読むことと書くことしかできない
私は特にこれと言って手に職があるわけではありません。
例えば絵を描くことや、ピアノを弾くこと、もっと言えばメスを握れること、飛行機を運転できることなどもそうです。
そんな私が唯一できることは、頭を使うことです。
「読んで学び、書いて発信すること」それだけです。
そのためには多くの知識を手に入れる必要がありました。ですから私は今年100冊本を読むことと決めたのです。
そして今月には100冊を読むことができそうですが、ひとつ大きな問題を抱えました。
「広く浅い知識がついたこと」です。
一般的な視線からすればいろいろ知っていてすごいと言われるかもしれませんが、深い内容となるとより詳しい人がいます。
仮に心理学について学んだとしても、大学を心理学部を卒業し、カウンセラーとして働く人には敵いません。
私は何でも知りたいという欲に忠実になった結果、中途半端な結果を生み出したのかもしれません。
どこかにターゲットを絞ることや、ひとつの知識を完璧に身に付けることを徹底して行うことが必要な気がしています。
そして学ぶ分野はあまり人が触ったことのない分野にするべきだと思います。
先程の専門職などのたとえのように、今からパイロットになろうとしても現実的ではありません。
以前私の知り合いがデンマーク語を必死で勉強していました。おそらくですが、みなさんの周りにデンマーク語をペラペラに話せる人はいないのではないでしょうか。
彼女はそれが狙いでした。誰もが簡単に手を付けられる分野でないからこそ、デンマーク語で仕事をもらえたのです。彼女はデンマーク語を選んだことで成功しました。
私にとっては「ホロコースト」だと思っています。以前はホロコーストに関する研究なども盛んに行われていましたが、最近は多くは語られません。「ホロコーストって何?」と言う人のほうが多くなってきている気もします。
そしてハンナ・アーレントのような素晴らしい考え方は今の時代にもマッチしていると私は考えます。
と、ここまで書いてなんのことかさっぱりわからない人がいれば私は逆にうれしいです。
研究する意欲がまたわきます。
そして読んで学んだことを、書いて発信することができれば「私しか書けない文章」が出来上がると思います。
多くの人が簡単に書けるものであるからこそ勝負する切り札を持っておきたいですね。
ですから私は月に最低でも1冊はホロコーストに関する本を読んでいます。もっと圧倒的な知識を付け、有益なことを書いていきます。
ではまた明日。
Taku
最後まで読んでくださりありがとうございます。皆様からのお気持ちが私の励みになります。