Smart Keyboard FolioではなくMagic Keyboardを購入

iPad Proのキーボードを買うとなれば、フツーはSmart Keyboard Folio一択でしょ、となるのですが…

10.5インチiPad Pro時代に買ったSmart Keyboardは、持ち運ぶことがだんだんとなくなり、結局ソフトウェアキーボードで済ませることがほとんどになりました。フルサイズキーボードを画面で再現できる12.9インチモデルなら、なおのこと不要です。

どうせ外付けキーボードを買い足すなら、打鍵感にこだわっても良いだろうと思い、いくつか検討して選んだのがこれ。

Apple謹製、Magic Keyboard （US）です。以下ここに到達した理由を整理してみました。

①Smart Keyboard Folioよりだいぶ安い

まず安い。

12.9インチのSmart Keyboard Folioは22,800円。対してMagic KeyboardはApple公式で購入しても9,800円です。発売当初は12,800円したはずが為替の影響でしょうか、思いのほか安くなってました。

②Smart Keyboard Folioよりだいぶ軽い

さらに、実物を手にして驚いたのがその軽さです。

12.9インチのSmart Keyboard Folioは重さ402グラム。対してMagic Keyboardはたったの231グラム。

持ち運ぶつもりはなかったのですが、Smart Keyboard Folioの半分程度とあれば、書き物をする仕事がある出張時などには持ち運んでもよいような気がしてきました。

③Smart Keyboard Folioと同じく秒で接続できる

昔のBluetoothしか知らない方の中には、接続のたびにペアリングが必要だと勘違いしている方もいらっしゃるようなのですが、最近のBluetoothはそんなことはありません。

このキーボードも、上の写真にも写っているトグルスイッチをスライドさせれば、１秒でiPad Pro側に認識されますので、なんらストレスはありません。

Smart Keyboard Folioの強すぎる磁石部分のせいで組み立てに四苦八苦しているより、早いかもしれない。

④Smart Keyboard Folioよりだいぶ品質がいい

もちろん品質は最高。

もともとiMacの付属品として開発されたプロダクトだけに、
・シザー構造＋キーストローク1.0mmの打鍵感
・アルミボディのしっかりとした剛性感
・静かだが手応えを感じるタイプ音
当たり前ですがデスクトップクオリティのキーボードとして、いずれも非の打ち所がありません。

Apple純正品同士ということで、Bluetooth接続の相性やキー設定なども安心です。FaceIDとの組み合わせにより、スペースキーを叩くだけで本体に触らずともスリープ状態からホーム画面まで一瞬で立ち上がるのは、デスクトップPCではありえない気持ちの良い体験です。

ひっくり返すと裏面がホワイト鏡面仕上げになっていて、横幅が12.9インチのそれとほぼ一致。iPad Proと重ねて持ち歩いても違和感ないんじゃないでしょうか。

このぶんだとPCは終わるかもしれない

iPad ProはUSB-Cを持っており周辺機器との接続にも困らないのがいいところですが、このキーボードとの組み合わせに加えて、現在入荷待ち状態のHyperDriveが手に入れば、デスクトップPCはおろかノートPCすらも必要なくなる時代がやってくるのではないかと、本気で思い始めています。

私はあくまで自宅設置用として購入しましたが、持ち運び前提にしてもSmart Keyboard Folioは何かが違う・・・とお悩みの方にもおススメです。