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どうして本に付箋をつけるの?

みなさんこんばんは。
Takuです。


読書ひとつとっても十人十色、人によって読書の仕方が異なります。図書館で借りる人もいれば買う人もいます。買った本を古本屋に売る人もいれば残しておく人もいます。

私は本に付箋を付けていますが、今日は付箋について話していこうと思います。



本は買う?借りる?

まず前提として、本を本屋で買うか、図書館で借りるかが話の論点になります。もちろん人によって違いますが、私は必ず買うようにしています。

買うメリットは大きく3つあります。

・買ったからには読まなくてはと思える
・保管ができるためいつでも読み直しができる
・書き込みができる

まず、ひとつめ。
買ったからにはお金が発生しています。図書館で借りた本であれば期限が過ぎる前に返せばいい。つまり借りた本を一切読まなくても自分に害はありません。

しかし本屋で買ってしまえば、その段階で本を買いに行くまでの自分の時間も、また本の購入に対してもお金が発生しています。

買って読まなければただの時間とお金の無駄になるのです。もちろん図書館に借りにいくことも時間を使っていますが、本屋で購入となればお金もかかわってきます。

絶対に無駄にしたくない気持ちがでてきますよね。


2つめ
保管ができることも大きなメリットです。仮に誰かにあげてしまったり、売ってしまったり、図書館で借りたのであれば返さなければなりません。

これらの場合であれば本は自分の手元から離れます。私は自分の手元から本が離れていくことが怖いです。

私が仮に全てを記憶できてる人間であれば話は別です。しかしそんな完璧な人間はいません。いくら記憶力があっても50冊前に読んだ本の内容を覚えている人はなかなかいません。

私はいつでも読み返せるように必ず本は購入します。

3つめ
書き込みが自由にできることも私にとっては重要です。私に限らず私たちはみな常に変化をしています。環境が変われば思考も変わり、1冊の本を読んだとしても、読んだ時期によっては思うことも変わります。

私は「この本のこの部分を読んでこう思った」ということを本のそのページに直接書き込みます。

疑問に思ったことに対してもなぜ疑問に思ったのか、関心を持ったところにはどう思ったのかを書くようにしています。

これが次読み返したときに「あの時はこう思ったが今はこのように考えるようになった」と前読んだ時と今の比較が簡単に、尚且つ明確にできます。

そして私はその本をいつ読んだのかスケジュール帳に記載をしています。

(スケジュール管理については以下の記事をご覧ください)

『読書のスケジュール管理』には記載はしませんでしたが、私は本を一冊読み終えた時に本の最後に必ず日付を書きます。

その本を次に取ったときに、いつごろ読んでいたのかがスケジュール帳を見なくても本だけでわかるようにしているのです。



人間は必ず忘れる生き物

私は大前提として「人間は忘れる生き物」であると思っています。3日前の晩御飯も思い出せないような生き物が1年前に読んだ本を覚えているはずがありません。

「人間は絶対に忘れます」

これに関しては例外はありません。1年前の丁度今の時間に何をしていたのかを把握している人なんて存在しません。

だから私は本を買い、売らず、書き込みます。

図書館で借りる人もいることはわかっていますが、私にとっては理解しがたいものです。



付箋の有効活用

ここまで「人間は忘れる」と言い張ると、ではなぜそこまで忘れるのに本を読むのかと疑問が浮かびます。

私は忘れることを前提に読書をしています。とても矛盾しているように思うかたもいらっしゃるかもしれませんが、ここで登場するのが付箋です。

そもそも忘れることを前提に読んでいるので、本は必ず購入しいつでも取り出せるとことに置いておきます。

そして私は読んだ本に重要だと思ったところには線を引き、思うことがあれば書き込みます。

そして私は付箋を3色に分けて使っています。

よく本に線を引くときに、赤と青と黄色とピンクと分けて線を引く人はいますが、私はペンの色を変えるのであれば付箋の色を変えたほうがよっぽどいいと思います。

赤:とても重要
黄:すこし重要
青:引用


本を読んでとても大切だ、著者が伝えたいことはここだと思う箇所や自分が一番感動した箇所に線を引き、赤い付箋を付けます。

黄色
ここは面白いといったような著者が最も伝えたい箇所ではありませんが、自分にとってメリットがあるところなどに線を引き、黄色い付箋を付けます。


引用と言われるとピンとこないかもしれませんが、著者が誰か有名な人の引用を使っていることはよくありますよね。そういった引用している箇所や、「この本にこう書いてあった」等の記載にも青い付箋を付けます。そして最後に必ず参考文献の最初のページにも貼ります。


私はこの3色の付箋を使うことで本に何が書いてあったのかを一目で見ることができます。

とても重要なことは赤のページを見ればよい、もう少し深くまで掘り下げるのであれば黄色を見ればよい、次買う本を悩んだら青い付箋を見ればよい。

3色のボールペンではできないことを付箋はこなしてくれます。


まとめ

①人間は忘れる生き物
②すぐに見直せる環境を整える
③ボールペンで色分けするより付箋のほうがわかりやすい

私が本を必ず購入する理由から、年間100冊読書できる環境まで少しは紹介できたでしょうか。

私が行っている読書に対する工夫は他にもあります。また紹介しますね。


ではまた明日。
Taku


最後まで読んでくださりありがとうございます。皆様からのお気持ちが私の励みになります。