リスナーインタビュー2018

 先日、知り合いのラジオリスナーさんからDMを頂きました。
『訳あって、ラジオにまつわる思い出を色んなリスナーさんから集めています!』と。ツイッターのDMを通じてインタビューさせてほしいっていう話でした。
メチャメチャ面白そうじゃないですか。喜んで引き受けましたよ。
ただ、私は質問と関係ない事を平然と答えたりするマヌケですので(笑)。お題だけを頂いて、「インタビューに答えてる風の文章」を作り込んで送るって事になりました。
完成した文章は渾身の2500字。無駄に長すぎたせいで相手から返事がないという。確かに2500字は読むのダルいですね(笑)
そんな訳で、インタビューに答えてる風の偽りの文章をnoteに5つ残します。
ラジオについて語るのは楽しい。ラジオ以外は全部クソだし……

①ラジオを聞き始めたきっかけ 
 【伊集院光 深夜の馬鹿力】です。ちょっと経緯が特殊なんですけど、2005年ぐらいに大学の先輩から1995年~2000年頃の馬鹿力の音源を押し付けられたんです。『お笑い好きなら伊集院はチェックしとけ!』とか言われて。「10年前のラジオなんて面白いの?」なんて疑っていましたけど、激ハマリしましたね。馬鹿力初期の伊集院さんは若くてイケイケで、トークもコーナーもスペシャルウィークの企画も斬新で、もう本当に面白くて。「黒伊集院を知っている俺」っていう優越感に浸りながら通学中に聴いていましたね。
 そこから色んなラジオを聴き始めて【JUNKのポッドキャスト】【ケンドーコバヤシのテメオコ】【水樹奈々のスマイルギャング】あたりを経て今に至ります。

②ラジオへの投稿経験の有無 
 【田村ゆかりのいたずら黒うさぎ】に投稿して初採用を経験しました。投稿したのはゆるい短文コーナ-だったんですけど、メチャメチャ嬉しかったですね。あの時は確か、録音してた黒うさぎを聴きながら部屋掃除していたんですけど。ゆかりさんが自分のラジオネームを口にした瞬間、視界がグニャってゆがむ様な、めまいみたいな感覚に襲われて。ヒザから崩れ落ちそうになりましたね。投稿した部分を繰り返し聴いて、少しずつ心を落ち着かせた事を覚えています。
 そういう経験があるから、聴き専のリスナーさんにも一度は投稿にチャレンジしてほしいなぁって思うんです。一通でいいからメールを読まれて、あの視界がグニャってなる感覚を味わってほしいんです。その経験でもっと番組が好きになるし、一生モノの思い出になるハズですので。

③好きなラジオ番組 
 挙げたらキリがないですけど【おぎやはぎのメガネびいき】が一番好きです。「仲良きことは美しき哉」を体現したラジオですね。同級生コンビがまったり仲良く、くだらないやり取りをしている所に癒されます。伊集院さんから「おぎやはぎのラジオは自由」って一目置かれていますけど、生放送中に眠ろうとしたり、ラジオなのに雑誌を黙読し始めたり、スタッフをニッポン放送周辺にインタビューに行かせたり、自由すぎてやりたい放題で。でもその自由さがラジオの常識をブチ壊して、結果斬新な番組になっているという面白さ。この自由さに癒されたり、救われている人は多いと思います。
 あと、ここ1~2年は【髭男爵山田ルイ53世のルネッサンスラジオ】と【星野源のオールナイトニッポン】の両方を聴いて心のバランスを保っています。番組のカラーやパーソナリティの立ち位置が真逆なのがいいんですよ、陰陽マーク的な(笑)。でも2人ともヒキコモリ経験者ですし、結構共通点もあったりして。
 やっぱりお笑いラジオが好きではあるんですけど、死ぬまでラジオを聴き続けるつもりなので、ジャンルにこだわらず色んな番組を好きになりたいと思っています。

④あなたが思うラジオの魅力 
 色々あるので難しいんですけど、たぶん「内輪感」だと思います。番組特有のお約束とか、用語とか、シメの言葉とか。【ナインティナインのオールナイトニッポン】なんかは、あの有名な「2時!」と「わーわー言うております!お時間です!さようなら!」に憧れて聴き始めた所もありますし。最近だと【山下達郎のサンデー・ソングブック】の「超常連」っていう存在が気になってタイムフリーしています。なんかキュンとしちゃうんですよね、その番組でしか通用しない秘密の合言葉みたいな。そういう内輪感に触れられる喜びってあると思うんですよ。
 やっぱり内輪ネタってメチャメチャ面白いですからね。【くりぃむしちゅーのオールナイトニッポン】なんてその究極系だと思います。あの番組の全159回には内輪ネタの素晴らしさが凝縮されています。聞いたら条件反射で笑っちゃいますからね、「ロッキーの撮影」って言葉とか。
 ラジオって番組の数だけ内輪が存在するから面白いですね。自分にフィットした内輪にそっと溶け込めるのがラジオの魅力だと思います。

⑤あなただけのラジオの思い出、エピソード 
 最近の話で申し訳ないんですけど、2017年大晦日の【年越し三兄弟】でTBSの横の小道にある謎のウルトラマンの像の前に潜入したんです。放送終了後、【アルコ&ピースのオールナイトニッポン】のリスナー仲間のPさんとお会いして。別のリスナー仲間のOさんと、3人で居酒屋に行ったんです。で、お酒を飲みながらラジオトークで盛り上がっていたんですけど、「もしも【明るい夜に出かけて】が映画化したら?」って話題になりまして。『オープニングはやっぱりStereomanですね。主人公の部屋のシーンから始まって、スピーカーからStereomanが流れる演出がほしい!』みたいな(笑)。それこそアルピーがラジオでやるような妄想トークで盛り上がっていたんですけど。その時誰かが『エンディングはやっぱり、夢見るバンドワゴンですかね……』って言ったんです。そしたら、2014年頃の部屋の景色とか、番組最終回のリスナーさんが集まった有楽町の出待ちの光景とかがフラッシュバックして、涙がブワーッて出てきちゃって。で、ヤバいヤバいとか言いながらチラッとPさんの方を見たら、同じタイミングでPさんも泣いていたという(笑)。新年早々おじさん2人がラジオの妄想話で泣き出すっていうみっともない話ですけど、その時『俺ってアルピーのオールナイトが本当に好きだったんだなぁ。』ってしみじみ思いましたね。
 あと、その時『ラジオの話で一緒に泣ける仲間がいるなんて、自分は恵まれてるなぁ。』とも思いました。そもそもPさんと知り合ったのは、2015年のアルピーオールナイトの1部最終回の出待ちなんです。あの出待ちのおかげで色んなリスナーさんと知り合う事ができました。番組が打ち切られた後も、アルピーの聖地巡礼と称して、高円寺の四文屋で飲み会をやったのもいい思い出です。6~7人でベロベロに酔っ払って、終電もなくなって。「いなすぞコラァ!の公園」にたむろして、朝までダベったのを覚えています。なんか青春って感じがして悪くなかったですね。そういうご縁というか、思い出を作らせてくれたアルピーANNには感謝しかないですし、伝説のラジオをリアルタイムで応援できて本当に幸せでした。
 ラジオ聴いていてよかったなぁって思い出がたくさんあります。家の中で『この放送聴いてたなぁ。』って思い出もありますし、イベントに出掛けて『リスナーがたくさんいてワクワクするなぁ。』って思い出もあります。新規のラジオリスナーさんにはラジオをいっぱい好きになって、ラジオリスナーにしか作れない思い出をたくさん作ってほしいと思います。あと、Pさん勝手に名前出しちゃってスミマセン!

……以上です。
今回のインタビューとは全く関係ないんですけど、3年前にラジオの時間さんの「リスナーインタビュー」を受けさせて頂いた事があります。いい歳こいて頭悪そうな返答ばっかりですけど(笑)。
こんな私でさえ、なんとなくインタビューとして成立している訳ですから、皆さんも勇気を出してラジオの時間さんのリスナーインタビューにチャレンジしてほしいです。インタビューされて楽しかったし、私はこの連載を読むのが大好きなんですよ。
早く次のやつ読まして!!!

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コメント2件

ラジオはオフィスで毎日、聴いています。出合いはもちろん、試験勉強しながらの深夜放送(糸居 五郎さん、落合恵子さんの時代)ですが、まだDAZNなんかなかった時代に、テレビもなくて聴いたサッカーワールドカップのラジオ実況も思い出に残っています。
いま仕事で、あるFM局の対談を毎週まとめていますが、イヤホンで神経を集中して聴くと、いまの口語の空気が分かって面白いです。
はじめまして!
糸居さんといえばANN初期のレジェンド。落合さんはレモンちゃんですか!(ラジオ関係の本で勉強しました)。

真夜中とラジオは何故こんなにも親和性が高く、記憶に焼き付くものなのでしょうか。その感覚は今も昔も変わらないものだと思います。
口語でいまを感じるのも面白いですね。私はすぐパーソナリティの口調に影響されるので大変です(笑)
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