですが、いくつかのメリットとデメリットがあります。

【ドッグフードのメリット】

メリット① 狩る必要がなく安定的に食事が摂れる。
メリット② 衛生的で安全な食事が摂れる。
メリット③ たんぱく質、糖質などの一部の栄養素は適切な加工により生食より消化吸収率が高くなる。
メリット④ 上記の理由により、本来食べることのない食材からも栄養が摂れるようになるので、きめ細かい栄養バランスが再現できる。

ドッグフードのデメリット

デメリット① 一部の栄養素が加熱により減少する。主に不飽和脂肪酸やビタミンなど。
デメリット② 手軽に食べられるため、野生ならではの食への貪欲さがなくなりやすい。


かなーり大まかですが、とりあえずこんなとこですかね。

では、以上のことを踏まえ、ブランドを絞り込んでみましょう。

《ドッグフードのデメリットを踏まえて絞り込んでみる》

まずビタミンについては、基本的にドッグフードには加熱によるビタミンの損失を想定して合成ビタミンが添加されています。これはナチュラルフードでもそうでないフードでもやってます。

しかし、ビタミンは素材に含まれている自然な状態で摂取しないと利用しにくいため、加熱工程があるドッグフードはそこがデメリットと言えます。

続いて、オメガ3やオメガ6で知られる不飽和脂肪酸ですが、これも加熱により損失します。特にオメガ3脂肪酸は不足しやすい不飽和脂肪酸で、皮膚・被毛のコンディションや血液の健康、子犬の脳の成長などに必要です。

デメリット②の手軽に食べられることによるデメリットについては、今回のテーマにはさほど関係ないので飛ばしまーす。

ということで、加熱による栄養損失をカバーできる製法のフードブランドを選択するのがポイントです。今回はその中でも突っ込みどころの少ないブランドを発表します。

《3ブランドに絞れました》

【レッドハート ジウィピーク】

低温乾燥製法で栄養損失が少ない。内蔵使用で野生の食事に近い栄養が摂れる。高い。

【ユグドラシル バランスライフ】

低温乾燥製法で栄養損失が少ない。内蔵を使用しており、お湯で戻して与えるため、栄養だけでなく水分も野生の補食と同じ方法で摂れる。(もちろん常に新鮮な水が飲める環境は必要ですが。)一部原材料の難消化性により腸の蠕動運動が促される。高い。

【ニュートリエンス サブゼロ】

内蔵を使用している。栄養損失が少ないフリーズドライの食材が含まれている。なかなか高め。

以上の3つです。全体的に高いです。高いけどすごくいいフードです。フードの解説については、近々別の記事でお話をさせていただきますが、気になる方はツイッターにDMください。簡単にご説明します。

まとめ

今回はフードの解説記事ではないので、

『よくわかんないけど最初に選ぶとしたらこれがいいのかしら?』

てな具合でご参考にしてみていただきたいところですが、やはり製法が特殊なこともあり高いです。あくまでこういう方向性のフードはオススメですよという感じなので、他にもこのようなフードブランドないかなーという方もツイッターにDM投げちゃってください。


以上で【前編】は終わりです。【後編】はドッグフードのもつメリットから考えてドッグフードブランドを絞り込んでみます。たぶん、前編のフードを善しとする人にとってはちょっと信用できない結果になりそうなので、後編はもう少し掘り下げてみようと思います。

それでは、今回は最後までお付き合いいただきありがとうございました。

taku


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