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読書家ってどんな人?

みなさんが想像する読書家と言えばどんな人でしょうか。

毎日本を読む人でしょうか
今まで読んだ本の数が1000冊を超えた人でしょうか
読書が好きな人のことでしょうか

私はふと思いました、

「読書家」という定義がないことに。

私は今年に入って100冊の本を読むと決めた時、
100冊の本を読み終わったら「読書家」と名乗ろうと決めていました。

そして先日100冊の本を読むことを達成し、
私は自分で「読書家」と名乗りましたが果たして正解だったのでしょうか。


100冊の本を読んだ感想は後日ゆっくり書こうと思いますが、
今回は「読書家」という視点から書こうと思います。


読書とは主観的な行動

まず読書とは基本的にひとりでするものです。もちろん読書会といったように複数で読書をすることも可能ですが、基本的に読書と言えば個人で行うものです。

つまり読書をしたかどうかは本人の申告でしか測れないのです。

仮に1冊の本をさーっと目を通しただけでも、
読書をしたと申告をすれば読書をしたことになるのです。

もちろん1冊を何回も読み直し、
徹底的に理解するまで読み続けたことも読書をしたことになります。

私は毎日何の本を何ページ読んだのかを記録するようにしていますが、
第三者から見れば私が本当に読書をしたのか不明確です。

前提として読書は絶対的な数値として表せないのです。



自分から名乗る

そしてもちろん「読書家」というものは決して資格ではありません。

弁護士や医師、公務員など、国から
この試験に受かれば資格を与えますというものでもありません。

とてつもない量の本を読んでいれば
他人からも読書家と言われることもあると思いますが、

基本的に「読書家」というのは申告制だと思います。

仮に1冊しか本を読んでいなくても、
本人が「読書家」と名乗れば「読書家」なのかもしれません。

そのため私は100冊読むまで「読書家」と名乗らない
と事前に決めていました。

今まで10000冊以上本を読んできた人からすれば
決して「読書家」として名乗ることはできないかもしれませんが、

100冊というハードルをたてることで
自分が決めた目標を達成することができます。

そしてその目標を達成し晴れて「読書家」と名乗りました。



読書家のメリット

さて私は自己申告として「読書家」になりましたが、
「読書家」になる前となった後どう変わったのでしょうか。

結論から申し上げますと変わっていません。

繰り返しにはなりますが、あくまでも
「読書家」とは自己申告制です。

誰かが読書家になれば100万円あげると言ったわけではありません。
誰かが読書家になれば仕事を与えると言ったわけではありません。

「読書家」を名乗ったからと言って何も変わりません。

しかし「読書家」と名乗ったことで良かったことがあります。

読書がより楽しくなりました。

自分の気持ちの問題ですが、
「私は読書家なんだ」と思うことで本を選ぶのが楽しいです。

そして本を読むこともワクワクします。

読書を始めた頃は味わえなかった
「読書家として読書をしている」と思い込むだけでも、
もしかしたら読み方が変わるかもしれません。

もっと真剣に読んでみよう
もっと内容を理解するために別の参考資料も出してみよう

といったように読書のモチベーションがあがれば
「読書家」と名乗ったメリットではないでしょうか。



読んでくださる人の中に「読書家」がいらっしゃいましたら、
ぜひ「読書家」として本を読む感想など教えてください。


ではまた明日。
Taku

最後まで読んでくださりありがとうございます。皆様からのお気持ちが私の励みになります。