茨城ロボッツがようやく勝率5割に、お金が無ければスポーツ応援は楽しめないか他

ツイッターの140文字制限で遊んでいてもしっくりこなくなった為、忘備録的に作るノート。お題は以下。

1.茨城ロボッツがようやく勝率5割に
2.お金が無ければスポーツ応援は楽しめないか
3.今週のニュース〜J1参入プレーオフ〜

の3本です。

1.茨城ロボッツがようやく勝率5割に

B2リーグ東地区で苦戦に次ぐ苦戦でくすぶっていたロボッツがようやく勝率5割に乗せて来ました。

今節に関して言えば昨日は主力の外国籍選手-オチェフ選手を欠く中、20点差を跳ね返して勝利。今シーズンは逆に珍しくなった外国籍選手2名が揃い踏みした今日の試合は32点差をつける大勝。
ロボッツファンにとっては最高の週末になったんではないでしょうか。

選手動向ではシーズン当初の目論見でエースを張ると目された小林選手は今節欠場。コンディション不良でなくてもただでさえ3x3の日本代表を目指す活動でここまで欠場も少なくない。実力者であるが故に今後のチームへのフィット、起用に不安が残る部分を感じた2試合でした。

さてB2リーグの順位を並べて見ると(12月15日20:00現在)。。
1位 広島・・・.808(西)<21-5>
2位 信州・・・.792(中)<19-5>
3位 香川・・・.708(西)<17-7>
4位 仙台・・・.654(東)<17-9>
5位 群馬・・・.640(東)<16-9>
6位 西宮・・・.615(中)<16-10>
7位 FE名古屋・.577(中)<15-11>
8位 愛媛・・・.577(西)<15-11>
9位 東京EX・・.542(中)<13-11)
10位 茨城・・・.500(東)<13-13>
11位 熊本・・・.423(西)<11-15>


とロボッツから見た順位を示します。

5割に乗せたことでプレーオフ自体がより現実味を持つ様になりました。
特に年内で対戦する愛媛、東京EXの両チームとの試合はプレーオフを争う上で落とせない4試合。当然相手も同じ気持ちで挑んでくる訳ですから、手に汗握る好ゲームが期待出来そうです。
ロボッツはこの4試合をプレーオフを争う重要なゲームとして是非プロモーションしてほしいですね。

他チームでの一番の驚きは香川のこの順位ではないでしょうか。中下位がほとんどの対戦相手であったことを除いてもあと2勝で昨シーズンの勝利数に並びます。取りこぼさない堅実さを今年は見せていると思いますが、強豪との対戦が待つ今後に真価が問われるでしょう。

プレーオフが8チーム制になったことで楽しみがプラスになった。
そんな実感を持った今週末でした。

2.お金が無ければスポーツ応援は楽しめないか


スポーツ観戦を嗜んでいるとどうしてもぶつかる壁がある。
お金と時間だ。
自分の乏しく、スケールの小さい経験からすると、この二つは大体トレードオフの関係になっていることが多く、時間はあるけどお金はない、お金に余裕が出てきたら時間の制約がかなり強くなっている。こんなことが多いのではないかと思う。

そしてSNSを見ると安くない(高い)会費を支払い、選手とのふれあいの写真を載せたりアウェイだろうとガンガン観戦に行きクラブへの愛をこれでもかと表現できる人たちがいる。

こういった場面で会費のグレードやアウェイ(あるいはホーム)への参戦率により自分の愛情が他者の愛情のレベルよりも劣っていると感じる人が少なくない様に見える(もしくはSNSで表現する人にその傾向が多いのかもしれない)。

妬みとは違う。でも何かもどかしさを感じる。本当ならどこへでも行きたい。クラブのグッズをもっと身に纏いたい。でも出来ない。自分の行動なら幾らでも変えられる。でも変えられない何かがある。それがお金だ、と。

では仮にお金があったら次に見えるのは何だろうか。恐らく大口のスポンサーやオーナーとのギャップを理解するだろう。大小の差はあれど小口の個人ファンが受けられるサービスの限界というものがあり、そうした人たちが属するコミュニティと自分のコミュニティとの違いも明確になってくるだろう。

こう記述すると、やはりお金こそが正義で富めるものが楽しみを得られるのではないか、と思うかもしれない。

敢えてこのタイミングで考えたいのだが、ではスポーツ観戦は何の為にしているのだろうか。

これは人によって全く異なるだろう。
大好きなスポーツを楽しみたいから、友人達と盛り上がりたいから、子供達にプロのプレイを見せたいから、パートナーとの楽しみに、有名な選手を見たいから、あるいはそれらを混合させた理由で、、
といった具合にだ。

あくまで自分の考えであるが、自分は選手とのふれあいなどにはそれほど意味を見出していない。それよりも例えば僻地である鹿島にあれほどのサッカークラブが紆余曲折を経て誕生し今に至るその1ページに参加出来ること、あるいは商業化など絶望視していた国内バスケットの、それも2部でも子どもだけでなく、大人も目を輝かせることが出来るという現実を味わうことにお金では解決出来ない幸福感を感じている。

もちろん、自分が元ZOZOの前澤氏の様な大富豪であれば何かしら援助を申し出たくなるかもしれない。
だとして、泣けなしの3千円をはたいて多忙の中試合に訪れる観客と大富豪に差があるだろうか。

大富豪も観客もピッチやコートに想いを捧げ、時に大声で歓声をあげ、同じ時間に同じ空間で同じ様に祈りを捧げる。

やっていることはこれだけだ。

回数、金額の多い少ないは営業面でクラブにとってお得意様であるし、ファンの中でも序列の様なものは出来るかもしれない。あるいは固定化して仲間に入りづらい場合もあるかもしれない。
しかし序列や立ち位置、人からの見え方に気をもむ必要があるか無いか整理出来れば少なからず自分とスポーツクラブとが、どうすれば長期に渡って幸せな関係でいられるかは自ずと分かってくるのではないかと思う。

3.今週のニュース〜J1参入プレーオフ〜

さて、Jリーグもいよいよ全試合が終わりました。昨日12月14日(土)のJ1の参入プレーオフも終了し、来季のJ1,J2,J3参加クラブが決定しました。

しかしTwitterを中心としたネット界隈では今回のプレーオフに対する不満が噴出とまではいかないまでもくすぶった状態でした。
そこに加えてJ1の湘南と引き分けたにも関わらず、敗退扱いとなり苦しいJ2のプレーオフまで勝ち上がってきた外国人監督も文句の一つも言いました

個人的にはそもそもシーズン最初から決まっていたことなので仕方ないんじゃない、という気持ちがあったのですがそこまでドライに見ない方が良いのかと少し想いを馳せてみることにしました。

問題点1:じゃあ、あのプレーオフは何だったの?感

実際のところJ2のプレーオフ自体にも正当性はないんですが、そこまでやらせておいて、結局J1チーム贔屓って何なのよ、だったらJ2の3位と自動的にやらせれば良いでしょ。という無駄に上げて落とされた感

問題点2:実際の所、地方のJクラブが見切られている感

地方、と呼ぶべきか現状J2でJ2なりの規模で頑張っているクラブと言った方が良いかもしれません。
何かJリーグってこういうリーグだったっけ?専スタもない、1万人入場したら万歳ってクラブはお呼びでないんだっけ?感

問題点3:え、これ面白いか?感

特にJ2クラブを応援してきた人たちからすると、折角のプレーオフという晴れ舞台を駆け上がってきたクラブが負けるならまだしも互角に戦ってる中で中途半端な幕引き。上がりたいから言ってるんじゃない、せめて燃え尽きる所までやらせてくれよ、という魂の叫び。

意見:決まりとはいえ商業的に疑問符がつくなら再考必要

繰り返しになりますが、Jリーグの様なホーム/アウェイ、全チームとの対戦となると、そもそもプレーオフ自体が正当性が低いものであると言えます。

では何故やるかというと、動員だったり興行的な意識がかなり強く反映されたシステムのハズです。その主たる興行の当事者とも言えるJ2クラブ側があまり白ける様なことを行うよりは熱中したままシーズンを終えてもらえる様な変更は必要でしょう。(今後のレギュレーション変更等の有無を把握しない状況で話しています。)


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