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年に5冊しか読まなかった私が年100冊読むための読書法

私がnoteを毎日書き始めて本日で丁度100日を迎えることができました。そしてこんな記念すべき日にツイッターのフォロワー数も丁度100人を達成することができました。

私がツイッターやnoteを通して発信する内容の大きな割合を占める「読書」について記載していきます。私が読書を始める前に知っておきたかったことや、実際にどのようにして年間100冊を読むことができるのかを書きます。

(後半有料の記事となりますが、無料でも充分役に立つ読書法について書いています。)



去年までの私と今年の実績

そもそもの疑問として「Taku」って誰?というところから簡単に書いていきます。(以下がツイッターのトップ画です)

私は1992年生まれ、今年27歳です。昨年まで月の残業時間が100時間超え、もらえる給料が手取りで16万円程度、いわゆるブラック企業に勤めていました。

そして読書は年に数冊程度、「本」という物は好きでしたが、どちらかといえば「本を持っている自分」が他人より優位に立てている気がしていた自分に酔っていたのかもしれません。

本はよく買っていましたが、買って満足、最初の数ページだけ読み後は明日でいいやといった感じです。そして結局それ以来その本をよむことはありませんでした。

そんな私が今年は「年間100冊読書すること」を目標にし、本日2019年8月12日の時点で86冊の本を読むことに成功しました。このままのペースで進めば遅くとも10月中には100冊の目標を達成することができます。

年間数冊しか読んでいなかった私が、年間100冊を読むことができるようになった方法を、精神論ではなく、実際に今日から行動できるレベルまで落とし込んだ内容で書いていきます。



目標設定を正確にする

年の初めに「今年の抱負」と意気込んで目標を立てる人は多いと思います。私もそんな一人です。今年の初めに年間100冊読書をすると目標を立て、それ以来読書を続けています。

「目標を立てる」ことは簡単で誰にでもできますが、「目標を達成する」ことは難しく、途中で挫折する人も多いです。

読書に限らず、受験勉強、資格試験等の勉強も最初の意気込みはよく、2~3日は勉強を必死でしますが、気が付いたころには勉強もしなくなって遊ぶことを優先してしまう人が多いです。

彼らは圧倒的に目標の設定が間違っています。目標設定が抽象的過ぎます。「勉強を頑張る」という目標は捉え方によってゴールが異なります。

例えば東京大学に入ることを目標に「勉強を頑張る」のか、地元のそんなに頭が良くなくても名前を書けば入れるような大学に入ることを目標に「勉強を頑張る」のかでは意味が異なります。

自分がどこを目指しているのかを明確にし、誰が見ても自分が掲げた目標の認識が一緒になるようにします。

私の場合は「読書を頑張る」のではなく「今年の1月1日から年末12月31日までの期間内にどの本でも構わないからとにかく100冊を読む」ということが誰が見ても明確な目標です。

目標設定のコツは「いつまで」と「どれくらい」が入っていなければ曖昧になる傾向があります。

10年以内に100冊読むことと、1年で100冊読むことで目標が異なります。
10冊読むことと、100冊読むことでは目標が異なります。

仮に曖昧な目標にしてしまうと目標を甘く見積もってしまい、自分がやらなくてよいことを正当化してしまいます。

最初から逃げ道をなくしておきましょう。



ゴールからの逆算

目標を正確に立てることができたら、どうすれば目標を達成できるかを真剣に考えます。

今回は例えとして私が今年立てた目標「年間100冊本を読む」ことに沿って書いていきます。

年間100冊本を読むためには、1ヶ月に何冊読まなくてはいけないのかを計算します。1ヶ月に8冊読むと96冊で目標を達成することができません。1ヶ月に9冊読むと108冊で目標を達成することができます。

つまり1ヶ月に読む本の冊数を把握することができたのです。私は1ヶ月に9冊読まなくてはいけないと分かった際に、切りが悪いから1ヶ月に10冊読むことを目標にすることにしました。

仮にとても仕事が忙しくて1ヶ月に8冊しか読めなくなったとしても、毎月10冊を読んでいればリカバリーがきくからです。

そして1ヶ月に10冊を読むためには毎日どれくらい本を読み進めなくてはならないのかを計算します。

3日で1冊読めば1ヶ月で10冊が達成できます。そのため1日に本の3分の1以上は読む必要があります。読んでいる本のページ数はそれぞれであるため一概には言えませんが、だいたい毎日これくらいのページ数を読んでいけば目標が達成できると、日々にしなければならないことを明確にします。

ゴールから「今日やらなければならないこと」を逆算したのです。

これは読書に限らず、全ての目標に置き換えられます。1年でこれだけやると決めたのであれば、今日これをやらなければ達成できないという毎日のタスクを作り、日々こなしていくのです。


スケジュール管理

日々のやらなくてはいけないことを把握することができたら、今度はそれを毎日こなせているのかスケジュール管理をします。

私が今日これだけのことをできた、今月はこれくらい進んでいる、少し早いのか、少し遅いのか、スケジュール管理をすることで日々の進捗を追っていくことができるのです。

毎月最後にまとめをし、今月は何冊読めた、冊数はなんとか10冊達成できたのか、9冊で終わってしまったのか、反省をします。

そして来月はどんなペースで進めていけば良いのかを考えます。読書ひとつとってもPDCAを回していくのです。

(スケジュール管理については以前にも書いているため、詳しくご覧になりたい方は以下へ進んでください、尚この記事を読まなくても本記事を最後までお楽しみいただくことは可能です)



忘れることを前提とした進め方

人間は忘れます。当たり前です。1年前の今日読んだ本の55ページの3行目に何が書いてあったのかを即答できる人はいません。絶対に忘れるのです。

そのため私たちは忘れても良いように読書をしていかなくてはなりません。

忘れないための読書ではなく、忘れてもすぐ思い出せる読書へ方向転換しましょう。

去年読んだ本が1冊であり、その本だけを300回読んだのであれば忘れないかもしれませんが、現実的ではありません。

多くの本を読むためにはやはり忘れてもすぐに思い出せる工夫が必要なのです。

そのために大事なところには線を引く、付箋を付ける、書評を書く、友達と話し合う、一番大事だと思った箇所をノートに記載しておく、等の工夫をし、忘れてもすぐに思い出せるようにします。

ちなみに私は本に直接書き込みます。思ったことも書きます、大事だと思った箇所には線を引きます、そして何か書いた箇所に必ず付箋を付けます。

赤:重要だと思った箇所
黄:少し重要だと思った箇所や面白いと感じた箇所
青:引用

この3つに分け、その本を後日取り出したときにすぐに時間をかけずに読み返すことができるのです。

いつでも本の内容、自分が感じたこと、感想等を思い出せる環境を整えておきましょう。

(下記の記事により詳しく付箋の付け方を記載しております。興味のある方はご覧ください。)



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