人によって向き不向きのある商品やサービスの契約後にトラブルになるパターン2つ
こちらのサービスについてある程度何ができて何ができないのか?を理解してもらった上で、顧客がどうするか決めてお金払うなら払って契約してもらう。
よく分からないままお金払って、あとから騙された。上手いセールストークにひっかかった。
とか言われても、こっちとしてはメリットデメリット、他社との違いなど必要なことは伝えている。無理矢理押し売りしたわけでも、良いことだけ伝えてなにかを隠していたわけでもない。人によっては向いてなかったりデメリットになるであろうことは伝えている。理解しないまま契約しないでほしいので、かなり注意して用心深くなっているところだったりする。
なのにあとからこんなはずではなかったとクレームをもらう。
こちらが伝えておきたかったことが全然伝わってなかった。口頭でも文書でも伝えたつもりだったが、その方は理解していなかった。
まあ、そうしたら例えば入塾テストみたいなもので理解度を確認した上で申し込みを受け入れるような形を作ればこういったトラブルはある程度防げるだろう。
教育の場だったら、生徒にまず何かを理解できない原因とその解決策について教える。理解できないことがあるんだったら、そのままにしないで理解できるようにしてから先に進めるようにさせる。分かってないのにわかったふりをさせたままにしない。そこは教育する方が気がついて対処できないといけない。
二つ目。
こちらと他社のサービスとの違いを伝えて、それぞれのメリットデメリットを伝える。そしてどうするのかの判断は本人に委ねる。人によって事情は違うので、他でやってもらった方がうまくいきそうなのであれば、単刀直入にそっち行った方がいいですよと伝える。
契約を取ることが最優先なのではなく、その人により合っていたりやりやすい形でできることを最優先する。だから他社でやってもらった方がいい場合は他社をすすめる。
にも関わらず私はどうしたらいいのでしょうか?どうするのが正しいんですか?と逆に聞かれる。自分で考えて判断することを避けてこっちに頼ってくる。
だったらうちで申し込んでくださいって言うとお金も払ってくれる。こちらの言うこともちゃんと聞いてくれるから問題はなさそうに見える。
しかしだ、自分で考えて選択してもらうために必要な判断材料は提供した。にも関わらず自分で判断できないというかしない。判断を他人任せにして自分で決めない。そうすることで自分の行動に責任を取らない。
その後、なにか判断を求められる状況でいちいち連絡が来る。
どうしたらいいのでしょうか?
いや、そこは自分で判断しないと。
教育の場でいちいちやり方これでいいのか、答えはこれであっているのか聞いてくる生徒がいる。まず自分でそれでいいのか判断しようか。どうなの?っていちいち聞き返す。
そうしてまず自分であってるのかどこか間違えているのか、間違えていたらどうしたらいいのかを見つけさせる。何度も何度もしつこくそれを繰り返すことで、いちいち他の人に判断を求めるのを止めさせて自分で自分の責任で判断して行動する習慣をつけさせることはできる。
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