印象的なタイトルとは

印象に残るタイトルとはなんでしょう。
以前、タイトルの付け方という記事で少し触れましたが、もう少し深堀りしてみます。

本題

上の記事でも触れていますが、重要なのは語呂と謎だと考えています。

まずは語呂について。
こちらは以前の記事でも触れたように、口に出したくなるリズムが良いと思います。

「逃げるは恥だが役に立つ」「夜は短し歩けよ乙女」などはテンポが良いですよね。
テンポが良いとはつまり覚えやすいということです。

物語とは関係ありませんが、歴史で習った「墾田永年私財法」というワードは記憶に残っている人も多いのではないしょうか。
これも「四・四・五」のリズムです。「逃げるは恥だが役に立つ」と同じリズムですね。
語呂(リズム)の良さがいかに記憶へ影響を及ぼすかがわかります。

もうひとつは「謎」です。
これも以前の記事で出した例ですが「君の膵臓を食べたい」などは好例ですよね。
なんで膵臓を食べるの?その結論に至るまでに何があるの?と思わせています。
これすなわち、タイトルに「謎」が含まれているということです。

謎は好奇心を呼び起こします。
好奇心が湧けば、作品を手に取ってもらう可能性も高くなります。

中途半端に途切れさせるというのも、謎を生むひとつの手段です。
最近だと芦沢央さんの「火のない所に煙は」辺りが良いですね。
煙は…どうなるの?と興味を引く良いタイトルだと思います。

語弊のないよう言っておくと、シンプルなタイトルが悪いというわけではありません。
ただ、作中のモチーフをそのままタイトルにしたり、言葉の意味が広すぎるタイトルはあまり良くないと思います。
たとえば『月』とか『恋』とか。
汎用性が高すぎるとでも言いましょうか。

言い方を変えるならば「他者の作品につけても問題ないようなタイトルになっていないか?」という観点。
このチェックは、タイトル考案の際にやって損はないでしょう。

まとめ

覚えやすく、かつ好奇心を掻き立てるようなタイトルが良いタイトルだと僕は考えています。
特に(僕を含めた)ネームバリューがないアマチュア作家さんなどはタイトルの誘引力で勝負しないと厳しいように思います。

作品そのものに力を入れるのはもちろんですが、同じくらいタイトル付けも重要だと、僕は思います。

おわりに

僕は物語を創るすべての人に捧げるつもりで記事を書いています。
ジャンルや媒体が異なれど、なにかひとつでも役立つことがあれば幸いです。

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綾部卓悦

物語を創るすべての人を支援するつもりで記事を書いています。僕自身も物語を愛し、紡いでいます。noteに投稿した内容をベースに喋るラジオも週1ペースでやっています。Twitter:https://twitter.com/Takuetsu_Ayabe

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