(翻訳)2018年、インフルエンサーマーケティングは効果的な市場になりつつある

翻訳記事、第1弾です。何にしようか考えた結果、仕事でもよく活用するインフルエンサーマーケティングに関する記事にしました。

個人の意見、価値観が重視されるアメリカ社会において、インフルエンサーマーケティングはぴったりはまる手法となっており、一時のブームを超えて定常的なマーケティング手法として欠かせないものなっている印象です。 会社で働いていても、「LinkedInに会社のことをポストしない日が60日継続しています!すぐにポストしてください!」といったソーシャル担当者からの「警告」がしょっちゅうメールボックスに届きます。国民総インフルエンサーであることが求められるこの社会は、ある人にとってはエキサイティングでしょうし、ある人にとっては生きづらいだろうなぁと感じる日々です。

掲載元:Influencer Marketing in 2018: Becoming an Efficient Marketplace

(翻訳)インフルエンサーマーケティングは過去2年間で急速に拡大しています。私たちはこの手法が新興マーケティング戦略であった時代から、マーケティング予算の主たる配分先に移行するまでの様子を、これまで見てきました。
ブランドとマーケティング担当者は、インフルエンサーマーケティングが収益をどのように支えているのかを把握し、追加のキャンペーンを拡大し続けています。実際、Bloglovinの調査では、マーケティング担当者の67%がインフルエンサーマーケティングキャンペーンは、よりターゲットを絞ったユーザー層に到達するのに役立ち、よりインパクトのある結果につながると考えています。


クロスチャネルのソーシャルキャンペーンも普及しており、各ブランドはインフルエンサーと一緒に働くために、自社の業界外への発信を拡大し始めています。レストランを扱うファッションインフルエンサーであっても、ファッションブランドを扱うママブロガーであっても、コア業界以外のインフルエンサーと共同発信することにより、新しい視聴者を獲得し、ブランドの認知度を高めることができます。
インフルエンサーマーケティングがマーケティングキャンペーンの主要要素として定着したことで、米国連邦取引委員会はさらに多くの規制を発表し、パートナーシップの開示を中心に、昨年からインフルエンサーと主要ブランドの両方に対する制限や警告を強めているほどです。市場は2017年に20億ドル、2020年に100億ドルに達すると見込まれており、引き続き業界の成長が見込まれ、効率的な市場になるでしょう。

ここで、インフルエンサーマーケティング業界にとって2018年の4つの変化を見てみましょう。

1.トライアルから経常的なマーケティング手段への移行
多くのマーケティング担当者が発信戦略にインフルエンサーマーケティングを導入していますが、うち41%は引き続き全体予算のうち5%未満の費用しか、インフルエンサーマーケティングに配分していません。
テレビ、印刷、デスクトップ広告などの伝統的な広告やマーケティングは影響力が小さくなり、広告とマーケティングの費用を効果的に活用できなくなります。広告ブロッカーやペイウォールが人気を集めているため、マーケティング担当者はSNSプラットフォームやインフルエンサーキャンペーンにさらなる努力を傾ける必要があります。

インフルエンサーのマーケティング予算がより経常的になるにつれて、マーケターはさまざまな方法で戦略を進化させる必要が出てきます。例えば、成功か失敗かの測定方法が洗練されたり、効率的にキャンペーンできたかどうかの分析方法がブラッシュアップされたり、ブランドとインフルエンサーの関係が変化するなどの兆しが起こるようになるでしょう。
スケーリングキャンペーンは、急速に変化する業界に追いつくための最も基本的な方法の1つになり、キャンペーンの規模を拡大するために必要な技術と、人材の確保の両方にアクセスできない人たちは、置いていかれる可能性があります。

2、1回限りの戦術から「Always on」な関係に改善する

インフルエンサーマーケティングキャンペーンの進化を見る1つの有効な方法は、ブランドとインフルエンサーとの関係を見ることです。 1つのイベント、製品、または投稿に対してインフルエンサーを活用するという考え方は過去のものです。ブランドとインフルエンサーの「Always on (いつでも一緒)」の関係に、価値が増しています。
このモデルを通して成功を達成するために、ブランドとマーケティング担当者は、包括的な関係を構築するための時間と労力を費やす必要があります。これはより良い仕事関係になるばかりでなく、両者に利益をもたらす双方向の対話理解も成し遂げることにつながります。影響力のある人とその視聴者は、トレンドが成長していることをブランドに知らせることができ、またその製品に対するフィードバックを提供することができます。


インフルエンサーマーケティングのためのInstagram調査の導入に起因するこれらの進化をこれまで見てきましたが、この傾向はますます強まるでしょう。

3、ソーシャルプラットフォームは、インフルエンサーマーケティングの主戦場へ
元々インフルエンサーのマーケティングはブログで始まり、今もなおレパートリーの重要な一部であり続けていますが、ソーシャルプラットフォームは業界の更に大きな主流となりました。今年初めて、FacebookとInstagramはブランドとインフルエンサーに対して、スポンサーの投稿を特定して測定するツールを提供する一方、発信を増加するための広告枠を拡大して提供しています。
この業界の変化は結局、インフルエンサーの発信機会を増やすだけでなく、もっと良い商品やサービスのブランドを開発することにつながっていきます。将来的には、この傾向が拡大し、コンテンツの配信と拡散を収益化し、ワークフロー管理の技術を進化させ、インフルエンサーのマーケティングがより広義の広告予算から充当されていく可能性があります。

4、効率的な市場への進化
業界の成長にもかかわらず、今年は過去数年と同様に、多くのコラボレーションがインフルエンサーの上位1%に向けられています。小さくても同等に影響力のあるマイクロインフルエンサーは、多くの主要ブランドによって見過ごされ続けています。しかし、小規模な従業員がより個人的な接触をもたらすため、小規模のインフルエンサーの社会への露出度合は、有名人のインフルエンサーよりも結局高くなります。

業界でより多くの技術とツールが開発・導入されているのは、インフルエンサーマーケティングが真の効果的な市場になっていることへの証拠にほかなりません。ツールの開発により、ブランド、代理店、マーケティング担当者などの需要を供給が満たすようになります。

この市場効果は、インフルエンサーのマーケティング担当者がマーケターとブランドの予算を増やすために必要な道を切り開き、今後の業界でより多くのキャンペーンと健全なエコシステムにつながります。

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

とてつもなく励みになります
8

たくみ@ニューヨーク駐在

1987年生まれ、奈良県出身。2017年よりNew York近隣で仕事をしています。関心を持った英語記事の翻訳や、現地で見つけたユニークな店舗の紹介などをしています。
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。