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「つまり何が言いたいの?」と言われない話し方3つのコツ

おはようございます。

声づくり話し方コーチ/たく(Taku Hagiwara)です。

萩原たく円くり抜き3


生徒さんからこんな相談がありました。

☑話を最後まで聞いてもらえない

☑「話が分かりずらい」と言われる

☑「つまり何が言いたいの?」と言われる


なるほど。


『相手に伝わりやすい話のまとめ方を教えてください』

と。



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と言う事で、今回は…

「つまり何が言いたいの?」と言われない話し方3つのコツ

ご紹介したいと思います。


1.結論から伝えよう

2.結論と理由を分離させよう

3.100%伝えてはいけません

+話を最後まで聞いてもらう魔法の言葉テクニック(おまけ)

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CONCLUSION:結論


以上、

3つのコツを意識して話すようにすれば…

▶相手に伝わるまとまりのある話し方になります

▶興味と関心を持って話を最後まで聞いてもらえます

▶「とても分かりやすい!」と言われる話し方になります


仕事もプライベートも、どんな人とも会話を深めて、

信頼され、好かれるあなたになってくださいね。



1.結論から伝えよう

「すみません、資料の確認をしたつもりなのですが、できていなかったみたいで…一応、クライアントには連絡は入れたのですが…誤った資料を送ってしまったみたいで…確認はしたつもりなのですが…」


ん?

この人何が言いたいの?

言い訳してる?

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こんな場面、心当たりありませんか?



会話の基本は、要件や結論から。

アレコレ理由は事情を伝えた上で、まるでじらすかのように最後まで結論をとっておく。

って言うか、いつまで経っても結論に辿り着かない話し方構成。

アウトです!


▶結論から伝えましょう。

▶抽象的な結論で構いません。

それから理由や補足です。

結論に根拠を持たせるために、理由や補足で話を固めるのです。

結論を言わないまま、先に理由や補足を言われて話を入られてしまうと、結論が分からないから、何を言いたいのから、理解しずらくなります。

悪質な言い訳にすら聞こえます。

結果、伝わらないのです。

悪印象を与えてしまいます。

スパっと、シンプルに、結論から伝えましょう。


「すみません、仕事でミスをしてしまいました!」※結論

(え、どんなミス…?)

「資料の確認不足で、謝った情報をクライアントへお渡ししてしまいました」※理由

(確認不足か…クライアントは大丈夫かな…?)

「ちなみにクライアントへは誤りの連絡を入れて、資料の差し替えをお願いしました」※補足や対策

(そうか…そこまで対応済みなのか…)

「僕の確認ミスでクライアントに迷惑をかけてしまって、すみません!」※結論

(ミスは誰にでもある事だから仕方ない、って言うか潔い報告だったな、感心したよ)


こんな感じです。

飽くまで一例ですが、

良い報告も、悪い報告も、先ずは結論から、

潔く伝える事を心掛けましょう。

これが、「つまり何が言いたいの?」と言われない話し方の第一歩です。

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2.結論と理由を分離させよう

「このペンはとても書きやすくてオススメなんですけど、お値段も安いですし、見た目もお洒落ですし、結構オススメなんですけど、お客様はどんなペンをお探しですか?」

とか

「思いのほか反響が少なくて、見込み客へのアプローチを今も試みているのですが、今現在は予算は達成できていないのですが、来月の見込み客は今月より確保できそうです」


良くないですよね。

結論と理由と質問が入り混じった、要約性のない伝え方、話し方。

これを僕は≪ごった煮話法≫を読んでいます。

良くない話し方です。


「つまり何が言いたいの?」と言われない話し方のコツ2つめは…

結論と理由をきちんと分離させてから、伝える事です。

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case1

「このペン、オススメしています!」※結論

(へえ…何でだろう)

「なぜならば、とても書きやすいからです」※理由①

「そして、とてもデザイン性が良いです」※理由②

(そうなんだ~)

「しかもお値段も安いです」※補足

(なるほど!それは良い)

「ですから、こちらのペンをオススメしています。

いかがでしょうか?」

(気に入った!よし購入しよう!)



case2

「今現在、予算は達成できていません!」※結論

(そうなのか…なぜなんだ…?)

「と言いますのも、今月は想定していた反響数に達していないからです」※理由

(そうか、反響数不足か…それに対して何か対策はしているかな…?)

「ですが、今現在は過去の見込み客への再アプローチを試みておりますので、反響不足分をそこで補いたいと思います」※対策

(なるほど、追客をしているのか…)

「今月は予算を下回りましたが、次月は取り返します!」※再結論

(よし分かった!期待しよう!)



このように、結論を理由を分離させる事。

結論の中に理由や原因を織り交ぜたり、

理由や原因の中に結論を織り交ぜると、

言い訳がましく聞こえますし、何を言いたいのかが、相手に伝わらなくなります。

結論は極力シンプルに!

▶つまり〇〇です。⇒結論のフェーズ

▶なぜならば〇〇だからです。⇒理由のフェーズ

▶ちなみに〇〇です。⇒補足のフェーズ

▶ですから〇〇です⇒結論のフェーズ。

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PREP法参照


それぞれ、結論と理由のフェーズ(曲面や伝え方の段階)を区切って、伝えるようにしましょう。



3.100%伝えてはいけません

そもそも論のお話をしますが…

・話を最後まで聞いてもらえない人

・何を言っているか分からないと言われる人

伝えたい事が多過ぎて、

言葉のオードブル状態(言いたい事てんこ盛り)

なのです。

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(言いたい事・伝えたい事がてんこ盛りで何がメインなのか分からない)


大事なのは…

▶聞き手目線になる事

▶聞き手が求めてる情報のみを伝える事です。


例えば、

家を探している人に…

「日当たり良いですよ!」「お部屋広いですよ!」

「キッチンきれいですよ!」「近所にコンビニありますよ!」

「壁紙張り替えたばかりですよ!」「お家賃値下げしますよ!」

オススメしたい物件のポイントを思いつく限り上げ連ね、言いまくる。

ってセールスオードブル(てんこ盛り営業)

ナンセンスですよね。

言いたい事、伝えたい事を100%伝えようとしたところで、

相手に絶対に100%伝わりません、届きません。

って言うか、聞き疲れてします。

本当に伝えるべき、大事な事が聞いてもらう余地がなくなってしまいます。


この人は、何を求めているのだろう?


相手の求めるニーズに適した言葉、売り文句を伝えればいいのです。


この人が求めているのは、家の広さじゃない、日当たりじゃない

駅までの近さと利便性だ!

って、相手のニーズが分かれば、そこをピンポイントで売り込むのです。


日常の会話だって、そうです。

相手が求めていない情報を、やんややんやと言い続けていないで、

相手が求める情報と相手が聞きたい言葉を察して、伝える事です。

これが、

100%伝えない事の意味です。

少し物足りないくらいで構いません。

料理だって、少し物足りないくらいが美味しく感じられるのです。

お腹いっぱいの言葉量で話し続けてしまったら、消化不良で話の理解力が著しく低下します。

伝え方割合は4割~7割。

足らなければ、相手から質問がきます。

そしたら答えれば良いのです。

これが、意思疎通のとれたスマートな会話ってやつです。


あなたの話、言いたい事・伝えたい事を100%伝えてはいけません。

相手が求める情報と言葉を、適量(4割~7割)を伝えましょう。



+話を最後まで聞いてもらう魔法の言葉テクニック(おまけ)

ここまで記事をお読みいただいた方に感謝の気持ちを込めて、

魔法の言葉テクニックを一つだけお教えします。

それは…

クエスチョンスタート

話し出しの冒頭に質問をしてみましょう。

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「〇〇の件について話があるのですが、

ご意見を聞かせていただけますか?」

と、

本題に入る前に、相手に質問を投げかけるのです。

勿論、相手の回答は、あなたが話をし終えてからです。

と言うか、質問されても、話の概要を聞かないと回答しようがありません。

はい。

これが本旨(真の目的)です。

先に質問をしてから、話を切り出す事で…

話を最後まで聞く必要がある

▶話の内容を十分に理解する必要がある

▶的確な意見を返すために、話に興味と関心を持つ必要がある。

3つの潜在的タスク(課題)が聞き手に生まれるのです。


お分かりいただけました?


クエスチョンスタート

▶先に質問をしておく事で、相手は話を最後まで聞かないわけにはいかなくなるのです。


めちゃくちゃ使えますから、会話の場面で多用してみてください。

面白い程、話を最後まで聞いてもらえます。

勿論、手前にお伝えした話し方3つのコツができている!

が大前提です。



以上、

「つまり何が言いたいの?」と言われない話し方の3つのコツと、

話しを最後まで聞いてもらう魔法の言葉テクニックでした。


話し方は日頃の意識です。

何にも意識をしないで、思いついた事をそのまま言葉に出し続けている限り、話し方は絶対に良くなりません。


最後にポイントを一つ

話しながら答えや結論を考えるのではなく、

答えや結論を導き出してから、話し出す事。

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これですね。


ですが、答えや結論を導き出してから話す事って、実はとても大変です。

頭の中で、情報整理と言語化を同時進行してから、言葉にするわけですから、論理的思考力が必要となります。

こればっかりは、訓練と継続です。

▶考えながら話す

▶意識しながら話す

▶文章にしてから話す

以上の3つの気を付けて、継続すれば…

誰でも、必ず、分かりやすい話し方を身に付ける事ができます。

以上!



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