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Amazon GOだけじゃない!未来を感じる次世代店舗 In New York 10選(前半)

最先端のトレンドが集まるニューヨークで注目すべきは、ファッショナブルなハイブランドだけではありません。それぞれの店舗がテクノロジーやインターネットを掛け合わせて、便利な買い物が出来たり、そこでしか得られない体験を提供したりしています。ここでは出張や旅行時につい訪れてみたくなる、ユニークなコンセプトの店舗10件をご紹介しています!

(出典:b8ta

b8ta(ベータ)
全米規模の百貨店大不況の中でも異色の好成績を飛ばし続けるMacy’sに居を構える、IoTハードウェア専門店「b8ta」の存在をご存知でしょうか。①スタートアップが手掛ける少量生産のニッチIoT家電がとにかく楽しい! ➁Retail Next社の2眼カメラを搭載し、来店者の滞留時間に応じて、広告料をメーカーから回収する収益モデルがユニーク、③商品の入れ替わりが激しく、来るたびに驚きのある商品ラインナップ、と驚きにみちた店舗は必見です。いつも来るたびにIoTスケボーを買いそうになります。

(出典:Story

Story
Macy’sが買収した次世代型キュレーション店舗Storyも必見です。3カ月ごとに店の内装が入れ替わり、「クリエイティビティを刺激する」「夏を楽しむ」などコンセプトに合わせた商品ラインナップをキュレーションして並べる独自の店舗設計と、商品選定のクリエイティビティは見るたびに驚きと気づきを与えてくれます。サーフボードの横に哲学書が置いてあっても、何故か、自然にまとまっている。まさに「店舗はメディア」を地で行くコンセプトです。

(出典:The New Stand

The New Stand
自動車社会のアメリカにおいて非常に珍しい、駅構内ショップ(日本でいうならアトレ・・?)です。ニューヨークの地下鉄構内に30店舗が入居しており、飲料や雑貨などをセレクトして扱っています。ユニークなのは店舗アプリとの連携。今日のニューヨークのニュース、店員セレクトの音楽プレイリスト、週末のレジャー提案など、普段の暮らしに役立つ何気ない情報を配信してくれ、つい見てしまう、そしてついお店に寄りたくなってしまいます。アプリと店舗のシームレスなつながりというのはとても新しいかと。

(出典:Apartment by the Line

Apartments by the line
激烈オシャレなIKEAの2階という感じです。ECサイトThe Line(https://theline.com/)で売られている商品が、SOHOにあるおしゃれなアパートメントに並べられています。通りには看板も何もなく、エレベータからアパートの3階にあがると、開放感のある空間に、キッチン、バス、リビング、ベッド、、、と各シーンで取り扱われている商品が並べられており、「こんな暮らしをしてみたい」と思わせてくれるコンセプトになっています。

(出典:Cadillac House

Cadillac House
アメ車の代表キャデラックがSOHOに展開したショールーム。若者の車離れはアメリカでも顕著で、特にニューヨークともなると若者はほぼ誰も車を持っていません。そんなエリアに出来たショールームのコンセプトは、車が中心じゃない場所。車は全体の半分以下のスペース(それでもキャデラックなので存在感あるけど!)で、それ以外はカフェやRetail Labと呼ばれるアパレル・ブティック関連の店舗が入居しています。どうやらキャデラックが、若手のデザイナーを支援して、場所を提供しているそう。ユニークなファッションやカフェを目当てに、自然と若者は集まる・・・のか!?

次回に続きます!

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